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世界遺産「熊野古道」大門坂から「熊野那智大社」と「那智の滝」を巡る初心者コース

平安中期から鎌倉時代にかけては多くの人々が「蟻の熊野詣」と例えられるほど熊野に参詣したと伝わります。江戸時代には滑稽本・東海道中膝栗毛に「伊勢へ七度 熊野へ三度、愛宕さまへは月参り」と記されているなど、古から神々が鎮座する特別な地域として崇められ、人々の熱い信仰に支えられた聖地「熊野」。

平安中期以降、各地から熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)への参詣道として利用されたのが「熊野古道」です。

熊野三山、高野山、吉野・大峯の三つの霊場とそれらを結ぶ参詣道、周囲を取り巻く文化的景観が2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されました。

熊野三山の一つ、那智の滝の近く、標高300mほどの山腹に鎮座する「熊野那智大社」に行って来ました。過去に来たことがあるはずですが、熊野古道を歩いた記憶はありません。

大門坂駐車場(無料)に駐車し、熊野古道を歩いて熊野那智大社、那智の滝へと向かいます。大門坂入口から熊野那智大社へは石段の上りとなりますが、約1.3km・約40分と距離も短く、初心者向けのコース。



大門坂入口から少し歩くと、鳥居があります。赤い橋は、俗界と霊界の境目と言われる振ヶ瀬橋(ふりがせばし)。振ヶ瀬橋の手前には、南方熊楠が三年間滞在して粘菌の研究をした大阪屋旅館跡と、関所跡があります。



参道入口付近に門のように立っている樹齢約800年の対の大杉「夫婦杉」。高さは55m、幹周りは8.5m。



石畳の両側には大きな杉が連なっていて、県指定天然記念物に指定されています。





約30分で、熊野那智大社・那智山青岸渡寺参道入口に到着。ここからは、両側に土産店が立ち並ぶ473段の階段。暑さを避けて夕方に来たので、お店も開いていないし、人もほとんどいません。



熊野那智大社の一ノ鳥居に到着。 左の大鳥居をくぐると熊野那智大社へ。



那智大社の境内にある和歌山県の天然記念物「那智の楠」です。樹齢約850年の樟を御神木として祀っています。幹が空洞化しており、護摩木(300円)を持って胎内くぐりができます。平重盛の手植えと伝わっています。



那智大社と隣には「青岸渡寺(せいがんとじ)」があります。西国三十三所霊場の第一番札所としても有名。



青岸渡寺境内の広場から三重の塔と那智の滝が見えます。



三重の塔。





境内にあった「光ヶ峯遥拝石(ひかりがみねようはいせき)」。那智三峰(大雲取山、烏帽子山、光ヶ峯)のうち、那智権現が天下ったとされる光ヶ峯に通じる石だそうで一回なでると縁結び・心願成就、二回なでると金運隆昌・家内安全、三回なでると厄除け・身体健康のご利益があるとか。



那智の滝に到着。日本三名瀑の一つで高さ133m、落差は日本一。「日本の滝100選」や「日本の音風景100選」にも選定されています。



実際に歩く時間は1時間程度ですが、立ち寄って観光なども含めるとトータルで2時間半~3時間ほどの所要時間です。

【参考ルート】
大門坂駐車場→(3分)→大門坂入口→(30分)→熊野那智大社・那智山青岸渡寺参道入口→(15分)→熊野那智大社・那智山青岸渡寺→(15分)→那智の滝

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プロフィール

miki

名前 : miki

好きなもの:旅行、古いもの、ハンドメイド、節約、変なもの、おいしいもの、市場

タイ・バンコクの安宿で出会った9歳年下貧乏韓国人ゴンさん(Park Kunwoo)とスピード結婚。結婚当時は夫婦共に無職、夫の全財産は約2万円でした。

2004年〜初めてのタイバックパック旅行でタイにはまり、東南アジアを中心に一人旅をするように。

2009年12月〜バンコクの安宿で、日本語ペラペラ9才年下の韓国人ゴンさんに出会い一目惚れ。プロポーズされ、約2週間交際。

2010年3月〜3ヶ月ぶりにゴンさんに会うため韓国へ。韓国で約3週間交際。35歳の誕生日に籍を入れることを目標に、2人で日本へ。

2010年4月〜日本に帰国した翌日、家族全員に紹介しないまま入籍。愛知県一宮で新婚生活がスタート。

2010年9月〜台湾、スリランカ、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、タイ、ラオス、中国などの国々を夫婦で放浪。その後しばらく別居。

2011年12月〜ゴンさんはインドでガイドとして働くことになりインドへ。私も後からインドへ。

2012年3月〜ゴンさんが痔になり、急遽タイの病院へ。しばらくタイで静養生活。

2012年4月〜ゴンさんは韓国、私は日本へそれぞれ帰国し、しばらく別居生活。

2012年6月〜ゴンさんがソウルで勝手に物件契約。仕方なくアジアン雑貨店「南山アソーク」をオープン。

2012年12月〜南山アソーク閉店。夫婦でインド旅行。

2013年3月〜ゴンさんはニュージーランドへ。約半年間の別居生活。

2013年9月〜ついに韓国で部屋を借り定住。家賃は月23万ウォン。

2014年3月〜私達夫婦の出会いから結婚、放浪、貧乏生活などのエピソードが書籍に。韓国ソダム出版よりPark Kunwoo著「글로벌거지부부(グローバル乞食夫婦)」出版。

2014年6月〜ソウルに残るタルトンネ(貧民街)に引っ越し。家賃不要のチョンセ物件でのんびりとした生活が始まる。

2014年12月〜ソウルの寒さから逃れるため、約3ヶ月間、夫婦で台湾徒歩一周。

2015年3月〜Park Kunwoo著「글로벌거지부부」翻訳版が台湾で出版される。

2015年5月〜ゴンさんが韓国の大手旅行会社で添乗員として働きはじめ、貧乏脱出。

2016年5月〜ゴンさんは自由に生きることを選択、大手旅行会社を辞める。

2016年9月〜ゴンさんは添乗員、私はツアー客としてスペインサンティアゴ巡礼ツアーに参加。フランスのサン・ジャン・ピエド・ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの約800kmの巡礼路を踏破。

2019年4月〜韓国ソダム出版からゴンさん(박건우)の新刊「느리게 천천히 가도 괜찮아」出版。タイトルの日本語訳は「のんびりゆっくり行っても大丈夫」です。私たち日韓貧乏夫婦の台湾一周徒歩旅行記(韓国語版)です。

2019年11月〜YouTube配信中!




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