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三重県の世界遺産「鬼ヶ城」一周

おいしい海鮮丼を食べて、次に目指すのは「鬼ヶ城」。ここまでは一般道の国道42号線を走って来ましたが、海山IC~尾鷲北IC間は高速道路を利用。紀勢自動車道は、高速道路なのに紀伊長島IC以南は無料区間なのです。

午後3時頃に「かい鮮や」を出発し、午後3時半頃に「鬼ヶ城センター」に到着。同じ三重県に住みながら、初めての訪問です。

5月21日(土)に国道42号から鬼ヶ城センター間の市道で発生した土砂崩れにより、しばらくの間、全面通行止めとなり、鬼ヶ城センターも臨時休業していたそうですが、現在は工事箇所付近は片側交互通行中。鬼ヶ城センターは令和3年6月5日(土)から営業再開しています。営業時間は10:00~15:00、平日は売店のみの営業となっています。

「鬼ヶ城」は世界遺産ですが、駐車場も無料、入場も無料です。2004年7月に、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録。1935年(昭和10年)に国の天然記念物に指定。日本百景に選定。

鬼ヶ城センターから海岸線の遊歩道を鬼ヶ城西口まで歩くと、片道約40分。ほとんどの人は千畳敷まで行って引き返すようですが、せっかくなので最後まで歩いてみることに。

【海岸線遊歩道(片道約1km)】
海岸線に沿って遊歩道(東口⇔西口)があります。東口から順に、千畳敷→奥の木戸→猿戻り→鬼の風呂桶→犬戻り→神楽岩→木喰岩→鰐(ワニ)岩→潮吹→飛渡り→鬼の見張場→水谷→鬼の洗濯場→波切不動→蜂の巣→行者窟(ぎょうじゃつぼ)→東屋(松本峠)→鬼ヶ城城跡(展望台)



鬼ヶ城のいちばんの見所「千畳敷」。 東口にある上下2段の大きな岩窟です。古くは「鬼岩屋(おにのいわや)」と呼ばれていましたが、有馬氏が山頂に城を築いたのちに現在の名称「鬼ヶ城」と呼ばれるようになりました。





千畳敷から西に向かって歩くと突き当たりるのが「奥の木戸」。ここから先の道は狭く歩きにくい箇所も多いため、歩きやすい靴を履いて行きましょう。



絶壁に大きな岩の裂け目が見られます。猿もここで引き返すといったところから「猿戻り」の名が付いたのでしょうか?



猿戻りの道から見下ろすと、岩の真ん中にくぼんだ所が「鬼の風呂桶」です。







千畳敷から約30分歩くと「蜂の巣」。洞窟の天井がまるで蜂の巣のように見えます。





ここから引き返さずに、駐車場まで遊歩道を歩いて一周します。





もう1つトンネルがありますが、そちらは車とバイク専用なので、鬼ヶ城歩道トンネル(木本隧道)を通ります。大正14年に造られた大正期最長の道路用煉瓦トンネル。



全長509mで、左側に歩道があり、右側は一方通行一車線の車道です。ゴンさんは相当怖がっていましたが、私は涼しくて気持ち良かったです。鬼ヶ城を1周して、トンネルを通って駐車場まで、所要時間は1時間~1時間半ほど。この後は那智勝浦町を目指します。

【鬼ヶ城センター】
住所:三重県熊野市木本町1835-7
電話:0597-89-1502

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プロフィール

miki

名前 : miki

好きなもの:旅行、古いもの、ハンドメイド、節約、変なもの、おいしいもの、市場

タイ・バンコクの安宿で出会った9歳年下貧乏韓国人ゴンさん(Park Kunwoo)とスピード結婚。結婚当時は夫婦共に無職、夫の全財産は約2万円でした。

2004年〜初めてのタイバックパック旅行でタイにはまり、東南アジアを中心に一人旅をするように。

2009年12月〜バンコクの安宿で、日本語ペラペラ9才年下の韓国人ゴンさんに出会い一目惚れ。プロポーズされ、約2週間交際。

2010年3月〜3ヶ月ぶりにゴンさんに会うため韓国へ。韓国で約3週間交際。35歳の誕生日に籍を入れることを目標に、2人で日本へ。

2010年4月〜日本に帰国した翌日、家族全員に紹介しないまま入籍。愛知県一宮で新婚生活がスタート。

2010年9月〜台湾、スリランカ、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、タイ、ラオス、中国などの国々を夫婦で放浪。その後しばらく別居。

2011年12月〜ゴンさんはインドでガイドとして働くことになりインドへ。私も後からインドへ。

2012年3月〜ゴンさんが痔になり、急遽タイの病院へ。しばらくタイで静養生活。

2012年4月〜ゴンさんは韓国、私は日本へそれぞれ帰国し、しばらく別居生活。

2012年6月〜ゴンさんがソウルで勝手に物件契約。仕方なくアジアン雑貨店「南山アソーク」をオープン。

2012年12月〜南山アソーク閉店。夫婦でインド旅行。

2013年3月〜ゴンさんはニュージーランドへ。約半年間の別居生活。

2013年9月〜ついに韓国で部屋を借り定住。家賃は月23万ウォン。

2014年3月〜私達夫婦の出会いから結婚、放浪、貧乏生活などのエピソードが書籍に。韓国ソダム出版よりPark Kunwoo著「글로벌거지부부(グローバル乞食夫婦)」出版。

2014年6月〜ソウルに残るタルトンネ(貧民街)に引っ越し。家賃不要のチョンセ物件でのんびりとした生活が始まる。

2014年12月〜ソウルの寒さから逃れるため、約3ヶ月間、夫婦で台湾徒歩一周。

2015年3月〜Park Kunwoo著「글로벌거지부부」翻訳版が台湾で出版される。

2015年5月〜ゴンさんが韓国の大手旅行会社で添乗員として働きはじめ、貧乏脱出。

2016年5月〜ゴンさんは自由に生きることを選択、大手旅行会社を辞める。

2016年9月〜ゴンさんは添乗員、私はツアー客としてスペインサンティアゴ巡礼ツアーに参加。フランスのサン・ジャン・ピエド・ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの約800kmの巡礼路を踏破。

2019年4月〜韓国ソダム出版からゴンさん(박건우)の新刊「느리게 천천히 가도 괜찮아」出版。タイトルの日本語訳は「のんびりゆっくり行っても大丈夫」です。私たち日韓貧乏夫婦の台湾一周徒歩旅行記(韓国語版)です。

2019年11月〜YouTube配信中!




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