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サンティアゴ巡礼33日目

【巡礼33日目】10月24日
O pedrouzo(オ・ペドロウソ)→Ssntiago de compostela(サンティアゴ・デ・コンポステーラ)19km

いよいよ巡礼最終日。あと19km(時速4kmで約5時間)歩けば、サンティアゴ・デ・コンポステーラに到着だ!

午前4時頃には起きていた人もいるようだが、私は準備が早いので5時まで寝ていようと思っていたのに、午前4時半には電気が点灯、窓は全開!

何日間か共同生活を続けていれば、段々慣れるし、あの老人が他人への気遣いが少しでもできるようになるかもなんて思ったのは間違い。結局最後まで同じ。昨日の夜咳をしている人がいたのに、いつも他人のことなんて考えないのだ。現に左側の窓の前にいるキム氏は勝手に開けられた窓、すぐに閉めたわ。



ブログにはあまりひどく書いていないけどさ、それだけではないよ。本当にあの老人は威張っているし、仕切りたがるし、とにかく早朝から声が大きい。前にも夜中3時にガサゴソ騒がしいから私は朝だと思ってベッドの上で起き上がった。そしたら、私の顔をライトで照らして「水ある?」だってさ。水道水でも飲んどけばいいのに。

そんなアルベルゲともこれでおさらば。サンティアゴではホテルを予約したのだ!

サンティアゴ・デ・コンポステーラの大聖堂では、辿り着いた巡礼者のためのミサが正午に始まる。正午のミサに間に合うよう、午前6時出発。

真っ暗な森の中、昨日の雨のせいでぬかるんだ道を歩かなければならない。天候に寄って歩きやすさは全然違うな。雨が多いガリシア地方でも雨は少ないし、暑くもない。水を大量に持つ必要がないので楽だった。

1番最初に開いていたバルでホッとひと息。出発前にチョコクロワッサンとコラカオを溶かしたミルクを飲んだのに、また甘いもの。



空がだんだんと明るくなり、鳥のさえずりが聞こえ始める午前8時半ごろ、やっと森を抜けた。

サンティアゴまで残り7km!





サンティアゴまで約5km手前の地点、巡礼路左の小さな丘に大きなモニュメントのようなものが見える。ここが歓喜の丘と呼ばれるモンテ・デル・ゴソ。



この丘からサンティアゴ・デ・コンポステーラの大聖堂が見えるのかな?よくわからなかった。



トイレに行きたかったのもあるし、1人になりたかったこもあって、ここから早足で歩いた。



※続く

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コメント

困ったもんですね

ときどき読んでクスっとさせてもらってます。 嫌な人ってどこでもいるもんですよね。 徹底的に相手にしないってのはダメなんですか。 おゴンさんのお仕事の都合上ダメなんですかね〜。

Re: 困ったもんですね

コメントありがとうございます。あんまり人の悪口書いたら私の性格が悪いのバレるので嫌なんですけど、もやもやしていたので愚痴ってしまいました。クスッとしたとコメントしていただいたので、救われました。今日はおじさんたちに怒鳴っちゃいました…

No title

ゴンさん忍耐強くなりますね。
ご苦労様と言って上げたいです。
私の時もいましたよ、口うるさい韓国老人。
運悪いことに4回も一緒のアルベルゲになり、おまけに日本語を喋る人でした。
段々頭に来て、それを顔に出すようになったら離れて行きました。
でもゴンさんは仕事なので辛かったですね。
良く頑張りました。

Re: No title

おくの様、こんばんは。
サンティアゴでの出会いって特別ですね。みんな疲れて本性が出ている感じ。
私も自分の読み返してみたら、かなりイラついていたようです。
ゴンさんも毎日イラついていました。精神的に強いか鈍感じゃないと、厳しい仕事です。
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プロフィール

miki

名前 : miki

好きなもの:旅行、古いもの、ハンドメイド、節約、変なもの、おいしいもの、市場

タイ・バンコクの安宿で出会った9歳年下貧乏韓国人ゴンさん(Park Kunwoo)とスピード結婚。結婚当時は夫婦共に無職、夫の全財産は約2万円でした。

2004年〜初めてのタイバックパック旅行でタイにはまり、東南アジアを中心に一人旅をするように。

2009年12月〜バンコクの安宿で、日本語ペラペラ9才年下の韓国人ゴンさんに出会い一目惚れ。プロポーズされ、約2週間交際。

2010年3月〜3ヶ月ぶりにゴンさんに会うため韓国へ。韓国で約3週間交際。35歳の誕生日に籍を入れることを目標に、2人で日本へ。

2010年4月〜日本に帰国した翌日、家族全員に紹介しないまま入籍。愛知県一宮で新婚生活がスタート。

2010年9月〜台湾、スリランカ、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、タイ、ラオス、中国などの国々を夫婦で放浪。その後しばらく別居。

2011年12月〜ゴンさんはインドでガイドとして働くことになりインドへ。私も後からインドへ。

2012年3月〜ゴンさんが痔になり、急遽タイの病院へ。しばらくタイで静養生活。

2012年4月〜ゴンさんは韓国、私は日本へそれぞれ帰国し、しばらく別居生活。

2012年6月〜ゴンさんがソウルで勝手に物件契約。仕方なくアジアン雑貨店「南山アソーク」をオープン。

2012年12月〜南山アソーク閉店。夫婦でインド旅行。

2013年3月〜ゴンさんはニュージーランドへ。約半年間の別居生活。

2013年9月〜ついに韓国で部屋を借り定住。家賃は月23万ウォン。

2014年3月〜私達夫婦の出会いから結婚、放浪、貧乏生活などのエピソードが書籍に。韓国ソダム出版よりPark Kunwoo著「글로벌거지부부(グローバル乞食夫婦)」出版。

2014年6月〜ソウルに残るタルトンネ(貧民街)に引っ越し。家賃不要のチョンセ物件でのんびりとした生活が始まる。

2014年12月〜ソウルの寒さから逃れるため、約3ヶ月間、夫婦で台湾徒歩一周。

2015年3月〜Park Kunwoo著「글로벌거지부부」翻訳版が台湾で出版される。

2015年5月〜ゴンさんが韓国の大手旅行会社で添乗員として働きはじめ、貧乏脱出。

2016年5月〜ゴンさんは自由に生きることを選択、大手旅行会社を辞める。

2016年9月〜ゴンさんは添乗員、私はツアー客としてスペインサンティアゴ巡礼ツアーに参加。フランスのサン・ジャン・ピエド・ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの約800kmの巡礼路を踏破。

2019年4月〜韓国ソダム出版からゴンさん(박건우)の新刊「느리게 천천히 가도 괜찮아」出版。タイトルの日本語訳は「のんびりゆっくり行っても大丈夫」です。私たち日韓貧乏夫婦の台湾一周徒歩旅行記(韓国語版)です。

2019年11月〜YouTube配信中!




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