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仏国寺(プルグクサ)

慶州ツアー2日目の続きです。石窟庵(ソックラム)を見学した後、バスで少し山を下り、仏国寺(プルグクサ)へ。



仏国寺も石窟庵と同じく、ユネスコ世界文化遺産に指定されています。







参道の途中に、中門に相当する天王門を通り抜けます。門の両側にいるのは四天王。







新羅時代に創建された歴史ある寺院ですが、豊臣秀吉の朝鮮出兵で焼失し、1970年からの復元工事により再建されました。石造部分は当時のまま。



大雄殿の正面にのびている石の階段。上の段を白雲橋、下の段を青雲橋という。





現在は階段の使用は禁止されているので、右側の坂道を登ります。

仏国寺の本殿である大雄殿。境内は回廊で囲まれています。大雄殿の前にある多宝塔と三層石塔は、韓国を代表する石塔です。



多宝塔(タボタプ)は、複雑で華やかな造り。10ウォン硬貨に描かれています。現在1体だけある獅子の像は、本来は東西南北に4体配置されていたそう。



釈迦塔(ソッカタプ)は、シンプルな造り。釈迦塔の中から世界最古の木版印刷物が発見されたということになっています。(証明されていない。)前回来た時にはちょうど解体されていましたが、修復が完了した釈迦塔の姿を見ることができました。



回廊にある木魚や雲板。あと太鼓と鐘があるはず。この4種は韓国のお寺に必ずあるもの。







観音菩薩がまつられている「観音殿」。





仏国寺の極楽殿。



軒下の極楽殿の看板の裏側に豚(猪)が隠れています。この猪は数年前まで気が付かれていなかったとのこと。



極楽殿の正面には、新しく作られた黄金の豚(猪)の像が鎮座しています。幸運の豚(猪)と呼ばれ、観光客が次々に触って行きます。韓国では豚は豊作の象徴で、十二支も猪ではなく豚。

触ると福を呼ぶと信じられ、仏国寺で1番人気かもしれない金の豚様。







【仏国寺(プルグクサ)】
住所:경상북도 경주시 진현동 15
電話:054-746-9913
時間:7:00~18:00
料金:大人4,000ウォン、中高生3,000ウォン、小学生2,000ウォン ※6歳以下の子ども、65歳以上無料
アクセス:慶州駅より10番、11番バスで約40分、KTX新慶州駅より700番バスで約70分

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プロフィール

miki

名前 : miki

好きなもの:旅行、古いもの、ハンドメイド、節約、変なもの、おいしいもの、市場

タイ・バンコクの安宿で出会った9歳年下貧乏韓国人ゴンさん(Park Kunwoo)とスピード結婚。結婚当時は夫婦共に無職、夫の全財産は約2万円でした。

2004年〜初めてのタイバックパック旅行でタイにはまり、東南アジアを中心に一人旅をするように。

2009年12月〜バンコクの安宿で、日本語ペラペラ9才年下の韓国人ゴンさんに出会い一目惚れ。プロポーズされ、約2週間交際。

2010年3月〜3ヶ月ぶりにゴンさんに会うため韓国へ。韓国で約3週間交際。35歳の誕生日に籍を入れることを目標に、2人で日本へ。

2010年4月〜日本に帰国した翌日、家族全員に紹介しないまま入籍。愛知県一宮で新婚生活がスタート。

2010年9月〜台湾、スリランカ、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、タイ、ラオス、中国などの国々を夫婦で放浪。その後しばらく別居。

2011年12月〜ゴンさんはインドでガイドとして働くことになりインドへ。私も後からインドへ。

2012年3月〜ゴンさんが痔になり、急遽タイの病院へ。しばらくタイで静養生活。

2012年4月〜ゴンさんは韓国、私は日本へそれぞれ帰国し、しばらく別居生活。

2012年6月〜ゴンさんがソウルで勝手に物件契約。仕方なくアジアン雑貨店「南山アソーク」をオープン。

2012年12月〜南山アソーク閉店。夫婦でインド旅行。

2013年3月〜ゴンさんはニュージーランドへ。約半年間の別居生活。

2013年9月〜ついに韓国で部屋を借り定住。家賃は月23万ウォン。

2014年3月〜私達夫婦の出会いから結婚、放浪、貧乏生活などのエピソードが書籍に。韓国ソダム出版よりPark Kunwoo著「글로벌거지부부(グローバル乞食夫婦)」出版。

2014年6月〜ソウルに残るタルトンネ(貧民街)に引っ越し。家賃不要のチョンセ物件でのんびりとした生活が始まる。

2014年12月〜ソウルの寒さから逃れるため、約3ヶ月間、夫婦で台湾徒歩一周。

2015年3月〜Park Kunwoo著「글로벌거지부부」翻訳版が台湾で出版される。

2015年5月〜ゴンさんが韓国の大手旅行会社で添乗員として働きはじめ、貧乏脱出。

2016年5月〜ゴンさんは自由に生きることを選択、大手旅行会社を辞める。

2016年9月〜ゴンさんは添乗員、私はツアー客としてスペインサンティアゴ巡礼ツアーに参加。フランスのサン・ジャン・ピエド・ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの約800kmの巡礼路を踏破。

2019年4月〜韓国ソダム出版からゴンさん(박건우)の新刊「느리게 천천히 가도 괜찮아」出版。タイトルの日本語訳は「のんびりゆっくり行っても大丈夫」です。私たち日韓貧乏夫婦の台湾一周徒歩旅行記(韓国語版)です。

2019年11月〜YouTube配信中!




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