5つ星パラドールで無料ディナー(賄い飯)

サンティアゴには2泊したので、丸1日は自由。休みだというのに、朝から往復10km歩いてスーツケースを買いに行った。その話は次回書くとして、その日のディナーはパラドールの無料賄い飯を食べに行ったよ。

サンティアゴ・デ・コンポステーラの大聖堂のすぐ隣に、5つ星パラドール「パラドール・デ・ サンティアゴ・デ・コンポステーラ」がある。

パラドールとは、古城や貴族の館、修道院などを活かしたスペインの国営ホテルチェーンで、どれも格式ある豪華なホテルばかり。スペインに94箇所あるパラドールの中でも、5つ星はレオンとサンティアゴ・デ・コンポステーラの2箇所にしかないそうだ。

巡礼中に通り過ぎたレオンは、巡礼中にたった1度だけ2連泊した街。レオンのパラドールにはもちろん私たちは宿泊しなかったが、ツアー参加者のうち3人がトリプルルームに宿泊した。

レオンのパラドールはサンティアゴより大きい。



中庭の回廊や、各所にあしらわれた装飾やインテリアはとても豪華。





3人が2泊したトリプルルームを見学。客室自体は普通のホテルとそんなに変わらないが、大きな窓から見渡せる中庭が素敵だった。



その憧れの5つ星「パラドール・デ・サンティアゴ・デ・コンポステーラ」では、朝(9時)、昼(12時)、晩(19時)の1日3回、各先着10名に賄い飯を無料提供している。かつて、巡礼者のための王立救護院だったという歴史的背景を受け、パラドールとなった今もその伝統を受け継いでいるとのこと。

私たちは、無料ディナーにありつこうと午後5時過ぎにパラドールに向かった。集合場所は、パラドール前の坂を下った右側のレストラン入口。ここには何も書いてないけど、他の方の情報ではそこが集合場所とのこと。しばらく待っていたら「フリーミールを待っているの?」と、他にも人がやって来た。



気合の入っている私たちが1番乗り、午後5時半ごろから少しずつ人が集まり始め、午後6時には定員の10名が揃った。その後も何人かやって来たが、人数を数えるとがっかりして帰って行った。



レストラン入口付近から見上げる大聖堂は西日に照らされ輝いている。



午後7時ちょうど、パラドールの職員がやって来て、集合した10名の巡礼証明書とパスポートをチェック。巡礼証明書は発行後3日以内とされているが、数人は日数オーバーしていることを指摘された。おそらく一旦サンティアゴで巡礼証明書を発行後、フィステーラまで行ったということだろう。「フィステーラ」と聞こえた。

今回だけは大目に見てやるといった雰囲気の職員の誘導に従い、集合した10人全員がパラドール内へ。



パラドールの豪華なロビーや中庭を通り過ぎ、従業員通用口へと通される。





スペイン語で何やら説明を受ける。食事を厨房で受け取り、その部屋で食べろというような説明だったよう。



階段を上って厨房へ。



各自トレイを持ち、食事を配給してもらう。メニューは、サラダ、牛肉とじゃがいもの煮物、パン、ヨーグルト、ワインと水。



食事を乗せたトレーを持って、さっきの階段を降り、巡礼者用のダイニングルームへ。



10人が座れるだけの小さな部屋だが、巡礼者用の食事のために部屋が用意されているのだ。



何だこの達成感。たぶん同じ気持ちの10人で、祝杯!



あれ?800km歩き通してサンティアゴに到着した時より嬉しい気がするんだけど。



特別豪華ではないけどおいしい食事。巡礼中に時々食べた10ユーロくらいのペリグリーノメニューを思い出す。



食後、セルフサービスで食器を返し、少しパラドールを見学。







スペイン最後の夜だ。



そうだ、最後にスーパーマーケットでオリーブオイルを買わなければ。



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コメント

No title

いやー、美味しい食事良かったですね。
巡礼証明書確認するんですね‼
昨年、サンティアゴを4回も出たり入ったりしたなかで無料のご飯を3回頂きましたが、最初こそ証明書を持参しましたがノーチェックだったので後の2回は手ぶらでした。
今年行くときには持参するようにします。

Re: No title

おくの様、度々ブログにご訪問いただきありがとうございます。
2015年にフランス人の道を歩かれ、2016年に他の4つの道を歩かれたってことですよね!
そして、今度は銀の道ですか?おくのさんの巡礼日記、楽しみにしています。

No title

お返事ありがとうございます。
明日、成田を出発するのでドキドキです。
乗り換え時間が少ないのでロストバゲージが心配です。

Re: No title

おくの様、いよいよ出発ですね。
乗り換え時間が短いのは焦ってしまいますね。
お気をつけて!
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プロフィール

miki

名前 : miki

好きなもの:旅行、古いもの、ハンドメイド、節約、変なもの、おいしいもの、市場

タイ・バンコクの安宿で出会った9歳年下貧乏韓国人ゴンさん(Park Kunwoo)とスピード結婚。結婚当時は夫婦共に無職、夫の全財産は約2万円でした。

2004年〜初めてのタイバックパック旅行でタイにはまり、東南アジアを中心に一人旅をするように。

2009年12月〜バンコクの安宿で、日本語ペラペラ9才年下の韓国人ゴンさんに出会い一目惚れ。プロポーズされ、約2週間交際。

2010年3月〜3ヶ月ぶりにゴンさんに会うため韓国へ。韓国で約3週間交際。35歳の誕生日に籍を入れることを目標に、2人で日本へ。

2010年4月〜日本に帰国した翌日、家族全員に紹介しないまま入籍。愛知県一宮で新婚生活がスタート。

2010年9月〜台湾、スリランカ、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、タイ、ラオス、中国などの国々を夫婦で放浪。その後しばらく別居。

2011年12月〜ゴンさんはインドでガイドとして働くことになりインドへ。私も後からインドへ。

2012年3月〜ゴンさんが痔になり、急遽タイの病院へ。しばらくタイで静養生活。

2012年4月〜ゴンさんは韓国、私は日本へそれぞれ帰国し、しばらく別居生活。

2012年6月〜ゴンさんがソウルで勝手に物件契約。仕方なくアジアン雑貨店「南山アソーク」をオープン。

2012年12月〜南山アソーク閉店。夫婦でインド旅行。

2013年3月〜ゴンさんはニュージーランドへ。約半年間の別居生活。

2013年9月〜ついに韓国で部屋を借り定住。家賃は月23万ウォン。

2014年3月〜私達夫婦の出会いから結婚、放浪、貧乏生活などのエピソードが書籍に。韓国のソダン出版よりPark Kunwoo著「글로벌거지부부(グローバル乞食夫婦)」出版。

2014年6月〜ソウルに残るタルトンネ(貧民街)に引っ越し。家賃不要のチョンセ物件でのんびりとした生活が始まる。

2014年12月〜ソウルの寒さから逃れるため、約3ヶ月間、夫婦で台湾徒歩一周。

2015年3月〜Park Kunwoo著「글로벌거지부부」翻訳版が台湾で出版される。

2015年5月〜ゴンさんが韓国の大手旅行会社で添乗員として働きはじめ、貧乏脱出。

2016年5月〜ゴンさんは自由に生きることを選択、大手旅行会社を辞める。

2016年9月〜ゴンさんは添乗員、私はツアー客としてスペインサンティアゴ巡礼ツアーに参加。フランスのサン・ジャン・ピエド・ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの約800kmの巡礼路を踏破。

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