2018/05/31
聖地ティルバンナーマライ
ゴンさんと行ったインド旅のことがまだ途中なので、もうほとんど忘れてしまったけど、下書きに少し残してあるのもあるので修正しながら、完全に忘れないうちに記録しておこうかと思う。今の私は、昔みたいに元気も体力も無いし、好奇心も無い。今回のインド旅は移動が多くてしんどかった。多分またやってしまうだろうけど、しばらく旅はしたくない。
そんなインドで心穏やかに過ごせた場所が、終盤に滞在したティルバンナーマライのアシュラム。たまたまネットで見つけたのがきっかけで訪れた場所だ。
バンガロールからのバスがアシュラム正面を通るので、アシュラムの門の前で降ろしてもらえた。到着した時刻は午後7時頃。周辺は暗くなっていたが、アシュラムにはたくさん人がいて安心した。しかもびっくりなことに西洋人が多い。

1ヶ月以上前に滞在申請をしてあったので、アシュラムの宿泊施設に滞在する許可をもらえた。私たちは4泊させてもらえたが、初めての申請で希望が通るのは運が良いらしい。

アシュラムは、アルナーチャラという聖なる山の麓にある。この山の中腹に、かつてラマナがこもって瞑想していた洞窟がある。アシュラム敷地内は緑豊かで外のインドとは別世界のよう。アシュラムには、宿泊施設、瞑想ルーム、礼拝堂、食堂、庭園がある。アシュラムの中心には、ラマナ・マハリシが生涯を終えたニルヴァーナルームと呼ばれる部屋が保存されている。
アシュラムでは朝、昼、晩の3食と、さらに午後のお茶が出る。決められた食事時間になったら、食堂の床に並べられたバナナ葉の前に座る。バナナの葉の上に次々とごはんやカレーを盛り付けてくれる。

バナナの葉っぱの上に配られる食事を右手を使っていただく。素材も良いし味付けが良い。肉食は無く、タマネギ、ニンニク、しょうが、辛い香辛料を使わない。完全に身体に良いに決まっている。

アシュラムの裏にあるアルナーチャラ山に登った。軽い気持ちで挑んだが、想像を超えるハードな登山だった。持っていた水が足りず、死ぬ思いをした。

アルナーチャラ山自体が神(シヴァ)とされるので、本来は山の周りを歩いて周るのが良いのだそうだが、やっぱり登ってみて良かった!

この場所のことは、本当はあまり人に知られたくない。きっといつかまた訪れる日が来ると思う。アルナーチャラ!ありがとうバガバーン!
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