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5年連続ミシュラン掲載!北朝鮮料理の有名店「南浦麺屋(ナムポミョノッ)」

今日のお昼ご飯は、2人だけでは絶対に行かないお店「南浦麺屋(ナムポミョノッ)」へ。友人と3人で行きました。地下鉄乙支路入口駅から近く、明洞からもアクセスしやすい場所にあります。

45年の歴史のあるお店で、北朝鮮伝統鍋料理のオボクチェンバンとピョンヤンネンミョン(平壌冷麺)を味わうことができます。「ミシュランガイド2017~2021」に5年連続掲載されている有名店です。



1つ建物を挟んで同じ通りに本店と支店があり、支店は主に宴会などに使われるようです。





左側にある本店に案内されました。





「水曜美食会」でも紹介されたみたいです。



本店の外観はコンクリートの新しい建築物ですが、内部には古い建物が残されています。入口を入ってすぐの建物は約250年前、その奥は約100年前の建築物だそうです。当時の屋根瓦や柱や石の基礎を見ることができます。



文在寅大統領や、李明博大統領のサインが飾られています。





オボクチェンバン65,000ウォン、マンドゥ9,000ウォン、冷麺13,000ウォンを注文。





オボクチェンバンは、深さの浅い真鍮製のお盆に、薄く切った茹で牛肉、春菊、もやし、キノコ、ナツメなどとスープを入れて火にかけて食べます。スープが減ると追加してくれます。かなり淡白な味付けで素材の味が活かされているお料理です。牛肉は2種類の部位が入っていますが、牛の乳房のお肉はチーズのような匂いと食感があります。



お好みでマンドゥ(餃子)や麺を追加することもできます。



「南浦麺屋」の冷麺は平壌式冷麺で、弾力が少なく蕎麦に近い食感。スープはトンチミ(水キムチ)とユクス(牛肉から取ったスープ)を混ぜた非常にあっさりとしたスープです。こちらも全く辛くないです。

冷麺(ネンミョン)で有名な平壌(ピョンヤン)も咸興(ハムフン)も北朝鮮の地名です。平壌式冷麺と咸興式冷麺の違いは、麺の材料である蕎麦とサツマイモのでんぷんの割合。平壌式の麺は蕎麦が多い弾力の少ない麺で、咸興式の麺はとても細くなかなか噛み切れない弾力がある麺。私は平壌式冷麺は慣れないせいもあって、あまり好きではないです。



食後のメシル茶もおいしかった!



お客さんが少ない時間だったので、店内を見学させてもらいました。本店と支店は奥の通路でつながっています。



支店のお座敷。



本店奥の個室。



カルビタンもおいしいみたいですが、カルビタンのお肉はオーストラリア産。韓国産牛肉を使っているユッケジャンがおいしいかも?

冷麺は私の口には合いませんでしたが、接客も丁寧で、お店の雰囲気も好きです。接待におすすめのお店です!

【南浦麵屋(남포면옥)】
住所:서울시 중구 다동 125
電話:02-777-3131
営業時間:11:30~22:00
休業日:旧正月・秋夕

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プロフィール

miki

名前 : miki

好きなもの:旅行、古いもの、ハンドメイド、節約、変なもの、おいしいもの、市場

タイ・バンコクの安宿で出会った9歳年下貧乏韓国人ゴンさん(Park Kunwoo)とスピード結婚。結婚当時は夫婦共に無職、夫の全財産は約2万円でした。

2004年〜初めてのタイバックパック旅行でタイにはまり、東南アジアを中心に一人旅をするように。

2009年12月〜バンコクの安宿で、日本語ペラペラ9才年下の韓国人ゴンさんに出会い一目惚れ。プロポーズされ、約2週間交際。

2010年3月〜3ヶ月ぶりにゴンさんに会うため韓国へ。韓国で約3週間交際。35歳の誕生日に籍を入れることを目標に、2人で日本へ。

2010年4月〜日本に帰国した翌日、家族全員に紹介しないまま入籍。愛知県一宮で新婚生活がスタート。

2010年9月〜台湾、スリランカ、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、タイ、ラオス、中国などの国々を夫婦で放浪。その後しばらく別居。

2011年12月〜ゴンさんはインドでガイドとして働くことになりインドへ。私も後からインドへ。

2012年3月〜ゴンさんが痔になり、急遽タイの病院へ。しばらくタイで静養生活。

2012年4月〜ゴンさんは韓国、私は日本へそれぞれ帰国し、しばらく別居生活。

2012年6月〜ゴンさんがソウルで勝手に物件契約。仕方なくアジアン雑貨店「南山アソーク」をオープン。

2012年12月〜南山アソーク閉店。夫婦でインド旅行。

2013年3月〜ゴンさんはニュージーランドへ。約半年間の別居生活。

2013年9月〜ついに韓国で部屋を借り定住。家賃は月23万ウォン。

2014年3月〜私達夫婦の出会いから結婚、放浪、貧乏生活などのエピソードが書籍に。韓国ソダム出版よりPark Kunwoo著「글로벌거지부부(グローバル乞食夫婦)」出版。

2014年6月〜ソウルに残るタルトンネ(貧民街)に引っ越し。家賃不要のチョンセ物件でのんびりとした生活が始まる。

2014年12月〜ソウルの寒さから逃れるため、約3ヶ月間、夫婦で台湾徒歩一周。

2015年3月〜Park Kunwoo著「글로벌거지부부」翻訳版が台湾で出版される。

2015年5月〜ゴンさんが韓国の大手旅行会社で添乗員として働きはじめ、貧乏脱出。

2016年5月〜ゴンさんは自由に生きることを選択、大手旅行会社を辞める。

2016年9月〜ゴンさんは添乗員、私はツアー客としてスペインサンティアゴ巡礼ツアーに参加。フランスのサン・ジャン・ピエド・ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの約800kmの巡礼路を踏破。

2019年4月〜韓国ソダム出版からゴンさん(박건우)の新刊「느리게 천천히 가도 괜찮아」出版。タイトルの日本語訳は「のんびりゆっくり行っても大丈夫」です。私たち日韓貧乏夫婦の台湾一周徒歩旅行記(韓国語版)です。

2019年11月〜YouTube配信中!




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