2021/04/02
ソウルの都心で登山「仁王山(インワンサン)」
昨日は、初めて仁王山(インワンサン)に登りました。午前11時半、地下鉄3号線独立門(トンニンムン)駅で先輩と待ち合わせ。まずは西大門独立公園から「鞍山チャラッキル」へ。当初、標高295mの鞍山(アンサン)に登る予定でした。去年は無かった新しい遊歩道が設置されています。遊歩道の上から西大門刑務所の一部を見ることができます。


「屍躯門(シグムン)」は、刑務所で処刑された後の遺体を刑務所の外の共同墓地に運ぶための秘密通路。日本政府による蛮行を隠蔽するため入口が塞がれたが、1992年、独立公園を造成する際に入口から40m間が復元された。

「鞍山チャラッキル」は、山裾を一周できる距離7kmの遊歩道で所要時間はおよそ2時間の散歩コース。


秋にも鞍山(アンサン)の山頂296mに登ったことがあるので、今回は予定変更して、鞍山のすぐ隣に見える仁王山(インワンサン)の山頂を目指すことにしました。

鞍山と仁王山の麓に「ムアクジェハヌルタリ(무악재 하늘다리)」という橋が掛かっていて、直接ハイキングコースが繋がっています。

ケナリ(朝鮮レンギョウ)が咲き乱れています。朝鮮レンギョウの名の通り、韓国の春を代表する花です。

「へゴルバウィ(骸骨岩)」と書いてある看板を見ましたが、この岩がそうなのでしょうか?

前方に見える岩には登れません。

岩山です。

こちらの岩には仏様が掘られています。

昔、ソウルの城郭が北岳山(プガクサン)を基点に仁王山(インワンサン)、駱山(ナクサン)、南山(ナムサン)の尾根づたいに築かれ、現在も昔の城壁が比較的原形のまま保存されています。

遊歩道として整備されている城郭沿いを歩きます。

サラリーマン達の姿も見えます。

山頂に到着したと思ったら、前方に見えるのが本当の山頂でした。

山頂付近は険しい岩場が多いですが、階段や手すりが設置されています。


ちょうど午後1時に山頂に到着!午前11時半に待ち合わせて歩き始めたので、山頂までの所要時間は約1時間半でした。

仁王山の山頂は標高228.2m。ソウル盆地を囲む4つの山(北岳山、南山、駱山、仁王山)のうち、最も高い山は景福宮の北側にある北岳山で高さ342m。近いうちに北岳山にも登ってみたい。

動きにくいパンツを穿いて来てしまって後悔。脚が疲れました。

午後2時前に下山。往復約2時間半所要。ベトナム料理を食べに行きました。
