2017/08/25
タイの田舎の葬式
ステープさんの幼なじみが亡くなられたので、ステープさんが参列する葬式に同行しました。チェンコーンからチェンセーンの中間地点にあるハッバイ村です。ハッバイ村は、チェンコーンからトゥクトゥクで約1時間、タイルー族の織物の村。→タイルー族の村「ハッバイ村(Ban Had Bai)」
午前9時頃にチェンコーンを出発し、午前10時頃到着。黒い服を着た人たちがたくさん集まっています。なんと400人以上とのこと。

最初はこの派手な飾りが棺だと知らなかったけど、後々気が付きました。台車に乗せた棺をお花やお供え物などで飾り付けています。

タイも仏教なので、わりと日本の葬式と共通点があります。遺影にお焼香のようなことをします。でも線香ではなかった。葉っぱの束のようなものを左から取って、拝んで、右に置く。お香典は200バーツ~500バーツ程度、白い封筒に名前を書いて渡します。

普段は村の市場である場所を会場として使っています。火葬場に行く前に食事が振る舞われるそうです。

おやつとして出された酸っぱい葉っぱ。

村の女性たちが食事の準備をします。昔の日本と同じですね。


午前11時頃、食事が運ばれてきました。1人1人に配るのではなく、数人でシェアして食べます。


内容は、カオニャオ、フライドチキン、スープ、タケノコ、きゅうり、辛いたれ。豪華な料理を期待していたけど、普段食べる食事と変わらないような…でも、この普通の食事おいしいです。タイのお坊さんは肉は食べないけど、葬式の料理には肉を使うんだね。

食後、少し離れたところにある火葬場へ移動。

ご遺体の乗った台車が親族らに引っぱられて火葬場に到着。


火葬場に到着してから、お坊さんのお経やグループごとの写真撮影など、時間をかけて行われます。

タイらしいと思ったのは、こんなところにまで宝くじ売りがやって来ること。ステープさんも買ってたし…ちなみに番号選んだのは私な。

各自配られた造花を棺の前にお供えし、最後のお別れ。

棺に造花を備えるため並んでいると、上から何かをばら撒くので、私も拾いました。

中に1バーツ硬化が入っているそう。綺麗だからそのまま持って置くものかと思えば、皆さん速攻中のお金だけ抜き取っていました。もっとたくさんお金が入っているのもあるみたい。

そして、ついに遺族によって火葬のスイッチ(リモコン!)が押されます。緊張感が漂う中…リモコンがうまく作動せず、結局リモコン使用せず着火されたよう。爆竹が鳴って花火が上がりました。火力が弱く時間がかかるため、一旦解散。
遺骨や灰は、墓地に埋葬するのではなく寺院の壁などに納骨したり、散骨、自宅に安置など。お墓なんて必要無いと思うので、私も死んだら焼いてその辺に撒いて欲しい。
火葬場から移動して、お寺にお参り。

元の場所に移動して、なぜかまた本格的に食事が始まるようでしたが、ステープさんと私はチェンコーンに戻ります。

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