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サンティアゴ巡礼24日目

【巡礼24日目】10月15日
Foncebadon(フォンセバドン)→Ponferrada(ポンフェラーダ)28km

標高約1,500mから標高約600mまでの下り。今まで歩いて来た巡礼路の中で1番好きな道だった!とにかく風景が美しく、変化があって飽きずに歩ける。

アルベルゲの朝食は、固いパン、コーヒー、オレンジジュースで3ユーロ。



小雨も降っていて少し寒いので上下レインコートを着て、午前8時出発。



フォンセバドン村から約2km地点、標高1,505mのイラゴ峠の頂上付近には、聖地として知られる鉄の十字架がある。道中の安全を願い、巡礼者たちが地元から持参した石を十字架の下に置く。ずっと昔から積まれた石が山になっている。



願いは人それぞれらしい。亡くなった家族の写真を置いて行く人もいる。私にとってはただの石山であり、写真だけ撮って通り過ぎた。



2度目の巡礼中のステイブが教えてくれたマンハリンのアルベルゲ。ここは廃村となっていた場所に1軒だけあるアルベルゲで、電気も水道もない。



今回はスタンプだけ押してもらったが、次回はぜひ泊まってみたい。



サンティアゴまで222km!



マンハリン村を過ぎ、山道を下っていく。細い山道を歩くか並走している舗装道路を歩く。







久しぶりの村だ!





釜山から来たと言う韓国人の夫婦はワンコと一緒に巡礼しているそう。



勝手にゴールだと勘違いして喜んでいたら、まだ6kmも手前だった…



モリナセカ村にあった日本語の石碑。



モリナセカの公営アルベルゲ「ラス・メジュラス」の庭にある「生木(いきき)観音像」を見学。生きている木に観音様が彫られている。





スペインではよく見るこの木、何本並んでいる木の枝同士が全て繋がっている。



ポンフェラーダに到着。ポンフェラーダの町中が落書きだらけ。



ムニシパル(公営アルベルゲ)では宿泊費がドネーション制のところがある。今回は初めてドネーション制のムニシパルだ。いくらでもいいが、私たちは2人で10ユーロ払った。





4人部屋を与えられた。しかも2人とも下の段なんて、他のメンバーには言えない。



収容人数の多いアルベルゲのキッチンは後ほど大変な状況になる。私はこのアルベルゲではキッチンを使いたくなかったのに、ゴンさんが強引に私をスーパーマーケットに買い出しに行かせた。



はい、得意のワンパターンです。



夕方のキッチンの様子。この時はまだマシで、この後さらに人が増えた。



午後8時頃まで眠ってしまい、すでに茹でてあったスパゲティを消費するためキッチンに行くも、調理スペースは人で溢れており入り込む余地なし。隅っこでしばらく待機し、食事にありつけたのは午後9時過ぎ頃。トマトと玉ねぎ、缶詰のタコのスパゲティを作った。

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プロフィール

miki

名前 : miki

好きなもの:旅行、古いもの、ハンドメイド、節約、変なもの、おいしいもの、市場

タイ・バンコクの安宿で出会った9歳年下貧乏韓国人ゴンさん(Park Kunwoo)とスピード結婚。結婚当時は夫婦共に無職、夫の全財産は約2万円でした。

2004年〜初めてのタイバックパック旅行でタイにはまり、東南アジアを中心に一人旅をするように。

2009年12月〜バンコクの安宿で、日本語ペラペラ9才年下の韓国人ゴンさんに出会い一目惚れ。プロポーズされ、約2週間交際。

2010年3月〜3ヶ月ぶりにゴンさんに会うため韓国へ。韓国で約3週間交際。35歳の誕生日に籍を入れることを目標に、2人で日本へ。

2010年4月〜日本に帰国した翌日、家族全員に紹介しないまま入籍。愛知県一宮で新婚生活がスタート。

2010年9月〜台湾、スリランカ、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、タイ、ラオス、中国などの国々を夫婦で放浪。その後しばらく別居。

2011年12月〜ゴンさんはインドでガイドとして働くことになりインドへ。私も後からインドへ。

2012年3月〜ゴンさんが痔になり、急遽タイの病院へ。しばらくタイで静養生活。

2012年4月〜ゴンさんは韓国、私は日本へそれぞれ帰国し、しばらく別居生活。

2012年6月〜ゴンさんがソウルで勝手に物件契約。仕方なくアジアン雑貨店「南山アソーク」をオープン。

2012年12月〜南山アソーク閉店。夫婦でインド旅行。

2013年3月〜ゴンさんはニュージーランドへ。約半年間の別居生活。

2013年9月〜ついに韓国で部屋を借り定住。家賃は月23万ウォン。

2014年3月〜私達夫婦の出会いから結婚、放浪、貧乏生活などのエピソードが書籍に。韓国ソダム出版よりPark Kunwoo著「글로벌거지부부(グローバル乞食夫婦)」出版。

2014年6月〜ソウルに残るタルトンネ(貧民街)に引っ越し。家賃不要のチョンセ物件でのんびりとした生活が始まる。

2014年12月〜ソウルの寒さから逃れるため、約3ヶ月間、夫婦で台湾徒歩一周。

2015年3月〜Park Kunwoo著「글로벌거지부부」翻訳版が台湾で出版される。

2015年5月〜ゴンさんが韓国の大手旅行会社で添乗員として働きはじめ、貧乏脱出。

2016年5月〜ゴンさんは自由に生きることを選択、大手旅行会社を辞める。

2016年9月〜ゴンさんは添乗員、私はツアー客としてスペインサンティアゴ巡礼ツアーに参加。フランスのサン・ジャン・ピエド・ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの約800kmの巡礼路を踏破。

2019年4月〜韓国ソダム出版からゴンさん(박건우)の新刊「느리게 천천히 가도 괜찮아」出版。タイトルの日本語訳は「のんびりゆっくり行っても大丈夫」です。私たち日韓貧乏夫婦の台湾一周徒歩旅行記(韓国語版)です。

2019年11月〜YouTube配信中!




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