2016/04/28
毎月最終水曜日「文化のある日」は入場無料!世界遺産「朝鮮王陵」貞陵(チョンヌン)
毎月最週水曜日「文化のある日」だったので、我が家から徒歩30分ほどの場所ですが、まだ行ったことのなかった貞陵(チョンヌン)に行ってみました。通常1,000ウォンの入場料が、毎月最終水曜日は無料です。「文化のある日」には、景福宮(キョンボックン)、昌徳宮(チャンドックン)、徳寿宮(トクスグン)、昌慶宮(チャンギョングン)、宗廟(チョンミョ)、朝鮮王陵が無料開放、博物館や美術館などの様々な施設で入場料割引などがあるので、活用しましょう!→문화가 있는 날
朝鮮王陵とは、朝鮮時代(1392~1910)の王室の墓を指します。朝鮮王陵40基がユネスコ世界遺産として登録されており、貞陵は、その朝鮮王陵40基のうちの1つ。

貞陵は、朝鮮を建国した太祖(テジョ)の第2夫人である神徳(シンドク)王后を祀った墓です。
紅箭門(ホンサルムン)という韓国版の鳥居は、聖域との境界を意味します。日本の鳥居とよく似ています。参道の先には丁字閣がありますが、貞陵は一般的な王陵とは異なり、紅箭門(ホンサルムン)から丁字閣までの参道がL字型に曲がっています。通常は入口から陵が見えるように参道はまっすぐ作られているのに対し、貞陵の入口からは陵の様子を見ることができません。参道の左側は神が通るための道で少し高く、右側の低い道は王が通る道だそうです。

太祖は第2夫人を溺愛しており、第1夫人の息子ではなく第2夫人の息子に王位を継がせようとしました。太祖の第1夫人の息子太宗(テジョン)がそれに反発し、第2夫人の息子を殺害。太宗が王に即位すると、徳寿宮(トクスグン)の近く今の貞洞(チョンドン)にあった陵を現在の場所に移しました。他の陵に比べて小規模で簡素化されており、保存状態もよくなかったそうです。
朝鮮王陵のほとんどは、ソウル市とその近隣に分布しています。当時の都、漢陽(ハニャン)から10里(4km)~100里(40km)の間で、風水を考慮して陵の位置が決められました。神聖な空間であるため、周辺の山や地形を利用して他の施設と隔離しました。なお、世界遺産からは外されましたが北朝鮮の開城(ケソン)市にも2基の王陵があります。
王陵は、自然の地形を活かしを建てられており、非常にシンプル。

無料だったこともあり行ってみましたが、はっきり言っておもしろくもなんともない場所です。しかし、この場所、明らかに他とは空気が違います。日本の伊勢神宮と同じ空気です。パワースポットというやつでしょうか。
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2016/04/29 14:31 by 編集