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ベトナムでの社会隔離生活

ベトナムでは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策として、4月1日から全国で15日間の社会的隔離措置をとっていましたが、ハノイ市とホーチミン市を含む28省・市に対しては4月22日まで延長されています。

ハノイでは少なくとも4月22日までの21日間「社会隔離」は継続。22日まで感染者が増えなければ、23日からは段階的に制限は緩くなるようです。

私たちももちろん社会隔離中。外出するのは、3日に1度程度の食料品の買い出しの時だけです。住んでいるマンション内にスーパーマーケットがあり、混雑することもなく、買い占めもないので安心しています。

外食もできないので、家で食事を楽しもうと頑張って自炊をしています。が、私はやっぱり料理することが好きとは思えません。掃除と洗濯は嫌いじゃない。一応フードデリバリーは可能。

【社会的隔離措置の主な内容】
・全ての国民(外国人も)は自宅待機。
・食料、食品、薬品の調達や救急の目的、必需品、必需サービスを生産・提供する企業・工場で働く目的、及びその他の緊急の場合等、本当に必要な場合に限り外出すること。
・接触する際2メートル以上の間隔を保つ。会社、学校、病院の外部や公共の場所において3人以上で集まらない。
・原則公共交通手段による旅客運搬を停止。

社会的隔離措置の実施以降、新規感染者が減少傾向にあり、2020年4月20日(月)現在、累計感染者数は268人、新規感染者は4日間連続0人、感染者268人中214人が快復し、54人が治療中、死者0人!マジで凄いです!

ベトナムの新型コロナ対策は徹底しています。初期段階で韓国と中国からの入国を禁止。感染者が出た地区では、地区単位でロックダウン。感染者が出たマンションでは、その建物の全住民が完全外出禁止。他にも細かな対策がされています。

マスクをせずに外出した場合は罰金30万ドン(約1,500円)、コロナに感染していることを意図的に隠した場合罰金200万ドン(約9,500円)。使用済みマスクのポイ捨て罰金700万ドン(約3万2000円)という厳しい規則もあり。

そしてベトナム国民が協力的です。もしかしたら文句を言っている人がいるかも知れません。でもそんな様子は感じられません。

収入を断たれ困っている人々を助けるための対策として、ベトナム各地に無料で米を配給するための米ATMが設置されているそうです。

あとは国民の食糧確保のために、米の輸出をストップしたり。

ベトナム政府から日本に、医療用マスク5万枚と日本円にして1千万円相当の医療物資を寄贈していただきました。マスクや医療物資は今後日本に送られるそうです。

ベトナム、素晴らしいと思います。

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プロフィール

miki

名前 : miki

好きなもの:旅行、古いもの、ハンドメイド、節約、変なもの、おいしいもの、市場

タイ・バンコクの安宿で出会った9歳年下貧乏韓国人ゴンさん(Park Kunwoo)とスピード結婚。結婚当時は夫婦共に無職、夫の全財産は約2万円でした。

2004年〜初めてのタイバックパック旅行でタイにはまり、東南アジアを中心に一人旅をするように。

2009年12月〜バンコクの安宿で、日本語ペラペラ9才年下の韓国人ゴンさんに出会い一目惚れ。プロポーズされ、約2週間交際。

2010年3月〜3ヶ月ぶりにゴンさんに会うため韓国へ。韓国で約3週間交際。35歳の誕生日に籍を入れることを目標に、2人で日本へ。

2010年4月〜日本に帰国した翌日、家族全員に紹介しないまま入籍。愛知県一宮で新婚生活がスタート。

2010年9月〜台湾、スリランカ、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、タイ、ラオス、中国などの国々を夫婦で放浪。その後しばらく別居。

2011年12月〜ゴンさんはインドでガイドとして働くことになりインドへ。私も後からインドへ。

2012年3月〜ゴンさんが痔になり、急遽タイの病院へ。しばらくタイで静養生活。

2012年4月〜ゴンさんは韓国、私は日本へそれぞれ帰国し、しばらく別居生活。

2012年6月〜ゴンさんがソウルで勝手に物件契約。仕方なくアジアン雑貨店「南山アソーク」をオープン。

2012年12月〜南山アソーク閉店。夫婦でインド旅行。

2013年3月〜ゴンさんはニュージーランドへ。約半年間の別居生活。

2013年9月〜ついに韓国で部屋を借り定住。家賃は月23万ウォン。

2014年3月〜私達夫婦の出会いから結婚、放浪、貧乏生活などのエピソードが書籍に。韓国ソダム出版よりPark Kunwoo著「글로벌거지부부(グローバル乞食夫婦)」出版。

2014年6月〜ソウルに残るタルトンネ(貧民街)に引っ越し。家賃不要のチョンセ物件でのんびりとした生活が始まる。

2014年12月〜ソウルの寒さから逃れるため、約3ヶ月間、夫婦で台湾徒歩一周。

2015年3月〜Park Kunwoo著「글로벌거지부부」翻訳版が台湾で出版される。

2015年5月〜ゴンさんが韓国の大手旅行会社で添乗員として働きはじめ、貧乏脱出。

2016年5月〜ゴンさんは自由に生きることを選択、大手旅行会社を辞める。

2016年9月〜ゴンさんは添乗員、私はツアー客としてスペインサンティアゴ巡礼ツアーに参加。フランスのサン・ジャン・ピエド・ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの約800kmの巡礼路を踏破。

2019年4月〜韓国ソダム出版からゴンさん(박건우)の新刊「느리게 천천히 가도 괜찮아」出版。タイトルの日本語訳は「のんびりゆっくり行っても大丈夫」です。私たち日韓貧乏夫婦の台湾一周徒歩旅行記(韓国語版)です。

2019年11月〜YouTube配信中!




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