2016/09/25
サンティアゴ巡礼2日目
【巡礼2日目】Roncesvalles(ロンセスバージェス)→Zubiri(スビリ)22km
午前5時50分にアラームをセットしたのに、午前5時、自然に目覚めた!普段のだらしない私ではなく活発で、早く歩きたい気分。私はやっぱり旅が好きだ。しかも微妙に過酷なほうがワクワクする体質のようだ。
荷造りをして1階に降りると、私たちのグループのメンバーはほとんど揃っている。なかなかチームワークが良いではないか。昨日ピレネーを越えたとは思えないほど皆顔色が良い。
出発は午前6時半。もう少しゆっくり出発したいという声もあったが、大所帯で歩くには、他の巡礼者が少ない早朝に歩いたほうがいい。もう少し遅れて出発すれば、細い巡礼路が巡礼者たちで渋滞するからだ。
しばらく真っ暗闇の森の中を歩き、小さな街に出た。ここはヘミングウェイが釣りをするために滞在したという街とのこと。
この街を抜けた辺りで、ゴンさんに異変。ルートが怪しいらしいが、そのまま歩き続ける。すると1台の車が停まり、最後尾を歩く私にスペイン語で何かを伝えた。「サンティアゴ」という言葉が聞き取れたし、今歩いているルートとは違う方向を指差すではないか…不安だ。
それでも道は繋がっているもので、少々ロスはあったものの早めの軌道修正ができた。ゴンさんの顔色も回復。
牛、馬、羊、とにかく動物に遭遇する。

途中のバルでカフェオレを飲んで休憩。外は肌寒いが、バルは暖房が効いて暖かい。

前日に比べ起伏が少ない道が多く、歩きやすい。

2回目の休憩!

おいしそうな食べ物がガラスケースに並んでいる。初めてスペイン語で注文してみる。

じゃがいも入りのスペイン風オムレツ「トルティージャ」はパンも付いてたったの2ユーロ。メンバーのオンニが買ってくれたオレンジジュースも激ウマ。

次の休憩スポットは移動屋台。

ちょうど下着が欲しいと思っていたけど、ここで売っているわけ?しかも新品じゃない。「もし配偶者を探しているならあなたの下着を入れなさい」というようなことが書かれている。スペインのおまじないか?

目的地が見えてきた!初日に比べたら勾配は少なく楽な道ではあるけど、脚の疲れが溜まっている。

標識にズビリと書かれている!

石橋を渡ると小さなズビリの村に到着。


本日のアルベルゲは、1人18ユーロで朝食付き。

シャワーを浴び、洗濯をして外に出るとメンバーの2人が食事に誘ってくれた。おいしい食事をご馳走していただきました。


私の下段のベッドに寝ていたアジョシのいびきが大音量でした。

午前6時起床。1日目のアルベルゲも2日目のアルベルゲもまだ寝ている人がいるから暗くて確認しなかったけど、この日は電気を点けベッドの上を確認したら、なんとベッドバグを3匹確認!くそ!

これまで、安宿のどんな汚いベッドでも被害に遭わなかったのに、スペインに来て3日目にして、2日連続ベッドバグ被害に遭うとは…この先が思いやられるわ。

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