要予約の吉野名物「こばしのやき餅」

近鉄大和上市駅のホームのベンチで列車を待っている時に、隣に座っていたおじさんがたくさんのお餅を買ってこれから神戸に帰ろうとしていた。横で電話で話していたので聞こえてきたのである。そんなにたくさん買うなんておいしいに違いない!それで、私はおじさんに尋ねてみた。「こばし」というお店の焼き餅だと教えてもらった。見ず知らずのおじさんなのに、1パックくれると言う。とても嬉しいが、私はまた買いに行けるので遠慮した。



山ちゃんの家への通り道に「やき餅こばし」の看板を掛けた小さなお店はあった。国道169号線に面していますが、写真はお店の裏側の旧道からの入口。「桜橋北詰」交差点から400mほど東、川を挟んで吉野高校の向かい側の位置になります。

現在のご主人で4代目という歴史ある餅屋さんです。昔ながらの素材・製造方法・味を守り続けているため、1日に作る数は限られおり、たいてい午前中には売切れてしまうとか。前日までに予約すれば取り置きしてもらえるので、確実に食べたい方は予約必須。春(3~5月)には「よもぎ」が、夏(6~10月)には「みたらし」が購入できるそうです。



朝8時半頃、お店の前を通った時に、予約なしで2個だけ買いました。でもほとんどの方は予約しているようで、予約と思われるたくさんの名前が書かれていました。店内は写真禁止と張り紙がありました。



こしあんとつぶあんを1個ずつ買いました。つきたてのお餅を薄く伸ばしてあんこを包み、焼いています。焼いてあるので、香ばしいし、あんこの甘さもあっさり優しくて、素朴な味というのがぴったり。現代にはおいしいものがあふれているから特別感はないかもしれないけど、昔の人には特別おいしいものだったんじゃないかな?



近鉄大和上市から徒歩15分ほどかかりますが、吉野川沿いの国道169号線ではなく、1本山手の旧伊勢街道を歩くのが最高。古い建物がたくさん残っていて、車がほとんど通らないこの道を歩いていると、昔にタイムスリップしてみたい。













【こばし餅店】
住所:吉野郡吉野町立野280
電話:0746-32-2347
営業時間:8:00~売り切れ
休み:木曜休み

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コメント

老舗飲食店の社会的地位

学生時代に韓国人留学生の女の子たちと仲良くなって色々話しましたが、当時彼女たちが日本に来て一番驚いたことの一つとして飲食店で四代五代続くような老舗が日本にはたくさんあってしかも「老舗料亭」というのは日本では尊敬を受けているということでした。
韓国だと四代も五代も飲食店を代々続ける家柄というのは国家公務員や弁護士を輩出出来ていない家柄ということで軽蔑の対象になるのだとか。
今の韓国は変わっているかもしれませんが、いわゆる文系至上主義で国家公務員や弁護士などがあまりに幅を利かせすぎる社会だと調理師やエンジニアみたいな職人は育ちにくいのでしょうね。

Re: 老舗飲食店の社会的地位

韓国で老舗のお店って、確かに少ないのです。長いお店でも40年とか50年くらいでしょうか?それは代々受け継ぐということがないからなんですね?職人のような仕事は全般的にあまり尊敬されないみたいですね。

No title

2階部分が飛び出した造りのお宅が気になりました。下に馬でも繋げそうな充分な高さがありますね。
「オッペン化粧品」の看板のあるお宅は和洋折衷で後から洋の部分を増築したのでしょうかね。素晴らしいと思います。洋の部分、昭和30年代以前じゃないかと感じました。もっと古いのかな?などと考えるのが大好きです(笑)最後の写真、あのふすまを開けてみたいです。こういうところに住んでみたいです。

Re: No title

ガニメデさん、ありがとうございます。吉野には、頑張って保存しているような感じではなく自然な感じで古い家が残っていて、静かな良いところです。
最後の写真の家はおそらく長い間空き家になっているようです。中見てみたいですよね。探せば格安物件がありそう。

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プロフィール

miki

名前 : miki

好きなもの:旅行、古いもの、ハンドメイド、節約、変なもの、おいしいもの、市場

タイ・バンコクの安宿で出会った9歳年下貧乏韓国人ゴンさん(Park Kunwoo)とスピード結婚。結婚当時は夫婦共に無職、夫の全財産は約2万円でした。

2004年〜初めてのタイバックパック旅行でタイにはまり、東南アジアを中心に一人旅をするように。

2009年12月〜バンコクの安宿で、日本語ペラペラ9才年下の韓国人ゴンさんに出会い一目惚れ。プロポーズされ、約2週間交際。

2010年3月〜3ヶ月ぶりにゴンさんに会うため韓国へ。韓国で約3週間交際。35歳の誕生日に籍を入れることを目標に、2人で日本へ。

2010年4月〜日本に帰国した翌日、家族全員に紹介しないまま入籍。愛知県一宮で新婚生活がスタート。

2010年9月〜台湾、スリランカ、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、タイ、ラオス、中国などの国々を夫婦で放浪。その後しばらく別居。

2011年12月〜ゴンさんはインドでガイドとして働くことになりインドへ。私も後からインドへ。

2012年3月〜ゴンさんが痔になり、急遽タイの病院へ。しばらくタイで静養生活。

2012年4月〜ゴンさんは韓国、私は日本へそれぞれ帰国し、しばらく別居生活。

2012年6月〜ゴンさんがソウルで勝手に物件契約。仕方なくアジアン雑貨店「南山アソーク」をオープン。

2012年12月〜南山アソーク閉店。夫婦でインド旅行。

2013年3月〜ゴンさんはニュージーランドへ。約半年間の別居生活。

2013年9月〜ついに韓国で部屋を借り定住。家賃は月23万ウォン。

2014年3月〜私達夫婦の出会いから結婚、放浪、貧乏生活などのエピソードが書籍に。韓国のソダン出版よりPark Kunwoo著「글로벌거지부부(グローバル乞食夫婦)」出版。

2014年6月〜ソウルに残るタルトンネ(貧民街)に引っ越し。家賃不要のチョンセ物件でのんびりとした生活が始まる。

2014年12月〜ソウルの寒さから逃れるため、約3ヶ月間、夫婦で台湾徒歩一周。

2015年3月〜Park Kunwoo著「글로벌거지부부」翻訳版が台湾で出版される。

2015年5月〜ゴンさんが韓国の大手旅行会社で添乗員として働きはじめ、貧乏脱出。

2016年5月〜ゴンさんは自由に生きることを選択、大手旅行会社を辞める。

2016年9月〜ゴンさんは添乗員、私はツアー客としてスペインサンティアゴ巡礼ツアーに参加。フランスのサン・ジャン・ピエド・ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの約800kmの巡礼路を踏破。

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