2016/10/04
サンティアゴ巡礼12日目
【巡礼12日目】10月3日(月)Ages(アヘス)→Brugos(ブルゴス)23km
本日宿泊予定のアルベルゲは先着順なので、今までより朝早い午前5時半出発。空には星も月も無く真っ暗。
アヘスから次の村アタプエルカまで、巡礼路を示す黄色い矢印が見当たらないが、前日に予習しているゴンさんの後を安心して歩く。
途中からゴロゴロとした石の多い道が続き、霧も濃くなり、歩きにくい。ゴンさんより先に歩いた3人が間違った道を進んだらしく姿が見えない。
私は、明るいライトを持っていないせいで遅れている後方を守りながら歩く。霧のせいで進む方向さえわかりにくい。右の方からライトの光が見え、なんと先に進んだはずの2人がこちらの光を見つけたようだ。とりあえず2人は合流できて良かったけど、もう1人は行方不明のままのようだ。
ゴンさんが出発前に、自分より先を歩かないようにとしつこく言っておいたのに残念だ。
午前8時ごろ、まだ暗い中、小さな村のバルで休憩。大きなサンドイッチ3.50ユーロとホットチョコレート2ユーロ。冷えた身体が温まった。

ゴンさんは行方不明者捜索のため外で待機。バルで30分ほど経ったころ、行方不明者を無事発見。とりあえず良かった!
夜が明けても霧で見通しは悪いまま。

のんびりとした田舎の風景が、高速道路の高架を渡ってから巡礼路は幅の広いアスファルトに変わり、一段高い歩道を歩く。日本の国道沿いのような雰囲気。

ビジャフリアから国道沿いの歩道を1時間程歩くと、ようやく工業団地を抜けて普通の建物が並ぶ市街地へと入った。とは言っても新市街であり、目指す旧市街はまだ先。

パンプローナ以来の久しぶりの大都会ブルゴスに入った。街中を歩くだけでもかなりの距離がある。


大聖堂の側のアルベルゲに11時前に到着。オープンを待つ巡礼者たちのバックパックが順番待ちのために並べられている。


アルベルゲは12時半を過ぎてやっとオープンした。本日はムニシパル1人5ユーロ。Wi-Fiは無いものの、清潔で、ベッドは壁で仕切られているし、シャワー室も待たずに使えたし、各ベッドに電源とライトがあり、5ユーロは安い。2人一緒に受付をしたので上下のベッドを確保できた。

アルベルゲのすぐ側にある巨大な「ブルゴス大聖堂」は、セビージャ、トレドと並ぶスペイン3大聖堂の1つだそう。参拝者用の入口は西側にあり、観光客用の入口は南側。クレデンシャル(巡礼手帳)があれば入場料半額。内部を見るにも時間が掛かりそうなので私は遠慮しておこう。

街中のバルで食事。パエリヤ、スパゲティ、オレンジジュース、コーラでちょうど20ユーロ。

量たっぷりの本格的なパエリヤ、大満足!

スーパーマーケットで食材を買い、夕飯はアルベルゲのキッチンで食べる。レンジでチンして食べたチキンカレーとチキンのトマト煮込みは安くて激ウマ。

ベッドで眠ってしまったが薄着のままだったので寒く、その後喉が痛い。風邪薬を2回飲む。
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