【巡礼最終日】サンティアゴ・デ・コンポステーラ到着

【巡礼33日目】10月24日※続き

サンティアゴ到着目前。



トイレを借りるため、バルでカフェアメリカーノを注文。韓国や日本の公園にあるような公衆トイレはスペインには無い。巡礼中はバルのトイレを利用することがほとんど。そして、たまには野原も利用。男性はその点、気楽でうらやましい。

このバルのアメリカーノは、濃いコーヒーをお湯で薄めて飲むタイプ。1.20ユーロだったかで、バナナケーキも付いてきた。スペインはビールも安く、昼間から飲んでいる人も多かった。バーとカフェが一緒になっているスペインのバル文化、とても良い。





まっすぐ前方にサンティアゴ・デ・コンポステーラの大聖堂が見える!



午前11時過ぎ、大聖堂前の広場に到着。一緒に歩いたメンバーたちも続々と広場に集合。



サンティアゴ・デ・コンポステーラの大聖堂には、キリストの最初の弟子聖ヤコブの遺骨がある。

巡礼は聖ヤコブのお墓参り。巡礼が盛んだった中世、信者を強く惹きつけたのは聖遺物と呼ばれるイエスや聖人にまつわる遺品であった。聖遺物には奇跡を起こす力があると信じられた。

大聖堂では、正午からミサが始まる。バックパックは大聖堂の中に持ち込み禁止。



お金を払って預かってもらえるらしいが、他の人のバックパックが大聖堂の入口付近に置いてあるので、私たちもそこにバックパックを並べた。



約1時間に及ぶミサの終盤、「ボタフメイロ」が行われた。天井から長いロープで吊られている世界最大の香炉が、振り子のように振られる。昔、長い道を歩いてきた巡礼者達の体臭を消すために始まったという儀式。ボタフメイロは毎日行われるわけではないので、見ることができてラッキーだった。

神父様が味の無い白いせんべいのようなものを口に入れている。私もその例に並び、そのせんべいのようなものを食べた。おいしくない。何だこれ?

この日の夜に知ったことだが、私はこのせんべいを食べてはいけなかったらしい。クリスチャンの子が厳しい表情で教えてくれた。絶対に食べてはいけないとのことだが、もう食べてしまった。

あれは一体何だったんだろう?今でもよくわからない。家に帰ったら、キリスト教について改めて調べてみよう。

大聖堂の中には他にも見るべきものがあったらしい。今思えば、真面目に見学するべきだった。

(追記)
今、仁川空港からソウル駅に向かう空港列車の中でこれを書いている。あの白いせんべいみたいなものは、いけにえであるキリストの体と血をあらわすホスチアというもので、ホスチアは洗礼を受けた人だけが口に入れることが許されているとのこと。

というか、さっきゴンさんにどなられて、今とても辛い。理由は1時間に1本しかない空港バスに乗れなかったから。今回の旅でゴンさんに何度もキレられ、夫婦間に少し溝ができてしまった。

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コメント

No title

おめでとおございます~!! ハラハラしたり、クスッと笑ったりしながら
楽しませて頂きました。今はお疲れかと存じます。自分と周囲をスープ皿の
スープを扱うよおにそおっとお取り扱いくだされ。さすれば全てが日常に
復すかと思います。また ”巡礼に必須な物特集 ” 楽しみにしております。
コングラチュレーション!!

お疲れ様でした

無事にゴール、お疲れ様でした。

巡礼に出られるちょっと前から読者になり、韓国の地方に旅行に行きたいので、これから過去記事も少しずつ、大事に読ませていただきます。

淡々と綴られて、とても自制心の強い方だと感心しましたが、時には爆発しないと・・逆ギレもしないと、身がもたないかと。

ゆっくり休んで、また楽しくて、とても参考になるブログを読ませて下さい。

Re: No title

とくさん、励ましありがとうございます。家に帰り、すぐに倒れるように眠りました。
ずっと1人でもやもやしていたのですが、少し楽になりました。もう少し時間が経てば、今まで通り穏やかに暮らせるかもしれないです。ありがとうございます。

完歩おめでとうございます

最後まで歩けてなによりです。

画像が素晴らしく、文章も上手で毎日楽しく拝見させていただきました。

私は飛行機恐怖症でとても乗れませんが、海外に興味があるので今後も楽しみにさせていただきます。

Re: お疲れ様でした

ratsu様、はじめまして!コメントありがとうございます。とても励まされました。
やっと家に帰り、久しぶりにゆっくり休みました。人間関係ときついスケジュールからも解放!少ししたら懐かしくなると思います。

Re: 完歩おめでとうございます

sanou様、応援ありがとうございました!おかげさまで無事にサンティアゴまで歩き通しました。
歩くことはどこでもできますが、それ以外のことも含め修行の旅でした。少しでも自分の成長に繋がると良いのですが…悪い感情がたくさん出てしまい、行ったことを後悔したこともありますが、時が経てばまたこの感情も変わると思います。
私も飛行機怖いです。なるべく疲れた状態で乗って、寝られると楽です。

おかえりなさい!

無事に戻られたようでホッとしています。
お疲れ様でした!

全編を通して写真も文章も素晴らしかったです。

僕の一番のお気に入り写真は「27日目の3枚目」です。赤い実がなっている木の右下にちゃんとゴンさんも写っていて(笑)大変な旅の最中に撮影された写真なのにすごくいいですよ。ずっと長いこと見てしまいました。

今回の経験が夫婦の厚みを増すことになるはずですよ。大丈夫大丈夫。

Re: おかえりなさい!

ガニメデ様、ありがとうございます。コメントとても嬉しいです。
本当は歩くのに精一杯で、今の撮りたかった、と思った時にはもう進んでいるので、撮りたい写真を撮らずに過ぎてしまったところも多かったです。
赤い実の写真、私も好きです。ガニメデさんにもそう言っていただけて本当に嬉しいです。
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プロフィール

miki

名前 : miki

好きなもの:旅行、古いもの、ハンドメイド、節約、変なもの、おいしいもの、市場

タイ・バンコクの安宿で出会った9歳年下貧乏韓国人ゴンさん(Park Kunwoo)とスピード結婚。結婚当時は夫婦共に無職、夫の全財産は約2万円でした。

2004年〜初めてのタイバックパック旅行でタイにはまり、東南アジアを中心に一人旅をするように。

2009年12月〜バンコクの安宿で、日本語ペラペラ9才年下の韓国人ゴンさんに出会い一目惚れ。プロポーズされ、約2週間交際。

2010年3月〜3ヶ月ぶりにゴンさんに会うため韓国へ。韓国で約3週間交際。35歳の誕生日に籍を入れることを目標に、2人で日本へ。

2010年4月〜日本に帰国した翌日、家族全員に紹介しないまま入籍。愛知県一宮で新婚生活がスタート。

2010年9月〜台湾、スリランカ、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、タイ、ラオス、中国などの国々を夫婦で放浪。その後しばらく別居。

2011年12月〜ゴンさんはインドでガイドとして働くことになりインドへ。私も後からインドへ。

2012年3月〜ゴンさんが痔になり、急遽タイの病院へ。しばらくタイで静養生活。

2012年4月〜ゴンさんは韓国、私は日本へそれぞれ帰国し、しばらく別居生活。

2012年6月〜ゴンさんがソウルで勝手に物件契約。仕方なくアジアン雑貨店「南山アソーク」をオープン。

2012年12月〜南山アソーク閉店。夫婦でインド旅行。

2013年3月〜ゴンさんはニュージーランドへ。約半年間の別居生活。

2013年9月〜ついに韓国で部屋を借り定住。家賃は月23万ウォン。

2014年3月〜私達夫婦の出会いから結婚、放浪、貧乏生活などのエピソードが書籍に。韓国のソダン出版よりPark Kunwoo著「글로벌거지부부(グローバル乞食夫婦)」出版。

2014年6月〜ソウルに残るタルトンネ(貧民街)に引っ越し。家賃不要のチョンセ物件でのんびりとした生活が始まる。

2014年12月〜ソウルの寒さから逃れるため、約3ヶ月間、夫婦で台湾徒歩一周。

2015年3月〜Park Kunwoo著「글로벌거지부부」翻訳版が台湾で出版される。

2015年5月〜ゴンさんが韓国の大手旅行会社で添乗員として働きはじめ、貧乏脱出。

2016年5月〜ゴンさんは自由に生きることを選択、大手旅行会社を辞める。

2016年9月〜ゴンさんは添乗員、私はツアー客としてスペインサンティアゴ巡礼ツアーに参加。フランスのサン・ジャン・ピエド・ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの約800kmの巡礼路を踏破。

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