2016/10/17
サンティアゴ巡礼24日目
【巡礼24日目】10月15日Foncebadon(フォンセバドン)→Ponferrada(ポンフェラーダ)28km
標高約1,500mから標高約600mまでの下り。今まで歩いて来た巡礼路の中で1番好きな道だった!とにかく風景が美しく、変化があって飽きずに歩ける。
アルベルゲの朝食は、固いパン、コーヒー、オレンジジュースで3ユーロ。

小雨も降っていて少し寒いので上下レインコートを着て、午前8時出発。

フォンセバドン村から約2km地点、標高1,505mのイラゴ峠の頂上付近には、聖地として知られる鉄の十字架がある。道中の安全を願い、巡礼者たちが地元から持参した石を十字架の下に置く。ずっと昔から積まれた石が山になっている。

願いは人それぞれらしい。亡くなった家族の写真を置いて行く人もいる。私にとってはただの石山であり、写真だけ撮って通り過ぎた。

2度目の巡礼中のステイブが教えてくれたマンハリンのアルベルゲ。ここは廃村となっていた場所に1軒だけあるアルベルゲで、電気も水道もない。

今回はスタンプだけ押してもらったが、次回はぜひ泊まってみたい。

サンティアゴまで222km!

マンハリン村を過ぎ、山道を下っていく。細い山道を歩くか並走している舗装道路を歩く。



久しぶりの村だ!


釜山から来たと言う韓国人の夫婦はワンコと一緒に巡礼しているそう。

勝手にゴールだと勘違いして喜んでいたら、まだ6kmも手前だった…

モリナセカ村にあった日本語の石碑。

モリナセカの公営アルベルゲ「ラス・メジュラス」の庭にある「生木(いきき)観音像」を見学。生きている木に観音様が彫られている。


スペインではよく見るこの木、何本並んでいる木の枝同士が全て繋がっている。

ポンフェラーダに到着。ポンフェラーダの町中が落書きだらけ。

ムニシパル(公営アルベルゲ)では宿泊費がドネーション制のところがある。今回は初めてドネーション制のムニシパルだ。いくらでもいいが、私たちは2人で10ユーロ払った。


4人部屋を与えられた。しかも2人とも下の段なんて、他のメンバーには言えない。

収容人数の多いアルベルゲのキッチンは後ほど大変な状況になる。私はこのアルベルゲではキッチンを使いたくなかったのに、ゴンさんが強引に私をスーパーマーケットに買い出しに行かせた。

はい、得意のワンパターンです。

夕方のキッチンの様子。この時はまだマシで、この後さらに人が増えた。

午後8時頃まで眠ってしまい、すでに茹でてあったスパゲティを消費するためキッチンに行くも、調理スペースは人で溢れており入り込む余地なし。隅っこでしばらく待機し、食事にありつけたのは午後9時過ぎ頃。トマトと玉ねぎ、缶詰のタコのスパゲティを作った。
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