ジャイナ教の聖地で裸でご飯を食べる彼

ハンピを朝出発し、バスで約30分のホスペットへ。

バス停近くで食べた朝ご飯が安くておいしかった。パローとコッパマン、2品で30ルピー。

ハンピからバスを乗り継ぎ約12時間、ジャイナ教の聖地シュラヴァナベルゴラに到着。

すでに日が暮れて町の様子は分からず、とりあえず寝る。

宿泊は巡礼者の宿ダラムシャラ。広々としたダブルベッドルームが1泊185ルピーと格安でした。

ちなみにベッドの無い部屋だと110ルピーでマットは5ルピーで貸してもらえるらしい。蚊が多かった…

翌朝起きて外に出て見えるのが道路を挟んで「ヴィンディヤギリ」と「チャンドラギリ」という岩山。

山の上に大きな像が見える「ヴィンディヤギリ」に登ってみます。

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山の上には大きな石像がそびえていました。

石像は高さが約18m、一枚岩の石像としては世界最大といわれています。

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1000年以上も前にジャイナ教の2代目ゴマテーシュワラという人をモデルに作られたそうです。

非常に状態が良く、作られてから1000年以上も経っているようには見えません。

裸なのはジャイナ教の教えである「無所有」を表していて、

何年も立ったまま瞑想をした為、体には蔓が巻きついています。

【ジャイナ教とは】
ジャイナ教の主な5つの教え
①生きものを傷つけないこと(アヒンサー)
②嘘をつかないこと
③他人のものを盗らないこと
④性的行為を行わないこと
⑤物を所有しないこと(無所有)

信者はインドの人口の約0.5%。
裸の宗派と白い服を着る宗派がある。
空気中の小さな生物も殺さないようにマスクをする宗派もある。
座る時に生物を踏まないようにほうきで払う。
地中の生物の殺生を防ぐために農耕は行わない。漁業も当然行わない。
植物の殺生に繋がるため根菜類は食べない。
暗い時は光につられて入った虫を殺してしまう可能性があるので、食事は明るい内に済ませる。

ジャイナ教とは、このようなかなりストイックな宗教なんです。

大きな石像の前で裸の僧に会えるという情報を聞いていたので、待っていると…

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手にクジャクの羽のほうきと真鍮製のやかんを持った裸の彼が現れました。

信者たちは彼のことをマラジュと呼んでいます。

大きな仏像の前で1時間位かけて祈りを捧げます。

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凄い・・・
神聖な雰囲気です。
毎日裸で階段を登って来て、このように祈ってるんだ。

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あれ??

さっきから片手に持っている小さなポーチ、無所有って聞いてたけど…?

そのポーチからまさかの携帯電話!!!

平然と通話し始める僧侶。
他の信者も見てるけど大丈夫??
無所有じゃ無いのばれるよ((((;゚Д゚)))))))

そして?!

その携帯電話を私に渡す?

写真を撮れと?!

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頼まれたからには、儀式の様子を一生懸命撮影しました。

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マラジュの携帯で…

私のカメラではなく、画像の悪いインドの携帯カメラで…

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いやーびっくりでしたー!携帯持ってるんですね〜^^

祈りが終わると、マラジュが住んでいるところを見せてくれると言うので、一緒に階段を降りました。

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まずは、食事風景を見せてもらいます。

食事専用の建物があり、4~5人の女性が食事の準備などをしており、2人の女性が食事をしていました。女性は裸ではありませんね。

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女性は座って食べます。1人の食事にもう1人が手伝いをしていました。生き物を食べてしまわないように、管理するためのようです。

男性は食事は立ったままで、食器を使いません。両手のひらを皿のようにして差し出すと、手伝いの女性が手のひらに食べ物を少しずつ乗せます。中に生き物が混ざっていないか、よく確認してから食べているようです。

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飲み物も手のひらをコップにして飲みます。手から物がこぼれるので、下に桶を置いて貯めます。

おかずの種類も食事の量も結構多くて、食事の時間は1時間位はかかっていたと思います。途中までは夢中で写真を撮っていたのですが、なかなか終わらないので途中からはもう適当に観察していました。

不思議な光景に色々な疑問が頭をぐるぐる…なんで立ったまま食べるの?食器は使わないの?落ちた食べ物はどうするの?誰か知ってたら教えて下さい。

食後には部屋も見せてもらいました。マラジュはフェイスブックアカウントも持っていて、アドレス交換しました。違和感感じるけど、仕方ないですよね~この現代だから。

【移動情報】
ハンピ→ホスペット バス約30分12Rs
ホスペット→シモガ バス約6時間164Rs
シモガ→CRパトナ バス約4時間129Rs
CRパトナ→シュラヴァナベルゴラ オートリクシャ約30分10Rs

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プロフィール

miki

名前 : miki

好きなもの:旅行、古いもの、ハンドメイド、節約、変なもの、おいしいもの、市場

タイ・バンコクの安宿で出会った9歳年下貧乏韓国人ゴンさん(Park Kunwoo)とスピード結婚。結婚当時は夫婦共に無職、夫の全財産は約2万円でした。

2004年〜初めてのタイバックパック旅行でタイにはまり、東南アジアを中心に一人旅をするように。

2009年12月〜バンコクの安宿で、日本語ペラペラ9才年下の韓国人ゴンさんに出会い一目惚れ。プロポーズされ、約2週間交際。

2010年3月〜3ヶ月ぶりにゴンさんに会うため韓国へ。韓国で約3週間交際。35歳の誕生日に籍を入れることを目標に、2人で日本へ。

2010年4月〜日本に帰国した翌日、家族全員に紹介しないまま入籍。愛知県一宮で新婚生活がスタート。

2010年9月〜台湾、スリランカ、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、タイ、ラオス、中国などの国々を夫婦で放浪。その後しばらく別居。

2011年12月〜ゴンさんはインドでガイドとして働くことになりインドへ。私も後からインドへ。

2012年3月〜ゴンさんが痔になり、急遽タイの病院へ。しばらくタイで静養生活。

2012年4月〜ゴンさんは韓国、私は日本へそれぞれ帰国し、しばらく別居生活。

2012年6月〜ゴンさんがソウルで勝手に物件契約。仕方なくアジアン雑貨店「南山アソーク」をオープン。

2012年12月〜南山アソーク閉店。夫婦でインド旅行。

2013年3月〜ゴンさんはニュージーランドへ。約半年間の別居生活。

2013年9月〜ついに韓国で部屋を借り定住。家賃は月23万ウォン。

2014年3月〜私達夫婦の出会いから結婚、放浪、貧乏生活などのエピソードが書籍に。韓国のソダン出版よりPark Kunwoo著「글로벌거지부부(グローバル乞食夫婦)」出版。

2014年6月〜ソウルに残るタルトンネ(貧民街)に引っ越し。家賃不要のチョンセ物件でのんびりとした生活が始まる。

2014年12月〜ソウルの寒さから逃れるため、約3ヶ月間、夫婦で台湾徒歩一周。

2015年3月〜Park Kunwoo著「글로벌거지부부」翻訳版が台湾で出版される。

2015年5月〜ゴンさんが韓国の大手旅行会社で添乗員として働きはじめ、貧乏脱出。

2016年5月〜ゴンさんは自由に生きることを選択、大手旅行会社を辞める。

2016年9月〜ゴンさんは添乗員、私はツアー客としてスペインサンティアゴ巡礼ツアーに参加。フランスのサン・ジャン・ピエド・ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの約800kmの巡礼路を踏破。

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