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毎月最終水曜日「文化のある日」は入場無料!世界遺産「朝鮮王陵」貞陵(チョンヌン)

毎月最週水曜日「文化のある日」だったので、我が家から徒歩30分ほどの場所ですが、まだ行ったことのなかった貞陵(チョンヌン)に行ってみました。通常1,000ウォンの入場料が、毎月最終水曜日は無料です。

「文化のある日」には、景福宮(キョンボックン)、昌徳宮(チャンドックン)、徳寿宮(トクスグン)、昌慶宮(チャンギョングン)、宗廟(チョンミョ)、朝鮮王陵が無料開放、博物館や美術館などの様々な施設で入場料割引などがあるので、活用しましょう!→문화가 있는 날

朝鮮王陵とは、朝鮮時代(1392~1910)の王室の墓を指します。朝鮮王陵40基がユネスコ世界遺産として登録されており、貞陵は、その朝鮮王陵40基のうちの1つ。



貞陵は、朝鮮を建国した太祖(テジョ)の第2夫人である神徳(シンドク)王后を祀った墓です。

紅箭門(ホンサルムン)という韓国版の鳥居は、聖域との境界を意味します。日本の鳥居とよく似ています。参道の先には丁字閣がありますが、貞陵は一般的な王陵とは異なり、紅箭門(ホンサルムン)から丁字閣までの参道がL字型に曲がっています。通常は入口から陵が見えるように参道はまっすぐ作られているのに対し、貞陵の入口からは陵の様子を見ることができません。参道の左側は神が通るための道で少し高く、右側の低い道は王が通る道だそうです。



太祖は第2夫人を溺愛しており、第1夫人の息子ではなく第2夫人の息子に王位を継がせようとしました。太祖の第1夫人の息子太宗(テジョン)がそれに反発し、第2夫人の息子を殺害。太宗が王に即位すると、徳寿宮(トクスグン)の近く今の貞洞(チョンドン)にあった陵を現在の場所に移しました。他の陵に比べて小規模で簡素化されており、保存状態もよくなかったそうです。

朝鮮王陵のほとんどは、ソウル市とその近隣に分布しています。当時の都、漢陽(ハニャン)から10里(4km)~100里(40km)の間で、風水を考慮して陵の位置が決められました。神聖な空間であるため、周辺の山や地形を利用して他の施設と隔離しました。なお、世界遺産からは外されましたが北朝鮮の開城(ケソン)市にも2基の王陵があります。

王陵は、自然の地形を活かしを建てられており、非常にシンプル。



無料だったこともあり行ってみましたが、はっきり言っておもしろくもなんともない場所です。しかし、この場所、明らかに他とは空気が違います。日本の伊勢神宮と同じ空気です。パワースポットというやつでしょうか。

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プロフィール

miki

名前 : miki

好きなもの:旅行、古いもの、ハンドメイド、節約、変なもの、おいしいもの、市場

タイ・バンコクの安宿で出会った9歳年下貧乏韓国人ゴンさん(Park Kunwoo)とスピード結婚。結婚当時は夫婦共に無職、夫の全財産は約2万円でした。

2004年〜初めてのタイバックパック旅行でタイにはまり、東南アジアを中心に一人旅をするように。

2009年12月〜バンコクの安宿で、日本語ペラペラ9才年下の韓国人ゴンさんに出会い一目惚れ。プロポーズされ、約2週間交際。

2010年3月〜3ヶ月ぶりにゴンさんに会うため韓国へ。韓国で約3週間交際。35歳の誕生日に籍を入れることを目標に、2人で日本へ。

2010年4月〜日本に帰国した翌日、家族全員に紹介しないまま入籍。愛知県一宮で新婚生活がスタート。

2010年9月〜台湾、スリランカ、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、タイ、ラオス、中国などの国々を夫婦で放浪。その後しばらく別居。

2011年12月〜ゴンさんはインドでガイドとして働くことになりインドへ。私も後からインドへ。

2012年3月〜ゴンさんが痔になり、急遽タイの病院へ。しばらくタイで静養生活。

2012年4月〜ゴンさんは韓国、私は日本へそれぞれ帰国し、しばらく別居生活。

2012年6月〜ゴンさんがソウルで勝手に物件契約。仕方なくアジアン雑貨店「南山アソーク」をオープン。

2012年12月〜南山アソーク閉店。夫婦でインド旅行。

2013年3月〜ゴンさんはニュージーランドへ。約半年間の別居生活。

2013年9月〜ついに韓国で部屋を借り定住。家賃は月23万ウォン。

2014年3月〜私達夫婦の出会いから結婚、放浪、貧乏生活などのエピソードが書籍に。韓国ソダム出版よりPark Kunwoo著「글로벌거지부부(グローバル乞食夫婦)」出版。

2014年6月〜ソウルに残るタルトンネ(貧民街)に引っ越し。家賃不要のチョンセ物件でのんびりとした生活が始まる。

2014年12月〜ソウルの寒さから逃れるため、約3ヶ月間、夫婦で台湾徒歩一周。

2015年3月〜Park Kunwoo著「글로벌거지부부」翻訳版が台湾で出版される。

2015年5月〜ゴンさんが韓国の大手旅行会社で添乗員として働きはじめ、貧乏脱出。

2016年5月〜ゴンさんは自由に生きることを選択、大手旅行会社を辞める。

2016年9月〜ゴンさんは添乗員、私はツアー客としてスペインサンティアゴ巡礼ツアーに参加。フランスのサン・ジャン・ピエド・ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの約800kmの巡礼路を踏破。

2019年4月〜韓国ソダム出版からゴンさん(박건우)の新刊「느리게 천천히 가도 괜찮아」出版。タイトルの日本語訳は「のんびりゆっくり行っても大丈夫」です。私たち日韓貧乏夫婦の台湾一周徒歩旅行記(韓国語版)です。

2019年11月〜YouTube配信中!




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