2016/11/29
石窟庵(ソックラム)
私はすでに日本に帰国、ゴンさんも台湾に住み始め、昨日語学学校のレベル分けテストを受け、今日から中級の授業が始まったとのことです。韓国に1人でいると、家にこもり誰とも口を聞かないまま何日間も過ごすことが多いので精神的にまいってしまいますが、日本にいると、家族もいるし、やることも多いので、ゴンさんのことも気にならず楽しく過ごせています。
慶州ツアーからすでに1週間経過していますが、慶州ツアーのブログが続いています。すみません。
慶州ツアー2日目は、世界遺産の石窟庵(ソックラム)と仏国寺(プルグクサ)を観光。慶州を代表する観光地です。どちらも以前ゴンさんと一緒に来たことがあります。
まずは仏国寺より少し山の上にある石窟庵へ。

自分では朝一で来ることはまず無いので、強制的に連れて来られるのは非常にありがたい。朝早いので、まだ人もまばら。



駐車場から10分ほど歩いて行きます。ここは、以前来た時は夏だったにも関わらず寒かったし、この日もこの道を歩いている時は特にひんやりした空気を感じました。

高い位置にあるのが石窟庵。お堂は後から建てられたもので、発見当時の姿とは大きく変わってしまっています。

この湧き水は、石窟庵の地下水から来ているそうです。

20世紀初頭、郵便配達員が偶然洞窟内の仏像を発見。日本統治時代の1913年~1915年に大規模な修復工事が行われたが、補修後に雨漏りが見つかり、セメントで補修をした結果、換気が難しくなり、窟と仏像が湿気に侵されるなど問題が発生。また正確な修復工事が行われず、石材が余ってしまったとのことです。うまくいかなかったのは日本のせいと言われている気がして、もやもやした気持ちになります。

うまく組み立てることができず余ってしまった石材。

現在は窟内部を空調で保護するため、窟に接する廊下部分はガラス窓で密閉され、内部は撮影禁止になっています。ブッダの誕生日の日に限って開放されるとか。完全な元の姿を見てみたいものです。