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花階段の絵が消えた!「梨花洞(イファドン)壁画村」

路上美術館と呼ばれ、観光客にも人気の大学路の梨花洞(イファドン)壁画村。花階段や魚(鯉)階段の絵が消されたとの情報を聞き、確認しに行ってきました。最近、運動不足だから、家から大学路(テハンノ)まで歩こうかと思いましたが、行きはバスで帰りは徒歩で帰りました。久しぶりに歩いたら、めっちゃ疲れた。

羽の壁画は残っています。



そして問題の魚階段。ああ、本当に消えている。この階段の鯉の絵がすごく好きだったんだけどな。以前の様子はこちら。→梨花洞(イファドン)壁画村



壁絵の上からグレーのペンキを塗って壁画が消されています。



花階段も確認。花階段ではなくなってしまった。



こちらもタイルの上からグレーのペンキで塗りつぶされています。



壁画が描かれた後、観光客が増え過ぎたことで、不満を持った住民によって消されたようです。

梨花洞(イファドン)壁画村は、約10年前の2006年にソウル市が住民の生活環境改善事業「駱山(ナクサン)プロジェクト」の一環として、路地や階段などに壁画が描かれたことで生まれました。花階段は、2013年にモザイクタイルを貼り付けられたそうです。



現在、花階段周辺の壁には赤いスプレーで反対スローガンの文字が書かれています。











兵庫県で韓国語教室をされているとるめんいさんが、住民の訴えを翻訳してくれました。→韓国語教室とるめんい川西

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コメント

これはすごいですね

検索すると130世帯中20世帯が反対していて賛成派の人たちは当惑しているということです。こういった行動に出るのはかなりお怒りですね。写真の「訴え文」を拡大して読めないのが残念。左の「案内文」には再び描くことはやめてくれと書いてます。

Re: これはすごいですね

tolmengiさんとも一緒に歩いた思い出の場所なのに、さみしいですね。他の絵は消しても、あの階段だけは消して欲しくなかった!もっと良い解決方法があったら良かったのに。
周辺住民のうち20人が反対していたんですね。よっぽど迷惑なことがあったのかもしれないですね。

坂が多いですね!

韓国の都心部は坂が多いですね!韓国映画や韓国ドラマみていてもソウルなどは坂が多いイメージがありますが、こういう環境で都心部で自転車を持っている家庭って、韓国では富裕層に属するのでしょうか?

Re: 坂が多いですね!

韓国は坂だらけですね。移動手段として自転車を使われる方はほとんどいないと思いますが、運動や趣味でサイクリングコースを走るための自転車は一部には人気があるみたいです。ママチャリや電動自転車ではなく、格好良いスポーツ自転車が普及しています。

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No title

観光客による迷惑より、再開発が中止になったのに何の補償もしてくれず規制ばかりする国や行政に対して怒っているみたいですね。話し合いが決裂したみたい。

Re: No title

tolmengiさん、なるほど!そういうことでしたか。
確かに、周辺住民で商売などしていない人にとっては、ソウル市に観光材料として利用され何の恩恵も受けられないということで、行動に出たのかもしれないですね!しかし、やり過ぎな気もしますが。

難しい問題ですね、、、

はじめまして☆
かぽんともうします☆
この活動がおなわれるまでの経緯が
貧困の街、治安が悪い、暗い
↓↓↓
綺麗にすれば、人も来る、人が見に来たら治安が向上するし、明るい街になる

実際かなりの効果があったらしいですが、、、住んでる人からすれは、その貧困の街に住んでる人間であることをみられるだけじゃなく、、、観光客でさわがしかったり、、、自分の家をパシャパシャ写真撮られたり、、、嫌かも知れませんね、、、

でも、暗い街でありつづけるのも、、、(T_T)

ランキングでみたんですが、明和の方なんですね!びっくりしました!私小俣です(♡´艸`)今はヨクサムにいます(♡´艸`)

Re: 難しい問題ですね、、、

かぽんさん、初めまして。コメントありがとうございます。
小俣ってめちゃくちゃご近所さんじゃないですか!現在韓国にお住まいなのですね。勝手に親近感が湧いてしまっています。
韓国各地のタルトンネでは街の活性化などと言って、壁画村化が進んでいますが、一箇所で問題が起きると、これから他の壁画村でも同じような騒ぎになるかもしれませんね。
住民の訴えを翻訳していただきましたので、ブログ本文に付け加えておきます。

私もです

親近感わいて、コメントしてしまいました.+*:゚+。.☆
親近感というか、ほんと、近所すぎでびっくり!
明和にある韓国料理店に日本にいるときはよくいってましたよ(♡´艸`)(あれ?玉城かな?、明和かな?)
もちろん、明ジャはしょっちゅういってました☆

この問題について、韓国で学校かよっていたときに、ディベートしたことがあります。韓国には、貧困や、暗いまちを、悪くいえば見世物にして改善するとこがあるみたいです。一年ほど前話題になったのは、ソウル郊外の韓国の中でトップクラスに貧困のまちです。その街ですむ体験を外国人や、韓国の子供たちに数日寝泊りさせて、体験してもらうという政策をするって公表されたんです。こんだけ、進んできた韓国にも未だこんなまちがあるってこと、問題視しないといけないくらいの貧困をわかっもらう、お金をもうける方法になるという名目だったとおもいますが、それも住んでる人からしたら、ありがた迷惑ですよね、、、好きでその街に住んでるわけじゃないのに、、、見世物にされて、、、その制作は反対運動により打ち切りなりましたが、韓国人もそのまちを知っているけど今までそこまで注目してなかったのに、この、ニュースのせいで、見物客がふえて、ボロボロの家の写真をとったりする人や、外国人がふえて問題になってました。プライバシーの侵害にかかわると、、、この見世物お泊り体験は本当論外な政策ですけど、、、
街の活性とすむ人たちの気持ちに寄り添う問題は本来いっしょのところになけれはまならないのに、、、難しい問題ですね。
なかながすみません

Re: 私もです

Capongさんとかぽんさん、同一人物で間違いないですよね?
私も明ジャはよく行きます。というか、明ジャくらいしかない…あと明和の旧道沿いのテナントに入っている韓国料理屋さんは1回だけ行きました。友人が行きつけです。
それからタルトンネについてなんですが、実は私もタルトンネが大好きなんです。なんだろう、あの懐かしい雰囲気。全然貧乏で恥ずかしいなんて思って見ていません。だから風景を写真に収めたいし、その私が素敵と感じる風景を人にも見せたい。それに残って欲しいと思っています。
実は最近撮ったタルトンネの風景をブログにしようと思ったけど、判断難しいです。
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プロフィール

miki

名前 : miki

好きなもの:旅行、古いもの、ハンドメイド、節約、変なもの、おいしいもの、市場

タイ・バンコクの安宿で出会った9歳年下貧乏韓国人ゴンさん(Park Kunwoo)とスピード結婚。結婚当時は夫婦共に無職、夫の全財産は約2万円でした。

2004年〜初めてのタイバックパック旅行でタイにはまり、東南アジアを中心に一人旅をするように。

2009年12月〜バンコクの安宿で、日本語ペラペラ9才年下の韓国人ゴンさんに出会い一目惚れ。プロポーズされ、約2週間交際。

2010年3月〜3ヶ月ぶりにゴンさんに会うため韓国へ。韓国で約3週間交際。35歳の誕生日に籍を入れることを目標に、2人で日本へ。

2010年4月〜日本に帰国した翌日、家族全員に紹介しないまま入籍。愛知県一宮で新婚生活がスタート。

2010年9月〜台湾、スリランカ、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、タイ、ラオス、中国などの国々を夫婦で放浪。その後しばらく別居。

2011年12月〜ゴンさんはインドでガイドとして働くことになりインドへ。私も後からインドへ。

2012年3月〜ゴンさんが痔になり、急遽タイの病院へ。しばらくタイで静養生活。

2012年4月〜ゴンさんは韓国、私は日本へそれぞれ帰国し、しばらく別居生活。

2012年6月〜ゴンさんがソウルで勝手に物件契約。仕方なくアジアン雑貨店「南山アソーク」をオープン。

2012年12月〜南山アソーク閉店。夫婦でインド旅行。

2013年3月〜ゴンさんはニュージーランドへ。約半年間の別居生活。

2013年9月〜ついに韓国で部屋を借り定住。家賃は月23万ウォン。

2014年3月〜私達夫婦の出会いから結婚、放浪、貧乏生活などのエピソードが書籍に。韓国ソダム出版よりPark Kunwoo著「글로벌거지부부(グローバル乞食夫婦)」出版。

2014年6月〜ソウルに残るタルトンネ(貧民街)に引っ越し。家賃不要のチョンセ物件でのんびりとした生活が始まる。

2014年12月〜ソウルの寒さから逃れるため、約3ヶ月間、夫婦で台湾徒歩一周。

2015年3月〜Park Kunwoo著「글로벌거지부부」翻訳版が台湾で出版される。

2015年5月〜ゴンさんが韓国の大手旅行会社で添乗員として働きはじめ、貧乏脱出。

2016年5月〜ゴンさんは自由に生きることを選択、大手旅行会社を辞める。

2016年9月〜ゴンさんは添乗員、私はツアー客としてスペインサンティアゴ巡礼ツアーに参加。フランスのサン・ジャン・ピエド・ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの約800kmの巡礼路を踏破。

2019年4月〜韓国ソダム出版からゴンさん(박건우)の新刊「느리게 천천히 가도 괜찮아」出版。タイトルの日本語訳は「のんびりゆっくり行っても大丈夫」です。私たち日韓貧乏夫婦の台湾一周徒歩旅行記(韓国語版)です。

2019年11月〜YouTube配信中!




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