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漢拏山(ハンラサン)「霊室(ヨンシル)コース」往復トレッキング

済州島の真ん中にある韓国で最も高い山、漢拏山(ハンラサン)にトレッキングに出掛けました。

高さは1,950mで、ユネスコの世界自然遺産に登録されています。

漢拏山の登山コースは全部で5つありますが、頂上まで登れるのは「城板岳(ソンパナク)コース」と「観音寺(クァヌムサ)コース」の2コースで、残り3コースの「霊室(ヨンシル)コース」、「御里牧(オリモク)コース」、「トンネココース」はウィッセオルムまで登ることができます。



私達が今回歩いたコースは、初心者向けの「ヨンシルコース」。

チェジュ島に住むゴンさんの友達と午前10時にヨンシルコース登山口の駐車場で待ち合わせましたが、駐車場が満車のため車を停めるまでに1時間ほど待ちました。友達も数台後ろにいたので、ちょうど同じ頃に車を停めることができました。まさかこんなに渋滞するとは、予想外です。



普通車の駐車場代は1,800ウォン。それ以外に入山料はありません。



路線バスはヨンシルチケット売り場まで運行しています。チケット売り場から登山路入口まではさらに2.4kmの距離があり、路線パスを利用する場合はこの距離を余分に歩くことになります。

私達は登山路入口のすぐ近くの駐車場に車を停めて、トイレを済ませて、トレッキングスタート!入口前の売店では、登山に必要な装備や軽食、ミネラルウォーターなどを購入できます。

本格的な登山が始まるヨンシルコース登山路入口の海抜は1,280m。ヨンシルコースの最終登山地のウィッセオルムは1,700mなので、約420mの高低差を登ることになります。



スタートすぐは林の中を歩きます。



林を抜けて傾斜の険しい階段を登ると、視界が広がります。



ヨンシルコースの見どころの屏風岩が見えます。



1,500mを通過すると、周辺の背の低い低木の林に変化します。



林を抜けると視界が開け、正面にハンラサンの頂上が良く見えます。



散策路から左にそれると展望台があります。



ここで一旦お弁当タイム!



キンパ用に材料を買ったわけではないけど、チェジュを離れる前にうまく使い切りました。キンパ作り過ぎた気がしたけど、軽く平らげました。



散策路を進むと、右側はヨンシルコースで唯一の湧き水があります。「石の多い野原」という意味のソンジャクジワッには、春は赤いツツジとチョウセンヤマツツジが一面に咲くそうです。



ヨンシルコースの折り返し地点、海抜1,700mに位置するウィッセオルム待避所へ。ウィッセオルム待避所から頂上が見えますが、残念ながらここからは頂上への登山はできません。



トイレや売店があります。



ウィッセオルム待避所はヨンシルコースとオリモクコースの合流地点にあり、オリモクコースから登って来ることもできます。私達は、ヨンシルコースを引き返しました。



登山口から往復約4時間でした。散策路がかなり整備されていてとても歩きやすかったです。ストック(トレッキングポール)が、木の散策路の隙間にしょっちゅうハマって、ある意味危険でした。ストックは無くても良かったかもな。

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プロフィール

miki

名前 : miki

好きなもの:旅行、古いもの、ハンドメイド、節約、変なもの、おいしいもの、市場

タイ・バンコクの安宿で出会った9歳年下貧乏韓国人ゴンさん(Park Kunwoo)とスピード結婚。結婚当時は夫婦共に無職、夫の全財産は約2万円でした。

2004年〜初めてのタイバックパック旅行でタイにはまり、東南アジアを中心に一人旅をするように。

2009年12月〜バンコクの安宿で、日本語ペラペラ9才年下の韓国人ゴンさんに出会い一目惚れ。プロポーズされ、約2週間交際。

2010年3月〜3ヶ月ぶりにゴンさんに会うため韓国へ。韓国で約3週間交際。35歳の誕生日に籍を入れることを目標に、2人で日本へ。

2010年4月〜日本に帰国した翌日、家族全員に紹介しないまま入籍。愛知県一宮で新婚生活がスタート。

2010年9月〜台湾、スリランカ、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、タイ、ラオス、中国などの国々を夫婦で放浪。その後しばらく別居。

2011年12月〜ゴンさんはインドでガイドとして働くことになりインドへ。私も後からインドへ。

2012年3月〜ゴンさんが痔になり、急遽タイの病院へ。しばらくタイで静養生活。

2012年4月〜ゴンさんは韓国、私は日本へそれぞれ帰国し、しばらく別居生活。

2012年6月〜ゴンさんがソウルで勝手に物件契約。仕方なくアジアン雑貨店「南山アソーク」をオープン。

2012年12月〜南山アソーク閉店。夫婦でインド旅行。

2013年3月〜ゴンさんはニュージーランドへ。約半年間の別居生活。

2013年9月〜ついに韓国で部屋を借り定住。家賃は月23万ウォン。

2014年3月〜私達夫婦の出会いから結婚、放浪、貧乏生活などのエピソードが書籍に。韓国ソダム出版よりPark Kunwoo著「글로벌거지부부(グローバル乞食夫婦)」出版。

2014年6月〜ソウルに残るタルトンネ(貧民街)に引っ越し。家賃不要のチョンセ物件でのんびりとした生活が始まる。

2014年12月〜ソウルの寒さから逃れるため、約3ヶ月間、夫婦で台湾徒歩一周。

2015年3月〜Park Kunwoo著「글로벌거지부부」翻訳版が台湾で出版される。

2015年5月〜ゴンさんが韓国の大手旅行会社で添乗員として働きはじめ、貧乏脱出。

2016年5月〜ゴンさんは自由に生きることを選択、大手旅行会社を辞める。

2016年9月〜ゴンさんは添乗員、私はツアー客としてスペインサンティアゴ巡礼ツアーに参加。フランスのサン・ジャン・ピエド・ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの約800kmの巡礼路を踏破。

2019年4月〜韓国ソダム出版からゴンさん(박건우)の新刊「느리게 천천히 가도 괜찮아」出版。タイトルの日本語訳は「のんびりゆっくり行っても大丈夫」です。私たち日韓貧乏夫婦の台湾一周徒歩旅行記(韓国語版)です。

2019年11月〜YouTube配信中!




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