2021/07/13
三重県の世界遺産「鬼ヶ城」一周
おいしい海鮮丼を食べて、次に目指すのは「鬼ヶ城」。ここまでは一般道の国道42号線を走って来ましたが、海山IC~尾鷲北IC間は高速道路を利用。紀勢自動車道は、高速道路なのに紀伊長島IC以南は無料区間なのです。午後3時頃に「かい鮮や」を出発し、午後3時半頃に「鬼ヶ城センター」に到着。同じ三重県に住みながら、初めての訪問です。
5月21日(土)に国道42号から鬼ヶ城センター間の市道で発生した土砂崩れにより、しばらくの間、全面通行止めとなり、鬼ヶ城センターも臨時休業していたそうですが、現在は工事箇所付近は片側交互通行中。鬼ヶ城センターは令和3年6月5日(土)から営業再開しています。営業時間は10:00~15:00、平日は売店のみの営業となっています。
「鬼ヶ城」は世界遺産ですが、駐車場も無料、入場も無料です。2004年7月に、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録。1935年(昭和10年)に国の天然記念物に指定。日本百景に選定。
鬼ヶ城センターから海岸線の遊歩道を鬼ヶ城西口まで歩くと、片道約40分。ほとんどの人は千畳敷まで行って引き返すようですが、せっかくなので最後まで歩いてみることに。
【海岸線遊歩道(片道約1km)】
海岸線に沿って遊歩道(東口⇔西口)があります。東口から順に、千畳敷→奥の木戸→猿戻り→鬼の風呂桶→犬戻り→神楽岩→木喰岩→鰐(ワニ)岩→潮吹→飛渡り→鬼の見張場→水谷→鬼の洗濯場→波切不動→蜂の巣→行者窟(ぎょうじゃつぼ)→東屋(松本峠)→鬼ヶ城城跡(展望台)

鬼ヶ城のいちばんの見所「千畳敷」。 東口にある上下2段の大きな岩窟です。古くは「鬼岩屋(おにのいわや)」と呼ばれていましたが、有馬氏が山頂に城を築いたのちに現在の名称「鬼ヶ城」と呼ばれるようになりました。


千畳敷から西に向かって歩くと突き当たりるのが「奥の木戸」。ここから先の道は狭く歩きにくい箇所も多いため、歩きやすい靴を履いて行きましょう。

絶壁に大きな岩の裂け目が見られます。猿もここで引き返すといったところから「猿戻り」の名が付いたのでしょうか?

猿戻りの道から見下ろすと、岩の真ん中にくぼんだ所が「鬼の風呂桶」です。



千畳敷から約30分歩くと「蜂の巣」。洞窟の天井がまるで蜂の巣のように見えます。


ここから引き返さずに、駐車場まで遊歩道を歩いて一周します。


もう1つトンネルがありますが、そちらは車とバイク専用なので、鬼ヶ城歩道トンネル(木本隧道)を通ります。大正14年に造られた大正期最長の道路用煉瓦トンネル。

全長509mで、左側に歩道があり、右側は一方通行一車線の車道です。ゴンさんは相当怖がっていましたが、私は涼しくて気持ち良かったです。鬼ヶ城を1周して、トンネルを通って駐車場まで、所要時間は1時間~1時間半ほど。この後は那智勝浦町を目指します。
【鬼ヶ城センター】
住所:三重県熊野市木本町1835-7
電話:0597-89-1502
- 関連記事
-
- 三重県民限定プランで実質無料で松阪牛 (2021/11/09)
- 【鳥羽旅行】鳥羽駅の山側 (2021/11/03)
- 鳥羽旅行3泊目「ホテルメ湯楽々(ゆらら)」 (2021/10/30)
- 【鳥羽旅行】三重県唯一の屋形船「屋形船おきた」ランチ焼き貝コース (2021/10/29)
- 鳥羽旅行2泊目「新八屋」に実質無料で宿泊 (2021/10/28)
- 鳥羽旅行「海の博物館」併設の「カフェあらみ」 (2021/10/28)
- 「石神さん」が有名な海女のまち相差(おうさつ) (2021/10/28)
- 鳥羽のホテルに実質無料で宿泊「石鏡第一ホテル神倶良」 (2021/10/27)
- 国道42号線沿い無人販売所で激安まな板購入 (2021/10/25)
- 三重県の世界遺産「鬼ヶ城」一周 (2021/07/13)
- 海鮮丼がおいしいお店「かい鮮や」 (2021/07/12)