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【釜山1人旅】凡一洞「イ・ジュンソプ通り」

有名なテジクッパの食堂「ハルメクッパ」前の通りに「イ・ジュンソプコリ」の案内があったので、矢印の方向へ行ってみることに。



イ・ジュンソプ氏については、それまであまり知らなかったのだが、気になって調べてみた。

李仲燮(イ・ジュンソプ、1916~1956)は、韓国では学校の教科書に作品や伝記が登場するほど有名な国民的画家。東京で美術を学び、その時に知り合った日本女性、山本方子(まさこ)さんと終戦直前に朝鮮北部元山(ウォンサン)で結婚。1950年、朝鮮戦争が起こり釜山へ避難。さらに家族4人で済州島に渡るも、1952年、貧困から体調を崩した妻と子供は日本人送還船で日本へ。当時は日韓の正式国交がなかったため行き来も叶わず、イ・ジュンソプは愛する家族と生き別れのまま1956年に39歳の若さで生涯を終える。



ある位置から見た時だけ絵が浮かび上がる階段。絵はイ・ジュンソプ氏?



階段途中の広場には、イ・ジュンソプ氏の作品を描いたタイルや牛のオブジェが展示されている。





イ・ジュンソプ氏が愛する妻と子に送った手紙の展示物もある。家族のことをいつも考えていたんだなぁ…私も夫から手紙もらいたいな。私も手紙なんて書かないからもらえるわけないか?







階段脇に建っているボロ小屋が、イ・ジュンソプ氏が住んでいた家なのかな?案内板があったと思うが、よくわからなかった。



まだまだ階段は上に続いている。展示物を見ながらゆっくり階段を登るので、全く疲れない。



階段を登り切ると道路に出た。



道路脇のイ・ジュンソプ展望台からの風景。甘川文化村のような釜山らしい風景だ。



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プロフィール

miki

名前 : miki

好きなもの:旅行、古いもの、ハンドメイド、節約、変なもの、おいしいもの、市場

タイ・バンコクの安宿で出会った9歳年下貧乏韓国人ゴンさん(Park Kunwoo)とスピード結婚。結婚当時は夫婦共に無職、夫の全財産は約2万円でした。

2004年〜初めてのタイバックパック旅行でタイにはまり、東南アジアを中心に一人旅をするように。

2009年12月〜バンコクの安宿で、日本語ペラペラ9才年下の韓国人ゴンさんに出会い一目惚れ。プロポーズされ、約2週間交際。

2010年3月〜3ヶ月ぶりにゴンさんに会うため韓国へ。韓国で約3週間交際。35歳の誕生日に籍を入れることを目標に、2人で日本へ。

2010年4月〜日本に帰国した翌日、家族全員に紹介しないまま入籍。愛知県一宮で新婚生活がスタート。

2010年9月〜台湾、スリランカ、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、タイ、ラオス、中国などの国々を夫婦で放浪。その後しばらく別居。

2011年12月〜ゴンさんはインドでガイドとして働くことになりインドへ。私も後からインドへ。

2012年3月〜ゴンさんが痔になり、急遽タイの病院へ。しばらくタイで静養生活。

2012年4月〜ゴンさんは韓国、私は日本へそれぞれ帰国し、しばらく別居生活。

2012年6月〜ゴンさんがソウルで勝手に物件契約。仕方なくアジアン雑貨店「南山アソーク」をオープン。

2012年12月〜南山アソーク閉店。夫婦でインド旅行。

2013年3月〜ゴンさんはニュージーランドへ。約半年間の別居生活。

2013年9月〜ついに韓国で部屋を借り定住。家賃は月23万ウォン。

2014年3月〜私達夫婦の出会いから結婚、放浪、貧乏生活などのエピソードが書籍に。韓国ソダム出版よりPark Kunwoo著「글로벌거지부부(グローバル乞食夫婦)」出版。

2014年6月〜ソウルに残るタルトンネ(貧民街)に引っ越し。家賃不要のチョンセ物件でのんびりとした生活が始まる。

2014年12月〜ソウルの寒さから逃れるため、約3ヶ月間、夫婦で台湾徒歩一周。

2015年3月〜Park Kunwoo著「글로벌거지부부」翻訳版が台湾で出版される。

2015年5月〜ゴンさんが韓国の大手旅行会社で添乗員として働きはじめ、貧乏脱出。

2016年5月〜ゴンさんは自由に生きることを選択、大手旅行会社を辞める。

2016年9月〜ゴンさんは添乗員、私はツアー客としてスペインサンティアゴ巡礼ツアーに参加。フランスのサン・ジャン・ピエド・ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの約800kmの巡礼路を踏破。

2019年4月〜韓国ソダム出版からゴンさん(박건우)の新刊「느리게 천천히 가도 괜찮아」出版。タイトルの日本語訳は「のんびりゆっくり行っても大丈夫」です。私たち日韓貧乏夫婦の台湾一周徒歩旅行記(韓国語版)です。

2019年11月〜YouTube配信中!




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