2016/04/27
花階段の絵が消えた!「梨花洞(イファドン)壁画村」
路上美術館と呼ばれ、観光客にも人気の大学路の梨花洞(イファドン)壁画村。花階段や魚(鯉)階段の絵が消されたとの情報を聞き、確認しに行ってきました。最近、運動不足だから、家から大学路(テハンノ)まで歩こうかと思いましたが、行きはバスで帰りは徒歩で帰りました。久しぶりに歩いたら、めっちゃ疲れた。羽の壁画は残っています。

そして問題の魚階段。ああ、本当に消えている。この階段の鯉の絵がすごく好きだったんだけどな。以前の様子はこちら。→梨花洞(イファドン)壁画村

壁絵の上からグレーのペンキを塗って壁画が消されています。

花階段も確認。花階段ではなくなってしまった。

こちらもタイルの上からグレーのペンキで塗りつぶされています。

壁画が描かれた後、観光客が増え過ぎたことで、不満を持った住民によって消されたようです。
梨花洞(イファドン)壁画村は、約10年前の2006年にソウル市が住民の生活環境改善事業「駱山(ナクサン)プロジェクト」の一環として、路地や階段などに壁画が描かれたことで生まれました。花階段は、2013年にモザイクタイルを貼り付けられたそうです。

現在、花階段周辺の壁には赤いスプレーで反対スローガンの文字が書かれています。





兵庫県で韓国語教室をされているとるめんいさんが、住民の訴えを翻訳してくれました。→韓国語教室とるめんい川西