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旧正月中の台北旅行1日目「艋舺夜市」

龍山寺の真正面の公園には、年がら年中おっさんらがフラフラしている。前日も私は1人でおっさん見物のためこの周辺を徘徊したのだが、なぜこの公園におっさんらが集まるのか謎が解けた。この公園では、定期的に食事の配給があるのだ。



公園で配給のお弁当を食べる人々。私が配給現場を目撃したのは2019年2月3日(日)、午後5時ごろだったと思う。毎日配給があるのかは不明。



ちょっと勉強したことを…メモ。

台湾には清朝時代に台湾で栄えた三大都市を「一府二鹿三艋舺」と表す言葉があります。「府=台南」「鹿=鹿港」「艋舺=万華(萬華)」を指しています。3番目の艋舺は、台北の万華地区(萬華)。つまり龍山寺近辺のこと。

「艋舺(バンカ)」とは、もともとこの辺りに住んでいた先住民ケタガラン族の言葉で「丸木舟」という意味で、後に台湾語で「艋舺」という漢字が当てられた。それが日本統治時代に音が近い「萬華」という漢字に変更され、現在は区名や駅名に「萬華」の漢字が使われている。鉄道の駅名アナウンスでは、萬華駅は中国語では「萬華(ワンホァ)」だが、台湾語では「艋舺(バンカ)」と呼ばれている。

この地域を舞台にした大ヒット映画「艋舺」の邦題は「モンガに散る」。「艋舺」の読み方は「モンガ」ではないのにどういうこと?ちなみにこの映画の英語タイトルは「MONGA」とのことで、ややこしいにもほどがある。映画は観ていないので、機会があれば観たい。

はい、話がそれました。龍山寺から出て、右を向いて横断歩道を渡ると「艋舺夜市」。旧正月の大晦日でも、ここの夜市はやっていました!



とりあえず、屋台でスイカジュース30元購入。スイカジュース大好き!



4人で1皿、臭豆腐を食べました。意外にも、チアキもマイも普通に食べられるって。なんやねん、いけるんかい!



「艋舺夜市」は、台湾の他の夜市に比べるとディープな一面も。台湾どこでもこの雰囲気ちゃうから!



蛇料理屋さんがある「華西街観光夜市」は、この日は半分くらいのお店が閉まっていました。蛇見せたかったけど。



大晦日でも賑やかそうな西門町へ歩いて向かうことに。途中、艋舺老街の八百屋さんに売っていたミニ白菜!これは可愛い!



龍山寺の少し北にある「清水厳祖師廟」。こちらも映画「モンガに散る」の舞台になった場所らしいです。屋台街があって、好きな雰囲気。ここもいつかゆっくり来てみたい。



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プロフィール

miki

名前 : miki

好きなもの:旅行、古いもの、ハンドメイド、節約、変なもの、おいしいもの、市場

タイ・バンコクの安宿で出会った9歳年下貧乏韓国人ゴンさん(Park Kunwoo)とスピード結婚。結婚当時は夫婦共に無職、夫の全財産は約2万円でした。

2004年〜初めてのタイバックパック旅行でタイにはまり、東南アジアを中心に一人旅をするように。

2009年12月〜バンコクの安宿で、日本語ペラペラ9才年下の韓国人ゴンさんに出会い一目惚れ。プロポーズされ、約2週間交際。

2010年3月〜3ヶ月ぶりにゴンさんに会うため韓国へ。韓国で約3週間交際。35歳の誕生日に籍を入れることを目標に、2人で日本へ。

2010年4月〜日本に帰国した翌日、家族全員に紹介しないまま入籍。愛知県一宮で新婚生活がスタート。

2010年9月〜台湾、スリランカ、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、タイ、ラオス、中国などの国々を夫婦で放浪。その後しばらく別居。

2011年12月〜ゴンさんはインドでガイドとして働くことになりインドへ。私も後からインドへ。

2012年3月〜ゴンさんが痔になり、急遽タイの病院へ。しばらくタイで静養生活。

2012年4月〜ゴンさんは韓国、私は日本へそれぞれ帰国し、しばらく別居生活。

2012年6月〜ゴンさんがソウルで勝手に物件契約。仕方なくアジアン雑貨店「南山アソーク」をオープン。

2012年12月〜南山アソーク閉店。夫婦でインド旅行。

2013年3月〜ゴンさんはニュージーランドへ。約半年間の別居生活。

2013年9月〜ついに韓国で部屋を借り定住。家賃は月23万ウォン。

2014年3月〜私達夫婦の出会いから結婚、放浪、貧乏生活などのエピソードが書籍に。韓国ソダム出版よりPark Kunwoo著「글로벌거지부부(グローバル乞食夫婦)」出版。

2014年6月〜ソウルに残るタルトンネ(貧民街)に引っ越し。家賃不要のチョンセ物件でのんびりとした生活が始まる。

2014年12月〜ソウルの寒さから逃れるため、約3ヶ月間、夫婦で台湾徒歩一周。

2015年3月〜Park Kunwoo著「글로벌거지부부」翻訳版が台湾で出版される。

2015年5月〜ゴンさんが韓国の大手旅行会社で添乗員として働きはじめ、貧乏脱出。

2016年5月〜ゴンさんは自由に生きることを選択、大手旅行会社を辞める。

2016年9月〜ゴンさんは添乗員、私はツアー客としてスペインサンティアゴ巡礼ツアーに参加。フランスのサン・ジャン・ピエド・ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの約800kmの巡礼路を踏破。

2019年4月〜韓国ソダム出版からゴンさん(박건우)の新刊「느리게 천천히 가도 괜찮아」出版。タイトルの日本語訳は「のんびりゆっくり行っても大丈夫」です。私たち日韓貧乏夫婦の台湾一周徒歩旅行記(韓国語版)です。

2019年11月〜YouTube配信中!




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