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カフェラテがおいしい乙支路(ウルチロ)隠れ家カフェ「ホランイコーヒー」

乙支路の隠れ家カフェ巡り。「大林商店街(テリムサンガ)」3階にあるカフェ「ホランイ」は、ほとんど隠れていないので、ある意味入りやすいカフェです。

ソウル市の鍾路(チョンノ)から忠武路(チュンムロ)にかけて南北に連なる「大林商店街(テリムサンガ)」と「世運清渓商店街(チョンゲサンガ)」は、1970年代に完成した複合商業施設。

1970~80年代には、電機や電子など都心産業のメッカとして人気を博したが、90年代に入ってからは、龍山(ヨンサン)に電気街の出現や江南エリアの発展などから訪問客が減り衰退しました。

時代の移り変わりとともに老朽化が進み、取り壊しの話も持ち上がりましたが、2017年、ソウル市による再生プロジェクトによってリニューアル。

清渓川(チョンゲチョン)を挟んで南側に隣接する「大林商店街(テリムサンガ)」と行き来できる歩道橋が新設され、空き家を利用したレストランやカフェが3階に続々と入店。SNSなどで話題を呼び、建物の再活性化に成功しました。

南側から「大林商店街(テリムサンガ)」を見ています。外側の階段を利用するとわかりやすいです。



「大林商店街(テリムサンガ)」3階には、外側に歩行者が歩ける歩道が整備され、おしゃれなカフェや個性的なショップがあります。



レトロな雰囲気の店構えのカフェ「ホランイ」があるのは、東側です。



店内はかなり狭く席数も少ないです。店内で座れる人数はせいぜい12人くらいでしょうか?運良く席が空いていましが、たくさんの人が出入りするし、落ち着ける雰囲気ではありません。テイクアウトでの利用がメインのカフェです。



メニューは、コーヒーに関しては、ホランイラテ3,500ウォン、アメリカン4,000ウォンのみ。スイーツは、フルーツサンド8,000ウォン、カステラ3,500ウォンがあります。



こちらのカフェは、全て使い捨てカップでの提供となります。残念ながら商売のためならプラスチックゴミ問題なんて関係ないのが現実です。

持参したタンブラーに入れてもらったので、インスタ映えも何もありません。ラテはミルクが濃厚で甘過ぎずおいしいです。アメリカーノは酸味が強め。



現在、ホランイラテは韓国のコンビニ「CU」でも商品化され発売中。トレンドマークの虎のイラストのカップがインパクトあります。



こちらの建物は、人気の韓国ドラマ「ヴィンチェンツォ」のロケ地にもなりました。これからさらに注目されそうです。



周囲の古い建物は、再開発で段々と姿を消しています。



この風景は近い将来には見られなくなるかも。



【호랑이커피(ホランイコーヒー)】
住所:서울특별시 중구 산림동 을지로 157
電話:02-2269-5880
営業時間:11:00~19:30 ※旧正月・秋夕(チュソク)は短縮営業あり
休業日:日曜、月曜、旧正月・秋夕(チュソク)の当日
関連サイト:www.instagram.com/horangiicoffee

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コメント

2019年の韓国観光で

現地を案内してくれた日本語のできる朝鮮人大学生にここの歩道橋を紹介してもらいました。
当時はまだ入店するお店は全て準備中で、若い人たちが頑張ってましたが成功するのかな?と正直半信半疑でしたが、巧く軌道にのせたようですね。おめでとうございます。
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プロフィール

miki

名前 : miki

好きなもの:旅行、古いもの、ハンドメイド、節約、変なもの、おいしいもの、市場

タイ・バンコクの安宿で出会った9歳年下貧乏韓国人ゴンさん(Park Kunwoo)とスピード結婚。結婚当時は夫婦共に無職、夫の全財産は約2万円でした。

2004年〜初めてのタイバックパック旅行でタイにはまり、東南アジアを中心に一人旅をするように。

2009年12月〜バンコクの安宿で、日本語ペラペラ9才年下の韓国人ゴンさんに出会い一目惚れ。プロポーズされ、約2週間交際。

2010年3月〜3ヶ月ぶりにゴンさんに会うため韓国へ。韓国で約3週間交際。35歳の誕生日に籍を入れることを目標に、2人で日本へ。

2010年4月〜日本に帰国した翌日、家族全員に紹介しないまま入籍。愛知県一宮で新婚生活がスタート。

2010年9月〜台湾、スリランカ、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、タイ、ラオス、中国などの国々を夫婦で放浪。その後しばらく別居。

2011年12月〜ゴンさんはインドでガイドとして働くことになりインドへ。私も後からインドへ。

2012年3月〜ゴンさんが痔になり、急遽タイの病院へ。しばらくタイで静養生活。

2012年4月〜ゴンさんは韓国、私は日本へそれぞれ帰国し、しばらく別居生活。

2012年6月〜ゴンさんがソウルで勝手に物件契約。仕方なくアジアン雑貨店「南山アソーク」をオープン。

2012年12月〜南山アソーク閉店。夫婦でインド旅行。

2013年3月〜ゴンさんはニュージーランドへ。約半年間の別居生活。

2013年9月〜ついに韓国で部屋を借り定住。家賃は月23万ウォン。

2014年3月〜私達夫婦の出会いから結婚、放浪、貧乏生活などのエピソードが書籍に。韓国ソダム出版よりPark Kunwoo著「글로벌거지부부(グローバル乞食夫婦)」出版。

2014年6月〜ソウルに残るタルトンネ(貧民街)に引っ越し。家賃不要のチョンセ物件でのんびりとした生活が始まる。

2014年12月〜ソウルの寒さから逃れるため、約3ヶ月間、夫婦で台湾徒歩一周。

2015年3月〜Park Kunwoo著「글로벌거지부부」翻訳版が台湾で出版される。

2015年5月〜ゴンさんが韓国の大手旅行会社で添乗員として働きはじめ、貧乏脱出。

2016年5月〜ゴンさんは自由に生きることを選択、大手旅行会社を辞める。

2016年9月〜ゴンさんは添乗員、私はツアー客としてスペインサンティアゴ巡礼ツアーに参加。フランスのサン・ジャン・ピエド・ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの約800kmの巡礼路を踏破。

2019年4月〜韓国ソダム出版からゴンさん(박건우)の新刊「느리게 천천히 가도 괜찮아」出版。タイトルの日本語訳は「のんびりゆっくり行っても大丈夫」です。私たち日韓貧乏夫婦の台湾一周徒歩旅行記(韓国語版)です。

2019年11月〜YouTube配信中!




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