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サンティアゴ・デ・コンポステーラで滞在したホテル

ほとんどの人は少しサンティアゴで休憩してから、それぞれの次の目的地へと旅立つので、サンティアゴの街には巡礼者たちが大集結している。巡礼中に出会った何人かと再会し、喜びを分かち合った。



ほぼ同じペースで巡礼をしていた韓国人の親子。何度か会って話をした。この子は5歳まで日本で暮らしたそうで、日本語が話せる。落ち着きがあり、好感が持てる子供だ。



オーストラリア人のステイブ。今回2度目の巡礼。60台なのに歩くペースが早い。これから90km先のフィステーラまで歩くそう。オーストラリア訛りのきつい英語を話すので、ただでさえ英語が苦手な私には3割程度しか話が理解できない。



サンティアゴでは、ホテル宿泊者10名、アルベルゲ宿泊者5名と宿泊先が分かれる。ホテル組が宿泊するのは「Hotel San Lorenzo(ホテル サン ロレンツォ)」。

今考えれば、アルベルゲに宿泊した5人もこちらのホテルにすればよかったのにな。このホテルにはトリプルルームもあり、朝食なしにすればアルベルゲと変わらない価格で快適に宿泊できたはず。後日、アルベルゲ前にバスを読んだことでトラブルが発生するのだが、こちらのホテルなら前の通りが広いのでバスをホテル前に呼ぶこともできた。



ダブルルームにはシングルサイズのベッドが2台、バスタブ付き。朝食込みで、1人1泊30ユーロ。



シングルルームは1泊37ユーロ。シングルルームにはバスタブは無いが、部屋の広さも十分でベッドのサイズもダブルサイズ。



私たちの宿泊先は、ホテル予約サイトから予約しておいた。他のメンバーとはあえて別のホテル「Hotel Pazos Alba(ホテル・パソス・アルバ)」。



階段から大聖堂が見える。





2泊分の宿泊費88ユーロ。1泊あたり1人22ユーロということになる。6人部屋のアルベルゲに18ユーロも払うなら、プラス4ユーロで個室のほうが断然良い。階段で3階まで上がるのは少ししんどいけど、石造りの部屋で、インテリアがおしゃれ。風通しも良い。



バスルームも広々。



シャンプー、石鹸、ドライヤーもある。



久しぶりにバスタブにお湯を溜めて、ゆっくりと浸かった。



大きなバスタオルで体の水分を拭き取ってから服を着られるというだけで、とても幸せ。巡礼中は手ぬぐい1枚で体の水分が拭き取れず、しかも狭いシャワー室の中、ジメジメしたまま服を着なければならない。時々、フックに掛けたビニール袋から取り出した着替えを濡れた床に落とす悲しさ。もう二度とごめんだ。

スペインはヨーロッパでも物価が安く、ホテルも安いのは意外だった。ホテルに宿泊し、巡礼ではないスペイン旅行をしたい。

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コメント

お疲れ様!

先日レオンのパラドールに泊まって居たのですが、朝食にはカミーノとおぼしき人が沢山いました。一応、五つ星です。優雅な巡礼もあるのだと目からウロコでした。また、オリッソンで同じお部屋だったご夫婦はリュックではなく、スーツケースを持っていましたよ。毎日荷物は送るから、と澄まし顔。
色んなカミーノがありますね。

ごんさんと早く仲直りして下さい。もう大丈夫?疲れると気が立ちますね。

Re: お疲れ様!

小林様、応援ありがとうございました!おかげさまで無事にソウルに戻りました。
レオンのパラドール宿泊されたんですね〜!私たちのグループでも3人がレオンのパラドールに宿泊しました。私もいつか泊まりたいです。
ゴンさんも疲れてイライラしているので、私に当たっているようです。私も疲れました…

到着おめでとう

ミキさん、パクさん
巡礼中はお世話になりました。
やっとサンチャゴデコンポステーラに到着したようですね。おめでとうございます。
僕もこの年末年始、再度挑戦しようと思っています。
また是非日本か韓国でお会いしましょう。

Re: 到着おめでとう

カズ先生ですね!おかげさまで無事にサンティアゴまで歩くことができました。ありがとうございます!
年末年始に?もうすぐじゃないですか!冬は巡礼者がとても少ないらしいですね。営業しないアルベルゲが多いみたいですね。
でも、そういう時期に歩くのが逆におもしろそうだなぁ・・・もう歩きたくないと思ったけど、想像してみたらちょっとおもしろそう。
カズさん、もし韓国来ることあれば教えてくださいね。名古屋公演はどうだっただろう?伊勢神宮はどうだっただろう?
私は年末年始は、おそらく地元三重に里帰りです。年末年始どころか、今月末帰ります!
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プロフィール

miki

名前 : miki

好きなもの:旅行、古いもの、ハンドメイド、節約、変なもの、おいしいもの、市場

タイ・バンコクの安宿で出会った9歳年下貧乏韓国人ゴンさん(Park Kunwoo)とスピード結婚。結婚当時は夫婦共に無職、夫の全財産は約2万円でした。

2004年〜初めてのタイバックパック旅行でタイにはまり、東南アジアを中心に一人旅をするように。

2009年12月〜バンコクの安宿で、日本語ペラペラ9才年下の韓国人ゴンさんに出会い一目惚れ。プロポーズされ、約2週間交際。

2010年3月〜3ヶ月ぶりにゴンさんに会うため韓国へ。韓国で約3週間交際。35歳の誕生日に籍を入れることを目標に、2人で日本へ。

2010年4月〜日本に帰国した翌日、家族全員に紹介しないまま入籍。愛知県一宮で新婚生活がスタート。

2010年9月〜台湾、スリランカ、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、タイ、ラオス、中国などの国々を夫婦で放浪。その後しばらく別居。

2011年12月〜ゴンさんはインドでガイドとして働くことになりインドへ。私も後からインドへ。

2012年3月〜ゴンさんが痔になり、急遽タイの病院へ。しばらくタイで静養生活。

2012年4月〜ゴンさんは韓国、私は日本へそれぞれ帰国し、しばらく別居生活。

2012年6月〜ゴンさんがソウルで勝手に物件契約。仕方なくアジアン雑貨店「南山アソーク」をオープン。

2012年12月〜南山アソーク閉店。夫婦でインド旅行。

2013年3月〜ゴンさんはニュージーランドへ。約半年間の別居生活。

2013年9月〜ついに韓国で部屋を借り定住。家賃は月23万ウォン。

2014年3月〜私達夫婦の出会いから結婚、放浪、貧乏生活などのエピソードが書籍に。韓国ソダム出版よりPark Kunwoo著「글로벌거지부부(グローバル乞食夫婦)」出版。

2014年6月〜ソウルに残るタルトンネ(貧民街)に引っ越し。家賃不要のチョンセ物件でのんびりとした生活が始まる。

2014年12月〜ソウルの寒さから逃れるため、約3ヶ月間、夫婦で台湾徒歩一周。

2015年3月〜Park Kunwoo著「글로벌거지부부」翻訳版が台湾で出版される。

2015年5月〜ゴンさんが韓国の大手旅行会社で添乗員として働きはじめ、貧乏脱出。

2016年5月〜ゴンさんは自由に生きることを選択、大手旅行会社を辞める。

2016年9月〜ゴンさんは添乗員、私はツアー客としてスペインサンティアゴ巡礼ツアーに参加。フランスのサン・ジャン・ピエド・ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの約800kmの巡礼路を踏破。

2019年4月〜韓国ソダム出版からゴンさん(박건우)の新刊「느리게 천천히 가도 괜찮아」出版。タイトルの日本語訳は「のんびりゆっくり行っても大丈夫」です。私たち日韓貧乏夫婦の台湾一周徒歩旅行記(韓国語版)です。

2019年11月〜YouTube配信中!




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