2018/02/28
ベルール「チェナケーシャヴァ寺院(Chennakeshava Temple)」
ハレービードからバスでベルールへ。バス代は50ルピー。所要時間約50分。ベルールには、ハーレビードと並ぶホイサラ様式で代表的な「チェナケーシャヴァ寺院(Chennakeshava Temple)」がある。

ベルールのバスターミナルを背にして右へ道なりに歩いて行くと正面に黄色いゴープラム(塔門)が見える。この寺院を目指して歩いて来る巡礼者たちも大勢いるようだ。



ゴープラム手前で靴を脱ぎ寺院境内へ。ここも入場料は無料。ハレービードにしてもベルールにしても世界遺産級の寺院に無料で入場できるというのが素晴らしい!



ホイサラ朝の王ヴィシュヌヴァルダナが隣国チョーラ王朝との戦いに勝った戦勝記念として1173年に建てられた寺院で、本尊は女性の姿をしたヴィシュヌ神。現在も生きている(使われている)寺院と言われる。
星型の基壇をもつホイサラ様式のヒンズー教寺院の傑作として知られる。
寺院内部の装飾が凄い!柱の1本1本のデザインが異なり、特に1本の柱には手の込んだ彫刻が施されている。




天井の彫刻も細かい。下からライトで照らしてくれるので、その間に写真を撮ったところ、ライト代として30ルピーを徴収された。

そして、ここでも外壁にはびっしりとおびただしい数の彫刻が並ぶ。





ひさしの下には女神の彫刻が並んでおり、東入口の左上にある 「鏡を見る美女」と名付けられた彫刻が特に有名。

他の女神像もそれぞれ躍動感に溢れ、見応えあり。






写真撮り過ぎて何が何かよく分からなくなってしまった。
今の季節がスイカの旬なのか、この辺りがスイカの名産地なのか?スイカを売る屋台が多い。

バスターミナルの近くのスイカ屋台で食べたスイカは量が多いしおいしい。1カット10ルピー。

ベルールバスターミナルからハッサン行きのバスは頻繁に出ている。ハッサンまでのバス代80ルピー。所要時間約1時間。私の乗ったバスはバンガロール行きでハッサンニューバススタンドまで行ったが、途中ハッサンオールドバススタンドに近い交差点で降りることもできる。
ハッサンへのバスの窓からは、ベルール・ロードを大勢の巡礼者たちがベルールに向かって歩いているのが見えた。昔ながらの巡礼路なんだろうか?この通りには集落も少なく、歩くのは厳しそうだ。