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九州の秘境「五家荘(ごかのしょう)」

熊本県を代表する紅葉スポットで、紅葉のシーズンには多くの観光客が訪れる八代市の「五家荘(ごかのしょう)」へと向かいました。

五家荘(ごかのしょう)エリアは、九州最後の秘境と呼ばれているだけあって、細い山道が続き、離合のためにかなりバックする事もあります。また携帯キャリア次第では常に圏外の可能性があり、その場合はスマホのナビが使えません。

五家荘でも人気の観光スポット「梅の木轟(とどろ)公園」にある長さ116mの五家荘最長の吊橋「梅の木轟公園の吊橋」。補助ロープや支柱を使用しないPC吊床版の橋としては、日本有数の長さを誇り、55mの高さがあるため、まるで空中に浮かんでいるよう。

2021年11月28日(日)に訪問しました。周辺一体は五家荘で最も美しいという紅葉スポットですが、すでに散って全く紅葉は見られませんでした。



吊橋を渡り、遊歩道を10分ほど歩くと、落差38mの滝「梅の木轟」に到着。辿り着くことが難しく「幻の滝」と呼ばれていましたが、平成元年(1989)に梅の木轟公園に吊橋が架けられたことで、気軽に見ることができるようになりました。



【梅の木轟(とどろ)公園】
住所:熊本県八代市泉町葉木94
電話:0965-36-5800(五家荘観光案内所)

続いて向かったのは、平家落人伝説を今に伝えるテーマ施設「五家荘平家の里」です。こちらも紅葉の名所として有名ですが、11月初め頃が見頃のようです。入場料は大人400円、中学生未満が200円。

古くから伝わる伝統芸能や平家にまつわる能を鑑賞できる能舞台や資料館があります。



資料館では、五家荘に伝わる平家落人ゆかりの品々を中心に、貴重な遺品を展示当時紹介しています。落武者伝説をアニメで紹介するビデオがわかりやすかったです。



山菜料理や手打ちそばが味わえる茅葺き屋根の食事処。案外お手頃価格です。内部を見学したいので、こちらで軽く食べることにしました。



内部の様子。聞いたところ、築130年の建物を30年前に移設した160年前の建築物だそうですが、とてもしっかりした作りです。



ヤマメの塩焼きと十割蕎麦をいただきました。ヤマメの塩焼きは臭みもなく柔らかくおいしい!十割蕎麦は繋ぎがないためか、かなり短いですが、出汁がおいしくて最高です。



【五家荘平家の里】
住所:熊本県八代市泉町樅木160-1
電話:0965-67-5372
定休日:火曜、年末年始
入場料:大人(高校生以上)410円、子ども(小・中学生)200円※団体割引あり
開館時間:(14月~11月)9:00~17:30、(12月~3月)9:30~17:00       
休館日:12月29日~1月3日、毎週火曜日(ただし祝祭日の場合はその翌日)

「平家の里」からすぐ近くの「樅木の吊橋(もみぎのつりばし)」に寄り道。こちらも紅葉の名所とのこと。



2つの吊橋が平行して架かっていることから、親子吊橋とも呼ばれています。



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プロフィール

miki

名前 : miki

好きなもの:旅行、古いもの、ハンドメイド、節約、変なもの、おいしいもの、市場

タイ・バンコクの安宿で出会った9歳年下貧乏韓国人ゴンさん(Park Kunwoo)とスピード結婚。結婚当時は夫婦共に無職、夫の全財産は約2万円でした。

2004年〜初めてのタイバックパック旅行でタイにはまり、東南アジアを中心に一人旅をするように。

2009年12月〜バンコクの安宿で、日本語ペラペラ9才年下の韓国人ゴンさんに出会い一目惚れ。プロポーズされ、約2週間交際。

2010年3月〜3ヶ月ぶりにゴンさんに会うため韓国へ。韓国で約3週間交際。35歳の誕生日に籍を入れることを目標に、2人で日本へ。

2010年4月〜日本に帰国した翌日、家族全員に紹介しないまま入籍。愛知県一宮で新婚生活がスタート。

2010年9月〜台湾、スリランカ、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、タイ、ラオス、中国などの国々を夫婦で放浪。その後しばらく別居。

2011年12月〜ゴンさんはインドでガイドとして働くことになりインドへ。私も後からインドへ。

2012年3月〜ゴンさんが痔になり、急遽タイの病院へ。しばらくタイで静養生活。

2012年4月〜ゴンさんは韓国、私は日本へそれぞれ帰国し、しばらく別居生活。

2012年6月〜ゴンさんがソウルで勝手に物件契約。仕方なくアジアン雑貨店「南山アソーク」をオープン。

2012年12月〜南山アソーク閉店。夫婦でインド旅行。

2013年3月〜ゴンさんはニュージーランドへ。約半年間の別居生活。

2013年9月〜ついに韓国で部屋を借り定住。家賃は月23万ウォン。

2014年3月〜私達夫婦の出会いから結婚、放浪、貧乏生活などのエピソードが書籍に。韓国ソダム出版よりPark Kunwoo著「글로벌거지부부(グローバル乞食夫婦)」出版。

2014年6月〜ソウルに残るタルトンネ(貧民街)に引っ越し。家賃不要のチョンセ物件でのんびりとした生活が始まる。

2014年12月〜ソウルの寒さから逃れるため、約3ヶ月間、夫婦で台湾徒歩一周。

2015年3月〜Park Kunwoo著「글로벌거지부부」翻訳版が台湾で出版される。

2015年5月〜ゴンさんが韓国の大手旅行会社で添乗員として働きはじめ、貧乏脱出。

2016年5月〜ゴンさんは自由に生きることを選択、大手旅行会社を辞める。

2016年9月〜ゴンさんは添乗員、私はツアー客としてスペインサンティアゴ巡礼ツアーに参加。フランスのサン・ジャン・ピエド・ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの約800kmの巡礼路を踏破。

2019年4月〜韓国ソダム出版からゴンさん(박건우)の新刊「느리게 천천히 가도 괜찮아」出版。タイトルの日本語訳は「のんびりゆっくり行っても大丈夫」です。私たち日韓貧乏夫婦の台湾一周徒歩旅行記(韓国語版)です。

2019年11月〜YouTube配信中!




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