2016/11/24
瞻星台(チョムソンデ)と鶏林(ケリム)
慶州歴史遺産地区は、以前ゴンさんと来たことがある場所です。

露天では他の場所で見かけない凧が売られています。

家族連れの姿が多いです。


確かに、電線など無いので凧揚げをするのにはぴったり。

広場の中にポツンとあるのが、瞻星台(チョムソンデ)。 東洋で現存する最も古い天文台として知られています。

真ん中の13段から15段の部分に四角い窓があり、梯子を架けてここから出入りをしたと考えられています。内部は12段まで土で埋められており、石を井桁のように組まれている部分には足を掛けることができるようです。
真ん中の窓の下が12段、上も12段で合計すると韓国の24節期と同じ数字。使われている石の数は362個で、これは陰曆の1年間の日数と同じ数字とのことです。

なお、最初に天文台であると主張をしたのは日本人の気象学者でしたが、本当に天文台かどうかは謎だそうです。どちらにしろ、1,300年も以前に作られたものがそのままの姿で残っているというのは、とても神秘的ですね。地震で傾いたとの噂もありますが、見たところ大きな破損は無いようで安心しました。
学生服を着た大人たち。大はしゃぎで楽しそうでした。

続いて、瞻星台(チョムソンデ)のすぐ近くにある鶏林(ケリム)へ。新羅王族の慶州金氏発祥の地とされている場所です。伝説によると、林から鶏が鳴き声が聞こえたので近づいてみると、金の箱に入った男の子が見つかりました。この男の子には「金」の苗字をつけ、この林のことを「鶏林」と呼ぶようになったと伝えられています。

以前あったはずの大きな木が、細い枝だけ残して無くなってしまいました。

他の木も保護されています。神羅の時代からずっとあった林ということで、樹齢は古いものでどれくらいなんだろう?


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