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コンポステーラ(巡礼証明書)発行

サンティアゴ・デ・コンポステーラに到着後、巡礼事務所に立ち寄り、コンポステーラ(巡礼証明書)を発行してもらう。

巡礼証明書の発行条件は、徒歩または馬による巡礼の場合はサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの最後100km以上歩いた人、自転車で200km以上走った人に与えられる。その区間は1日2個以上のスタンプがクレデンシャルに押してあること。併せて巡礼の動機が宗教(religios)または、宗教(religios)及び文化的興味(Cultura)の場合、巡礼証明書が発行される。巡礼の条件をクリアしていない、もしくは動機がその他(otros)の場合は「歓迎証」が発行される。

巡礼証明書は必要ないと思っていたが、他の方のブログで気になる情報を見つけた。それは、発行3日以内の巡礼証明書を提示すれば、国営5つ星ホテルであるパラドールの賄い飯が無料でいただけるというもの。巡礼証明書の発行手数料を払っても、外食するより安い!そして、それは1日3回それぞれ先着10名のみという。貴重な体験ができそうだ。

私たちが巡礼事務所に行った午後5時ごろには、順番待ちをしている人は少なく、待たずに事務所に入ることができた。大聖堂のミサ開始前やミサ終了後は人が多いと思う。自分の順番が回ってきたら、電光掲示板に表示された番号のカウンターへ。



巡礼事務所にあった看板には3€と表示があったので、巡礼証明書に必要な手数料が3ユーロだと勘違いしたが、これは出発地と歩いた距離を記載した「距離証明書」を発行に必要な手数料。 巡礼証明書の受領は寄付制、距離証明書の受領は3ユーロ。



巡礼証明書の発行手続きには、国、出発地、巡礼の方法(徒歩、自転車)、動機を記載。 ゴンさんは距離証明書は発行せず、巡礼証明書のみ発行してもらった。無料で発行してもらったが、巡礼証明書の受領は寄付制。いくらか寄付をしたほうがよいかもしれない。



私は必ずどちらも発行するものと思っていたので、巡礼証明書と距離証明書を発行してもらった。証明書を入れるケース代2ユーロが含まれ、5ユーロを支払い。

2人分の証明書を1つのケースに入れてもらい、ケースも節約。



【「巡礼証明書」の和訳】
私たちスペインの保護者であるサンティアゴの墓に誓願を立てるために、世界中から訪れてきた、忠実な巡礼者に対して、使徒サンティアゴの祭壇の印章の保管者であるサンティアゴ大聖堂の大司教は、この文書をもって、 この巡礼者 (名前:  )が信仰心をもってこの聖堂を訪れたことを証明する。
証明のあかしとして、この聖堂の印章を押したこの証明書を  年  月  日にサンティアゴデコンポステラにて授与した。



よし!この巡礼証明書があれば、パラドールの賄い飯にありつける。無料ディナーゲットだぜ!

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プロフィール

miki

名前 : miki

好きなもの:旅行、古いもの、ハンドメイド、節約、変なもの、おいしいもの、市場

タイ・バンコクの安宿で出会った9歳年下貧乏韓国人ゴンさん(Park Kunwoo)とスピード結婚。結婚当時は夫婦共に無職、夫の全財産は約2万円でした。

2004年〜初めてのタイバックパック旅行でタイにはまり、東南アジアを中心に一人旅をするように。

2009年12月〜バンコクの安宿で、日本語ペラペラ9才年下の韓国人ゴンさんに出会い一目惚れ。プロポーズされ、約2週間交際。

2010年3月〜3ヶ月ぶりにゴンさんに会うため韓国へ。韓国で約3週間交際。35歳の誕生日に籍を入れることを目標に、2人で日本へ。

2010年4月〜日本に帰国した翌日、家族全員に紹介しないまま入籍。愛知県一宮で新婚生活がスタート。

2010年9月〜台湾、スリランカ、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、タイ、ラオス、中国などの国々を夫婦で放浪。その後しばらく別居。

2011年12月〜ゴンさんはインドでガイドとして働くことになりインドへ。私も後からインドへ。

2012年3月〜ゴンさんが痔になり、急遽タイの病院へ。しばらくタイで静養生活。

2012年4月〜ゴンさんは韓国、私は日本へそれぞれ帰国し、しばらく別居生活。

2012年6月〜ゴンさんがソウルで勝手に物件契約。仕方なくアジアン雑貨店「南山アソーク」をオープン。

2012年12月〜南山アソーク閉店。夫婦でインド旅行。

2013年3月〜ゴンさんはニュージーランドへ。約半年間の別居生活。

2013年9月〜ついに韓国で部屋を借り定住。家賃は月23万ウォン。

2014年3月〜私達夫婦の出会いから結婚、放浪、貧乏生活などのエピソードが書籍に。韓国ソダム出版よりPark Kunwoo著「글로벌거지부부(グローバル乞食夫婦)」出版。

2014年6月〜ソウルに残るタルトンネ(貧民街)に引っ越し。家賃不要のチョンセ物件でのんびりとした生活が始まる。

2014年12月〜ソウルの寒さから逃れるため、約3ヶ月間、夫婦で台湾徒歩一周。

2015年3月〜Park Kunwoo著「글로벌거지부부」翻訳版が台湾で出版される。

2015年5月〜ゴンさんが韓国の大手旅行会社で添乗員として働きはじめ、貧乏脱出。

2016年5月〜ゴンさんは自由に生きることを選択、大手旅行会社を辞める。

2016年9月〜ゴンさんは添乗員、私はツアー客としてスペインサンティアゴ巡礼ツアーに参加。フランスのサン・ジャン・ピエド・ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの約800kmの巡礼路を踏破。

2019年4月〜韓国ソダム出版からゴンさん(박건우)の新刊「느리게 천천히 가도 괜찮아」出版。タイトルの日本語訳は「のんびりゆっくり行っても大丈夫」です。私たち日韓貧乏夫婦の台湾一周徒歩旅行記(韓国語版)です。

2019年11月〜YouTube配信中!




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