2019/02/13
旧正月中の台北旅行1日目「艋舺夜市」
龍山寺の真正面の公園には、年がら年中おっさんらがフラフラしている。前日も私は1人でおっさん見物のためこの周辺を徘徊したのだが、なぜこの公園におっさんらが集まるのか謎が解けた。この公園では、定期的に食事の配給があるのだ。
公園で配給のお弁当を食べる人々。私が配給現場を目撃したのは2019年2月3日(日)、午後5時ごろだったと思う。毎日配給があるのかは不明。

ちょっと勉強したことを…メモ。
台湾には清朝時代に台湾で栄えた三大都市を「一府二鹿三艋舺」と表す言葉があります。「府=台南」「鹿=鹿港」「艋舺=万華(萬華)」を指しています。3番目の艋舺は、台北の万華地区(萬華)。つまり龍山寺近辺のこと。
「艋舺(バンカ)」とは、もともとこの辺りに住んでいた先住民ケタガラン族の言葉で「丸木舟」という意味で、後に台湾語で「艋舺」という漢字が当てられた。それが日本統治時代に音が近い「萬華」という漢字に変更され、現在は区名や駅名に「萬華」の漢字が使われている。鉄道の駅名アナウンスでは、萬華駅は中国語では「萬華(ワンホァ)」だが、台湾語では「艋舺(バンカ)」と呼ばれている。
この地域を舞台にした大ヒット映画「艋舺」の邦題は「モンガに散る」。「艋舺」の読み方は「モンガ」ではないのにどういうこと?ちなみにこの映画の英語タイトルは「MONGA」とのことで、ややこしいにもほどがある。映画は観ていないので、機会があれば観たい。
はい、話がそれました。龍山寺から出て、右を向いて横断歩道を渡ると「艋舺夜市」。旧正月の大晦日でも、ここの夜市はやっていました!

とりあえず、屋台でスイカジュース30元購入。スイカジュース大好き!

4人で1皿、臭豆腐を食べました。意外にも、チアキもマイも普通に食べられるって。なんやねん、いけるんかい!

「艋舺夜市」は、台湾の他の夜市に比べるとディープな一面も。台湾どこでもこの雰囲気ちゃうから!

蛇料理屋さんがある「華西街観光夜市」は、この日は半分くらいのお店が閉まっていました。蛇見せたかったけど。

大晦日でも賑やかそうな西門町へ歩いて向かうことに。途中、艋舺老街の八百屋さんに売っていたミニ白菜!これは可愛い!

龍山寺の少し北にある「清水厳祖師廟」。こちらも映画「モンガに散る」の舞台になった場所らしいです。屋台街があって、好きな雰囲気。ここもいつかゆっくり来てみたい。

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