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マニラのスラム街トンド地区の清掃ボランティア

トンド地区で宿泊したAirbnbのすぐ裏を流れるエステロ・デ・ヴィタス川からの異臭が部屋まで漂っていた。



川岸にスラム街を形成し、生活排水は川に垂れ流し、トイレも川にそのまましているようだ。



橋の下にぶら下がる形でバラック小屋が作ってあり、とても狭い空間に家族が暮らしているようで衝撃を受けた。



かなりの数のバラックが立ち並び、人口密度が高そう。



道路にゴミ、撒いてある?



電線がカオス。盗電のせいでこういう状態になっているらしい。



トンド地区ヴィタスの集合団地。清掃ボランティア中のフィリピン人の若者達に出会った。



応援する意味でみんなに飲み物を振る舞った。ジュース16本の金額が200ペソ(400円)とめちゃくちゃ安くてビックリした。



狭い集合住宅の地面の排水溝は、垂れ流しの生活排水で真っ黒。これでも清掃ボランティアのおかげで多少は衛生的に保たれているはず。清掃前には仔猫やネズミの死体も転がっていた。



外部の人間に頼らず、住人達で衛生管理ができるようにならないのか疑問。



住人達は洗濯は大好きらしく、洗剤を大量に使い泡だらけで洗濯している人達が多かった。身に着ける衣類は気にしても、環境はあまり気にしてないのかな?



ビニール袋を使って、デコってある。かわいいな。





トンドは世界的にも人口密度が高いらしいが、子供が本当に多い。外で元気に遊び回り、みんな明るくてフレンドリー!


ボランティアがやってあげるだけじゃなくて、この子達が一緒になって掃除をしたら凄く良いんじゃないかと思うけど。



この地域には支援団体が入っているので、以前に比べるとだいぶ治安も改善されているようだが、私たちが見ていない酷い環境で暮らす人々がまだまだ多いらしかった。

フィリピンのゴミシステムについて凄く考えてみたけど、資源をゴミ山から拾おうとするから危険なわけで、ゴミを分別するための処理場を作れば良いんじゃないのか?そんな簡単な事じゃないの?



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コメント

No title

マニラもう2年以上行ってないです ><
こんな地区もあったんですね
いつも 通りすがるだけの場所なので 車で景色を見るくらいしかしたことがありませんでした

ボランティアの子達がいるっていうのに驚きました このエリアを掃除して回るって すごい事だと思います (観光地とかならありそうですけど)

  駐在おやじ

Re: マニラのスラム街トンド地区の清掃ボランティア

駐在おやじさん、コメントありがとうございます!
私はフィリピンに今回初めて行きました。いきなり宿泊したエリアが有名なスラム街があるエリアだったわけですけど、正直ビックリでした。
外国からの支援も多いみたいですけど、フィリピンの若い人たちが、ボランティアをしているのに出会えて良かったです。貧しいから不幸だとは思わないですが、やはり住み良い環境で病気などせず、暮らせるようになってほしいですね。
マニラではストリートチルドレンも多いようで、心痛みました。
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プロフィール

miki

名前 : miki

好きなもの:旅行、古いもの、ハンドメイド、節約、変なもの、おいしいもの、市場

タイ・バンコクの安宿で出会った9歳年下貧乏韓国人ゴンさん(Park Kunwoo)とスピード結婚。結婚当時は夫婦共に無職、夫の全財産は約2万円でした。

2004年〜初めてのタイバックパック旅行でタイにはまり、東南アジアを中心に一人旅をするように。

2009年12月〜バンコクの安宿で、日本語ペラペラ9才年下の韓国人ゴンさんに出会い一目惚れ。プロポーズされ、約2週間交際。

2010年3月〜3ヶ月ぶりにゴンさんに会うため韓国へ。韓国で約3週間交際。35歳の誕生日に籍を入れることを目標に、2人で日本へ。

2010年4月〜日本に帰国した翌日、家族全員に紹介しないまま入籍。愛知県一宮で新婚生活がスタート。

2010年9月〜台湾、スリランカ、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、タイ、ラオス、中国などの国々を夫婦で放浪。その後しばらく別居。

2011年12月〜ゴンさんはインドでガイドとして働くことになりインドへ。私も後からインドへ。

2012年3月〜ゴンさんが痔になり、急遽タイの病院へ。しばらくタイで静養生活。

2012年4月〜ゴンさんは韓国、私は日本へそれぞれ帰国し、しばらく別居生活。

2012年6月〜ゴンさんがソウルで勝手に物件契約。仕方なくアジアン雑貨店「南山アソーク」をオープン。

2012年12月〜南山アソーク閉店。夫婦でインド旅行。

2013年3月〜ゴンさんはニュージーランドへ。約半年間の別居生活。

2013年9月〜ついに韓国で部屋を借り定住。家賃は月23万ウォン。

2014年3月〜私達夫婦の出会いから結婚、放浪、貧乏生活などのエピソードが書籍に。韓国ソダム出版よりPark Kunwoo著「글로벌거지부부(グローバル乞食夫婦)」出版。

2014年6月〜ソウルに残るタルトンネ(貧民街)に引っ越し。家賃不要のチョンセ物件でのんびりとした生活が始まる。

2014年12月〜ソウルの寒さから逃れるため、約3ヶ月間、夫婦で台湾徒歩一周。

2015年3月〜Park Kunwoo著「글로벌거지부부」翻訳版が台湾で出版される。

2015年5月〜ゴンさんが韓国の大手旅行会社で添乗員として働きはじめ、貧乏脱出。

2016年5月〜ゴンさんは自由に生きることを選択、大手旅行会社を辞める。

2016年9月〜ゴンさんは添乗員、私はツアー客としてスペインサンティアゴ巡礼ツアーに参加。フランスのサン・ジャン・ピエド・ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの約800kmの巡礼路を踏破。

2019年4月〜韓国ソダム出版からゴンさん(박건우)の新刊「느리게 천천히 가도 괜찮아」出版。タイトルの日本語訳は「のんびりゆっくり行っても大丈夫」です。私たち日韓貧乏夫婦の台湾一周徒歩旅行記(韓国語版)です。

2019年11月〜YouTube配信中!




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