2016/10/29
コンポステーラ(巡礼証明書)発行
サンティアゴ・デ・コンポステーラに到着後、巡礼事務所に立ち寄り、コンポステーラ(巡礼証明書)を発行してもらう。巡礼証明書の発行条件は、徒歩または馬による巡礼の場合はサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの最後100km以上歩いた人、自転車で200km以上走った人に与えられる。その区間は1日2個以上のスタンプがクレデンシャルに押してあること。併せて巡礼の動機が宗教(religios)または、宗教(religios)及び文化的興味(Cultura)の場合、巡礼証明書が発行される。巡礼の条件をクリアしていない、もしくは動機がその他(otros)の場合は「歓迎証」が発行される。
巡礼証明書は必要ないと思っていたが、他の方のブログで気になる情報を見つけた。それは、発行3日以内の巡礼証明書を提示すれば、国営5つ星ホテルであるパラドールの賄い飯が無料でいただけるというもの。巡礼証明書の発行手数料を払っても、外食するより安い!そして、それは1日3回それぞれ先着10名のみという。貴重な体験ができそうだ。
私たちが巡礼事務所に行った午後5時ごろには、順番待ちをしている人は少なく、待たずに事務所に入ることができた。大聖堂のミサ開始前やミサ終了後は人が多いと思う。自分の順番が回ってきたら、電光掲示板に表示された番号のカウンターへ。

巡礼事務所にあった看板には3€と表示があったので、巡礼証明書に必要な手数料が3ユーロだと勘違いしたが、これは出発地と歩いた距離を記載した「距離証明書」を発行に必要な手数料。 巡礼証明書の受領は寄付制、距離証明書の受領は3ユーロ。

巡礼証明書の発行手続きには、国、出発地、巡礼の方法(徒歩、自転車)、動機を記載。 ゴンさんは距離証明書は発行せず、巡礼証明書のみ発行してもらった。無料で発行してもらったが、巡礼証明書の受領は寄付制。いくらか寄付をしたほうがよいかもしれない。

私は必ずどちらも発行するものと思っていたので、巡礼証明書と距離証明書を発行してもらった。証明書を入れるケース代2ユーロが含まれ、5ユーロを支払い。
2人分の証明書を1つのケースに入れてもらい、ケースも節約。

【「巡礼証明書」の和訳】
私たちスペインの保護者であるサンティアゴの墓に誓願を立てるために、世界中から訪れてきた、忠実な巡礼者に対して、使徒サンティアゴの祭壇の印章の保管者であるサンティアゴ大聖堂の大司教は、この文書をもって、 この巡礼者 (名前: )が信仰心をもってこの聖堂を訪れたことを証明する。
証明のあかしとして、この聖堂の印章を押したこの証明書を 年 月 日にサンティアゴデコンポステラにて授与した。

よし!この巡礼証明書があれば、パラドールの賄い飯にありつける。無料ディナーゲットだぜ!
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