2017/02/10
台北から日帰りで行ける無料温泉「烏来(ウーライ)温泉」
台湾の無料温泉シリーズです。烏来は原住民のタイヤル族が定住している場所で、「ウーライ」とはタイヤル族の言葉で「温泉」の意味。この地方の温泉は約300年前にタイヤル族の人たちによって発見されました。もともと温泉浴の習慣はなく日本統治時代に湯治場として整備されたそう。
泉質は無色透明な弱アルカリ性炭酸泉で、美人の湯とも呼ばれ、肌がスベスベになるなどの効用が期待できる。
烏来老街や烏来老街を抜け橋を渡ったところに温泉施設がたくさんあり、個室風呂での日帰り入浴も可能。



烏来老街から橋を渡って右側の川沿いには温泉の源泉があり、これを利用して作られた無料の公共露天風呂があります。

足湯専用のお風呂もあります。

公共露天風呂には必ず水着を着用して入ります。簡単な脱衣所もあり、一応着替えもできます。


まず、湯船に入る前の掛け湯は必須です。誰でも使える洗剤が用意されています。この洗剤はお茶の葉が原料で、川に流れても環境に悪くない洗剤とのこと。

「茶籽粉」という粉末状のものを水に溶かしてあります。「茶籽粉」は、お茶の種子を粉末にしたもので、お茶の種子に含まれるサポニンで油を除去することができる。シャンプーとして使う他、食器、野菜、果物などの洗浄にも安心。ゴンさんがノープー(ノーシャンプー)過ぎて汚いので、1度試してほしい!

プラスチックのボトルをリサイクルして作られたオケ!勝手に使わせてもらっても大丈夫そうです。




湯船がいくつも作られており、湯加減もそれぞれ違います。皆さん、結構のんびりと浸かっています。




私は水着を持っていないので足湯だけ。湯加減が最高!ポカポカして、足だけスベスベになりました。

露天風呂には常連さんも多いようで、調理道具など持参している方の姿も。ここに住み着いているのかと思いましたが、ちゃんと荷物を背負って帰って行く姿を目撃。

コンクリートの下を温泉が通っているためコンクリートが温かく、天然のオンドル(床暖房)のよう!なので、夜はここで寝たら気持ち良さそうです。まさに住めそうです。

入浴する際の注意点としては、荷物はその辺に置いたまま入浴することになるため、貴重品は持参しないこと。持ち物は、水着、タオル、サンダル、着替えの際はスカートがあると便利。

老街の入口にあるツーリストセンター前にも足湯がありました。

今度は全身源泉に浸かりたい!
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