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バイラクッペ

シュラヴァナベルゴラのをあとにして、南インド、マイソールの近くにあるというチベット居住区に向かいます。

インド政府が亡命チベット人のために居住を許可した場所で、今は約2万人ものチベット人が住んでいるインド最大のチベット居住区と言われるバイラクッペという地域へ。

まずは、シュラヴァナベルゴラからバスでクシャルナガルという町に移動。

シュラバナベルゴラからクシャナガルまでは、バスの運転手さんに教えてもらいながらバスを4回も乗り換えての移動。舗装されていない道が多かったのでバスが跳ねて、久しぶりに車酔いしました。

バスを降りて少し休憩してからチベットのお寺、ゴールデンテンプルに向かいます。だんだんとチベタンの姿が多くなってきます。

クシャナガルからゴールデンテンプルまではオートリクシャで10分くらいで到着。

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ゴールデンテンプル周辺には、小規模なショッピングセンターがあり、チベタンレストランや中国製品のお土産屋を売るお店があります。ゴールデンテンプルを観光するインド人をちらほらと見かけました。。インド人にとっては、外国に来ている気分なんでしょうか?

インドなのにインドではないような、不思議な光景。

チベット人居住区に宿泊するには許可証が必要なのですが、デリーで申請してから発行されるまでに時間もかかるらしく、私たちは許可証は持っていません。

荷物を全部持って来てしまっていたので、許可証が無くても泊まらせてもらえないか、聞くだけ聞いてみると、夕方チェックインして朝早くチェックアウトするという条件で1泊だけ泊まることができました。他の宿にも聞いてみまたところ、許可証なしで泊めてもらえる宿はありません。結構厳しいです。

クシャナガルに宿泊すれば、許可証は必要ないし、きれいそうな宿がたくさんあるので、クシャナガルを拠点に観光するといいと思います。私たちはちょっと失敗。

夕方からチェックインしても言ってくれた宿で荷物を預かってもらい、とりあえずファーストキャンプという場所まで歩いてみることに。しばらく歩くと田園地帯が広がっています。

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ファーストキャンプまでは、歩くと遠いらしい。

通りかかったトラクターに手を振ってみる。

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ヒッチハイク成功!

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ファーストキャンプの近くでトラクターは止まりました。

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そこからもう少し歩くと通りをはさんで、商店街のようになっている場所に出ます。チベット料理の食堂や仏教グッズのお店、チベットのおみやげ屋さん、宿、カフェなどがあります。その辺りはファーストキャンプと呼ばれているようです。

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ゴールデンテンプルの周辺に比べて、ファーストキャンプ周辺は生活感が感じられます。

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近くには仏教寺があり、民族衣装を着たお年寄りの姿も見ることができます。

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ファーストキャンプ周辺を散策した後、食堂でチベット料理を食べることにしました。食堂にいたチベット人の若者にすすめられた、ヤクの肉のトゥクパを食べることに。

チベット人の青年と同じテーブルで、トゥクパを食べながら話をしました。彼は、長い間ニューヨークに住んでいるので英語がとてもうまく、雰囲気も都会的。インドに住む家族や友達に会うために里帰り中でした。食堂を出て帰る頃には外が暗くなっていたので、彼が車で宿まで乗せて行ってくれました。

私の中のチベット人のイメージは、仏教とお坊さんだけだったので、彼のような存在は意外でした。

そして、思ったこと。どこに住んでいても、チベット人はめちゃくちゃ優しいのは間違いない!

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次の日は、マイソールへ。バイラクッペからマイソールまではバスで約2時間。マイソールまでの舗装された道路は、快適でした!

【移動情報】
シュラヴァナベルゴラ→CRパトナ バス18ルピー
CRパトナ→ホレナラシプラ バス約40分 21ルピー
ホレナラシプラ→アラカラグオ バス約30分32ルピー
アラカラグオ→クシャルナガル バス約1時間半40ルピー
クシャルナガル→ゴールデンテンプル オートリクシャ約10分 2人50ルピー

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プロフィール

miki

名前 : miki

好きなもの:旅行、古いもの、ハンドメイド、節約、変なもの、おいしいもの、市場

タイ・バンコクの安宿で出会った9歳年下貧乏韓国人ゴンさん(Park Kunwoo)とスピード結婚。結婚当時は夫婦共に無職、夫の全財産は約2万円でした。

2004年〜初めてのタイバックパック旅行でタイにはまり、東南アジアを中心に一人旅をするように。

2009年12月〜バンコクの安宿で、日本語ペラペラ9才年下の韓国人ゴンさんに出会い一目惚れ。プロポーズされ、約2週間交際。

2010年3月〜3ヶ月ぶりにゴンさんに会うため韓国へ。韓国で約3週間交際。35歳の誕生日に籍を入れることを目標に、2人で日本へ。

2010年4月〜日本に帰国した翌日、家族全員に紹介しないまま入籍。愛知県一宮で新婚生活がスタート。

2010年9月〜台湾、スリランカ、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、タイ、ラオス、中国などの国々を夫婦で放浪。その後しばらく別居。

2011年12月〜ゴンさんはインドでガイドとして働くことになりインドへ。私も後からインドへ。

2012年3月〜ゴンさんが痔になり、急遽タイの病院へ。しばらくタイで静養生活。

2012年4月〜ゴンさんは韓国、私は日本へそれぞれ帰国し、しばらく別居生活。

2012年6月〜ゴンさんがソウルで勝手に物件契約。仕方なくアジアン雑貨店「南山アソーク」をオープン。

2012年12月〜南山アソーク閉店。夫婦でインド旅行。

2013年3月〜ゴンさんはニュージーランドへ。約半年間の別居生活。

2013年9月〜ついに韓国で部屋を借り定住。家賃は月23万ウォン。

2014年3月〜私達夫婦の出会いから結婚、放浪、貧乏生活などのエピソードが書籍に。韓国ソダム出版よりPark Kunwoo著「글로벌거지부부(グローバル乞食夫婦)」出版。

2014年6月〜ソウルに残るタルトンネ(貧民街)に引っ越し。家賃不要のチョンセ物件でのんびりとした生活が始まる。

2014年12月〜ソウルの寒さから逃れるため、約3ヶ月間、夫婦で台湾徒歩一周。

2015年3月〜Park Kunwoo著「글로벌거지부부」翻訳版が台湾で出版される。

2015年5月〜ゴンさんが韓国の大手旅行会社で添乗員として働きはじめ、貧乏脱出。

2016年5月〜ゴンさんは自由に生きることを選択、大手旅行会社を辞める。

2016年9月〜ゴンさんは添乗員、私はツアー客としてスペインサンティアゴ巡礼ツアーに参加。フランスのサン・ジャン・ピエド・ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの約800kmの巡礼路を踏破。

2019年4月〜韓国ソダム出版からゴンさん(박건우)の新刊「느리게 천천히 가도 괜찮아」出版。タイトルの日本語訳は「のんびりゆっくり行っても大丈夫」です。私たち日韓貧乏夫婦の台湾一周徒歩旅行記(韓国語版)です。

2019年11月〜YouTube配信中!




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