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韓国唯一のサボテン群生地「済州月令里(ウォルリョンニ)サボテン群落」

チェジュ島に来てから、そろそろ1カ月くらい経ちます。今日は、ゴンさんが講演会の仕事のため安東(アンドン)に行っています。チェジュから安東への交通が不便なので1泊して明日帰って来ます。

それまで私は留守番。なんとゴンさんの先輩と、2人きり!ではなくて、その奥様?彼女?詳しくは聞いていませんが、2人が遊びに来ました。

先輩とは何度も会ったことがあるし、遊びに来ることは聞いていましたが、2人で来ることは知らなかったので、迎えに行ったら女の人が一緒にいて本当にビックリしました。

だって、ゴンさんさえ、先輩に女性関係があると知らなかったんです。先輩はもう結構いい歳、多分50歳手前。ずっと独身だと思っていたし、もしかしたらゲイなんじゃないかと思っていました。でもしばらく一緒に過ごしてみたら、この女の人、どう見ても奥様。それはどうでもいいけど、2人で来るならそう言ってよ!!!

今日は早朝、ゴンさんをバス停まで送り、家に帰ってから、先輩カップルとどこに行くか相談した結果、今住んでいるところから車で20分くらいの月令里(ウォルリョンニ)に行きました。

前日に炊いたご飯も残っているし、たくさんの卵や食材を買ったので、3人分のお弁当を作りました。

まずは、カフェパスが利用できるカフェ「ヘイピピ」へ。港のすぐ側にあって、車を港に停めたら、めっちゃ愛らしいワン君が笑顔で寄って来ました。この子性格もめっちゃかわいかった!



持参したタンブラーにコーヒーを入れてもらったら、普通の量よりたくさん入れてくれました。コーヒーおいしかった!



カフェから車で数分のところにある韓国唯一のサボテン群生地へ。



海沿いのベンチでランチタイム。お弁当箱がなかったので、スーパーで買った食材が入っていたプラスチックを再利用しました。



行く前は、サボテン公園みたいなのを想像していましたが、サボテンが生活に溶け込んでいます。サボテン村みたいな感じ。







なんでここにはこんなにサボテン植えてあるんかな~と考えていたら、看板に以下の説明がありました。

済州月令里サボテン群落は、サボテンの自生状態が見られる韓国国内で唯一の野生群落です。サボテンがここで自生するようになった理由についてはいくつかの説がありますが、サボテンの種の原産地であるメキシコから海流(黒潮暖流)に乗って流れてきて砂地や岩の隙間に根を下ろしたものと考えられています。月令里の住民たちはヘビやネズミが家に入ってくるのを防ぐために家を囲んでいる石垣の側にサボテンを植えるようになったといいます。この地域のサボテンは乾燥した気候や痩せた土地でもよく育ち、干ばつで枯死することがありません。6月~7月になると黄色い花が咲き始め、11月には実が紫色に熟れます。この実はペクニョンチョ(百年草)と呼ばれ、消化器や呼吸器疾患に効く健康食品として脚光を浴びており、この地域の主な収入源原となっています。住民たちはサボテンの形が手のひらに似ているとして「手のひらサボテン」と呼んでいます。このサボテン群落はサボテンの地理的な分布において学術的価値が高く、保護すべき私たちの貴重な自然遺産です。







トレッキングコース「チェジュオルレギル」14コース上にサボテン群生地があります。

【월령선인장군락지(月令サボテン群生地)】
住所:제주시 한림읍 월령리 360-4

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プロフィール

miki

名前 : miki

好きなもの:旅行、古いもの、ハンドメイド、節約、変なもの、おいしいもの、市場

タイ・バンコクの安宿で出会った9歳年下貧乏韓国人ゴンさん(Park Kunwoo)とスピード結婚。結婚当時は夫婦共に無職、夫の全財産は約2万円でした。

2004年〜初めてのタイバックパック旅行でタイにはまり、東南アジアを中心に一人旅をするように。

2009年12月〜バンコクの安宿で、日本語ペラペラ9才年下の韓国人ゴンさんに出会い一目惚れ。プロポーズされ、約2週間交際。

2010年3月〜3ヶ月ぶりにゴンさんに会うため韓国へ。韓国で約3週間交際。35歳の誕生日に籍を入れることを目標に、2人で日本へ。

2010年4月〜日本に帰国した翌日、家族全員に紹介しないまま入籍。愛知県一宮で新婚生活がスタート。

2010年9月〜台湾、スリランカ、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、タイ、ラオス、中国などの国々を夫婦で放浪。その後しばらく別居。

2011年12月〜ゴンさんはインドでガイドとして働くことになりインドへ。私も後からインドへ。

2012年3月〜ゴンさんが痔になり、急遽タイの病院へ。しばらくタイで静養生活。

2012年4月〜ゴンさんは韓国、私は日本へそれぞれ帰国し、しばらく別居生活。

2012年6月〜ゴンさんがソウルで勝手に物件契約。仕方なくアジアン雑貨店「南山アソーク」をオープン。

2012年12月〜南山アソーク閉店。夫婦でインド旅行。

2013年3月〜ゴンさんはニュージーランドへ。約半年間の別居生活。

2013年9月〜ついに韓国で部屋を借り定住。家賃は月23万ウォン。

2014年3月〜私達夫婦の出会いから結婚、放浪、貧乏生活などのエピソードが書籍に。韓国ソダム出版よりPark Kunwoo著「글로벌거지부부(グローバル乞食夫婦)」出版。

2014年6月〜ソウルに残るタルトンネ(貧民街)に引っ越し。家賃不要のチョンセ物件でのんびりとした生活が始まる。

2014年12月〜ソウルの寒さから逃れるため、約3ヶ月間、夫婦で台湾徒歩一周。

2015年3月〜Park Kunwoo著「글로벌거지부부」翻訳版が台湾で出版される。

2015年5月〜ゴンさんが韓国の大手旅行会社で添乗員として働きはじめ、貧乏脱出。

2016年5月〜ゴンさんは自由に生きることを選択、大手旅行会社を辞める。

2016年9月〜ゴンさんは添乗員、私はツアー客としてスペインサンティアゴ巡礼ツアーに参加。フランスのサン・ジャン・ピエド・ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの約800kmの巡礼路を踏破。

2019年4月〜韓国ソダム出版からゴンさん(박건우)の新刊「느리게 천천히 가도 괜찮아」出版。タイトルの日本語訳は「のんびりゆっくり行っても大丈夫」です。私たち日韓貧乏夫婦の台湾一周徒歩旅行記(韓国語版)です。

2019年11月〜YouTube配信中!




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