fc2ブログ

ダナンで99日ぶりコロナ感染者発生につき旅中止フエ~ハノイ夜行寝台バス移動

フエ滞在中、99日ぶりにダナンで市中感染者が発生したため、旅を中止してハノイに戻ることにしました。

7月25日の時点ではベトナムでの累計感染者わずか420人、死者0人でした。7月25日にダナンで4月以来初めて感染経路不明の市中感染を確認、26日にさらに3人の感染を確認。

外国人観光客の入国は依然として禁止しているが、航空運賃やパック旅行が格安になり国内を旅行する人が急増していました。

陽性者発覚は25日(土)で、27日(月)にはもうダナン市全体の実質ロックダウン決定、実施は28日0時から。ロックダウン前にダナンから約8万人が避難する事態となりました。ダナンから国内各都市に戻った人は14日間、自宅隔離を義務付けられました。

本当はフエの後、ずっと行きたかったニンビンに行く予定でニンビン行きのバスを予約していました。

バスチケットを買ったのは、フエ市内にあるバス会社「シンツーリストオフィス」。

出発前日に、ニンビン行きの予約をハノイ行きに変更してもらいました。元々ニンビンを通過してハノイまで行くバスなので変更は簡単でした。値段ももともとハノイ行きもニンビン行きも同じ1人250,000ドン(約1,250円)です。カードも利用可能ですが、手数料が高いので現金で払いました。

午後5時に「シンツーリスト」の前に黄色いバスが来ると説明を受けたはずなんですが、結局午後5時半にタクシーに乗せられて「フンタンバス」のオフィスまで行きました。もちろんタクシー代は請求されません。



私たちが乗ったバスは「シンツーリスト」のバスではなく、「フンタンバス」というバス会社の黄色いバス。おそらくフエからニンビン行きのバスはこのバス会社だけだったからだと思います。



この時期、旅行者が多くないと思っていましたが、なんとバスは満席。しかも予約の際にもらった紙に書かれた座席番号は何の意味もないらしい。私たちの予約した座席にはすでに人が座っているし、バスのスタッフが私たちを1番奥の上の段に誘導します。前方の下の席で予約したのに…

ベトナムの長距離バスは、寝台バスが主流です。上下2段横3列のベッドに足を伸ばして、寝ながら移動でき、まあまあ快適です。1人席なら…

最後尾はハズレ席です。最後尾は3人分のシートが引っ付いてまして、隣の人と密着して寝なければならないのです。3人グループならまだ良いとして、他人と3人席は絶対嫌!

一旦、フエからは3人席に私たち2人だけでしたが、フエの次のフォンニャケバンから結構人が乗って来ました。コロナの恐怖に怯えるこの時期、なんと私とゴンさんの隣のシートにはマスク無しのフランス人が来ました。マジかよ…めっちゃ喋り掛けてくるし…マスクしないと不安って素直に伝えたら理解してくれました。彼も予約した座席が空いてなかったらしく愚痴ってました。彼はフォンニャケバンから乗車して、ニンビンで降りました。

フォンニャケバンからは座席が完全に足りず、数人は通路に寝ています。私らまだシートあるだけマシ?

過酷なのは、シートが密着していることだけではなく、私たちの最後尾の下の段、おそらくエンジンの真上?熱がこもってシートが暑いし、バスが古いせいでエアコンもほとんど効いてません。

サービスエリアで3回くらいトイレ休憩があると聞いてましたが、爆笑してたからか1回しか止まったことに気がつきませんでした。ベトナムのサービスエリアのトイレには期待してないですが、まあまあしんどいですね。トイレの個室内から鍵がかけられません。鍵が全部壊れてました。

過酷な旅は、後々思い出になるので旅の醍醐味だと思うことにします…ああたのしかった(棒読み)。

動画もアップしましたので、見てください。頑張って日本語・韓国語字幕も付けています。



関連記事

コメント

非公開コメント

検索フォーム

プロフィール

miki

名前 : miki

好きなもの:旅行、古いもの、ハンドメイド、節約、変なもの、おいしいもの、市場

タイ・バンコクの安宿で出会った9歳年下貧乏韓国人ゴンさん(Park Kunwoo)とスピード結婚。結婚当時は夫婦共に無職、夫の全財産は約2万円でした。

2004年〜初めてのタイバックパック旅行でタイにはまり、東南アジアを中心に一人旅をするように。

2009年12月〜バンコクの安宿で、日本語ペラペラ9才年下の韓国人ゴンさんに出会い一目惚れ。プロポーズされ、約2週間交際。

2010年3月〜3ヶ月ぶりにゴンさんに会うため韓国へ。韓国で約3週間交際。35歳の誕生日に籍を入れることを目標に、2人で日本へ。

2010年4月〜日本に帰国した翌日、家族全員に紹介しないまま入籍。愛知県一宮で新婚生活がスタート。

2010年9月〜台湾、スリランカ、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、タイ、ラオス、中国などの国々を夫婦で放浪。その後しばらく別居。

2011年12月〜ゴンさんはインドでガイドとして働くことになりインドへ。私も後からインドへ。

2012年3月〜ゴンさんが痔になり、急遽タイの病院へ。しばらくタイで静養生活。

2012年4月〜ゴンさんは韓国、私は日本へそれぞれ帰国し、しばらく別居生活。

2012年6月〜ゴンさんがソウルで勝手に物件契約。仕方なくアジアン雑貨店「南山アソーク」をオープン。

2012年12月〜南山アソーク閉店。夫婦でインド旅行。

2013年3月〜ゴンさんはニュージーランドへ。約半年間の別居生活。

2013年9月〜ついに韓国で部屋を借り定住。家賃は月23万ウォン。

2014年3月〜私達夫婦の出会いから結婚、放浪、貧乏生活などのエピソードが書籍に。韓国ソダム出版よりPark Kunwoo著「글로벌거지부부(グローバル乞食夫婦)」出版。

2014年6月〜ソウルに残るタルトンネ(貧民街)に引っ越し。家賃不要のチョンセ物件でのんびりとした生活が始まる。

2014年12月〜ソウルの寒さから逃れるため、約3ヶ月間、夫婦で台湾徒歩一周。

2015年3月〜Park Kunwoo著「글로벌거지부부」翻訳版が台湾で出版される。

2015年5月〜ゴンさんが韓国の大手旅行会社で添乗員として働きはじめ、貧乏脱出。

2016年5月〜ゴンさんは自由に生きることを選択、大手旅行会社を辞める。

2016年9月〜ゴンさんは添乗員、私はツアー客としてスペインサンティアゴ巡礼ツアーに参加。フランスのサン・ジャン・ピエド・ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの約800kmの巡礼路を踏破。

2019年4月〜韓国ソダム出版からゴンさん(박건우)の新刊「느리게 천천히 가도 괜찮아」出版。タイトルの日本語訳は「のんびりゆっくり行っても大丈夫」です。私たち日韓貧乏夫婦の台湾一周徒歩旅行記(韓国語版)です。

2019年11月〜YouTube配信中!




月別アーカイブ