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災害体験テーマパーク「365セーフタウン」

江原道(カンウォンド)太白(テベク)市は、標高700~900mの高原地帯に位置するため、夏は涼しく、冬は寒さが厳しく、韓国では最も積雪量が多い地域だそうです。ソウルではとっくに散ってしまった桜が、4月末なのにまだ咲いています。



移動中のバスから、撤去された「太陽の末裔」ロケ地跡が見えました。たぶん山の中腹に見える砂利の下辺りだと思う。





「韓宝炭鉱跡」から「365セーフタウン」へのバス移動時に通った、岩を削って作られたトンネルです。隣にある岩のトンネルを流れる川も見えました。バス車内後方から振り返って撮った写真なので川が見えないのが残念。バスから降りてゆっくり眺めてみたい風景でした。ここは求門沼(クムンソ)観光地というようです。自然が美しいところです。



安全をテーマにした複合テーマパーク「365セーフタウン」に到着。楽しみながら、様々な災難を体験し、安全の重要性と対処方法を学習できるテーマパークです。



施設の規模の大きさにびっくり。



ここは「太陽の末裔」ロケ地ではないと思いますが、「太陽の末裔」ロケ地をアピールをしています。



まず、広い教室で心配蘇生法を教わりました。心肺停止状態の人がいたら、最初に救急車とAEDを近くにいる人に頼みます。



心臓マッサージのやり方です。倒れている人の胸の真ん中に手のかかとの部分を重ねてのせ、肘を伸ばしたまま真上から強く(胸が5cm以上程度沈むまで)押す。押した後には瞬時にその力を緩めますが、手の位置は元の位置からずれないようにします。これを1分間に100回以上の速さで繰り返し続けます。救急隊が来るまで続けないといけませんが、実際にやってみると意外に強い力が必要で長く続けるのは難しい。こういうのは普段から練習しておかないと、とっさにできることではない。



忘れないよう、時々練習しておこう。



AEDの使い方は、音声や画像で指示を出してくれるので、その指示に従って行動します。



山火事、地震、雪害、風水害、対テロの災害体験館があります。



地震体験館は、マグニチュード7クラスの大地震のシミュレーションを体験できる4Dアトラクション施設です。個人的な意見ですが、リアリティが感じられない映像クオリティにがっかり。大地震が起きて道路が崩壊しているのに、自分たちの乗っている車は倒れてくる建物や他の車の間をすごいスピードですり抜けて行く映像なんだよ。普通止まるでしょ。とにかく、地震の怖さは実感できなかった。



続いて水害体験館では、ボートのような形の席に座って映像を見ます。基本的には同じで、座席が動き、大画面に水害映像が映し出されるというもの。



山火事体験館も体験しました。ヘリコプターに乗って4D映像で山火事の様子を体験。本当にヘリコプターに乗ったように動くというもの。山火事の上空をヘリコプターで飛ぶので、熱も感じられるようになっています。3つ続けて体験したから少し頭がクラクラする。



こういうコンセプトのテーマパークは珍しいし、安全教育のためにも良いと思います。見学したのは施設のごく一部で他にも様々な体験ができるようです。しかし、私たち以外に訪れている人がほとんどいないというのが心配。







【세이프타운/365SAFETOWN】
住所:강원도 태백시 평화길 15
電話:033-550-3101

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プロフィール

miki

名前 : miki

好きなもの:旅行、古いもの、ハンドメイド、節約、変なもの、おいしいもの、市場

タイ・バンコクの安宿で出会った9歳年下貧乏韓国人ゴンさん(Park Kunwoo)とスピード結婚。結婚当時は夫婦共に無職、夫の全財産は約2万円でした。

2004年〜初めてのタイバックパック旅行でタイにはまり、東南アジアを中心に一人旅をするように。

2009年12月〜バンコクの安宿で、日本語ペラペラ9才年下の韓国人ゴンさんに出会い一目惚れ。プロポーズされ、約2週間交際。

2010年3月〜3ヶ月ぶりにゴンさんに会うため韓国へ。韓国で約3週間交際。35歳の誕生日に籍を入れることを目標に、2人で日本へ。

2010年4月〜日本に帰国した翌日、家族全員に紹介しないまま入籍。愛知県一宮で新婚生活がスタート。

2010年9月〜台湾、スリランカ、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、タイ、ラオス、中国などの国々を夫婦で放浪。その後しばらく別居。

2011年12月〜ゴンさんはインドでガイドとして働くことになりインドへ。私も後からインドへ。

2012年3月〜ゴンさんが痔になり、急遽タイの病院へ。しばらくタイで静養生活。

2012年4月〜ゴンさんは韓国、私は日本へそれぞれ帰国し、しばらく別居生活。

2012年6月〜ゴンさんがソウルで勝手に物件契約。仕方なくアジアン雑貨店「南山アソーク」をオープン。

2012年12月〜南山アソーク閉店。夫婦でインド旅行。

2013年3月〜ゴンさんはニュージーランドへ。約半年間の別居生活。

2013年9月〜ついに韓国で部屋を借り定住。家賃は月23万ウォン。

2014年3月〜私達夫婦の出会いから結婚、放浪、貧乏生活などのエピソードが書籍に。韓国ソダム出版よりPark Kunwoo著「글로벌거지부부(グローバル乞食夫婦)」出版。

2014年6月〜ソウルに残るタルトンネ(貧民街)に引っ越し。家賃不要のチョンセ物件でのんびりとした生活が始まる。

2014年12月〜ソウルの寒さから逃れるため、約3ヶ月間、夫婦で台湾徒歩一周。

2015年3月〜Park Kunwoo著「글로벌거지부부」翻訳版が台湾で出版される。

2015年5月〜ゴンさんが韓国の大手旅行会社で添乗員として働きはじめ、貧乏脱出。

2016年5月〜ゴンさんは自由に生きることを選択、大手旅行会社を辞める。

2016年9月〜ゴンさんは添乗員、私はツアー客としてスペインサンティアゴ巡礼ツアーに参加。フランスのサン・ジャン・ピエド・ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの約800kmの巡礼路を踏破。

2019年4月〜韓国ソダム出版からゴンさん(박건우)の新刊「느리게 천천히 가도 괜찮아」出版。タイトルの日本語訳は「のんびりゆっくり行っても大丈夫」です。私たち日韓貧乏夫婦の台湾一周徒歩旅行記(韓国語版)です。

2019年11月〜YouTube配信中!




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