江華島に建つ韓国最古の寺「伝燈寺(チョンドゥンサ)」

韓国観光公社在韓日本人ブログ記者団の7月の活動で、仁川・江華島(カンファド)日帰りツアーに参加しました。

昼食の蟹定食をいただいた後、伝燈寺(チョンドゥンサ)へ。

伝燈寺は韓国で最も古い寺であると伝えられています。372年に阿道という僧侶によって韓国に初めて仏教が伝わり、その阿道僧侶が江華島に身をおいている際にこの伝燈寺(当時は真宗寺と呼ばれていた)が建てられたとされています。

駐車場から木々に囲まれた坂道を歩いて行きます。入場料は大人1人3,000ウォン。

門が見えてきました。他のお寺とは違って砦としての機能が備わっています。



19世紀にフランスの艦隊が江華島に攻め入りましたが、この伝燈寺を囲む三郎城に阻まれ撤退しました。



八角形の輸蔵台の中に経典が入っていて、1回転するとお経を読んだのと同じ意味があるとされています。チベット仏教のマニ車と同じですね。



お寺の門を入り、少し上がると対潮楼という看板のかけられた建物が見えてきます。建物の下をくぐって中へ。


 
中に入って最初に目に入る建物は、宝物第178号に指定されている大雄宝殿。



大雄宝殿の柱は自然の石の上にぴったりはまるように立っています。



軒下の四隅にある彫刻には伝説があります。昔、大雄殿を建てる時に棟梁がふもと町の酒場の女性に心を奪われ、稼いだ金を女性に全部やったのに逃げられました。それで棟梁は仕返しに女性の裸の姿を徹夜で彫って、重い軒を支えさせたということです。



人間には見えない気もしますが…

その左には薬師殿という美しいお堂があります。土台より上部を窄めることで重い瓦屋根を支えています。



宝物に指定されている鐘ですが、実は中国製なのだそう。中国の鐘の特徴は鐘の下の部分がギザギザでチューリップ型、韓国の鐘の特徴は下の部分がまっすぐで胴体が膨らんでいるのだそうです。



叩くと音の出るものが4種類あります。太鼓、鐘、木魚(日本の木魚とは違い魚の形)、雲板。鐘は人間、太鼓は4本足の動物、木魚は水の中の生物、板状のものは空の生物のために叩くそうです。



「朝鮮王朝実録」は、王室に特別に設置された書庫にそれぞれ1部ずつ保管されていましたが、 壬辰倭乱(文禄・慶長の役)や丙子胡乱(清による朝鮮侵攻)を経て、その多くが消失。伝燈寺に保管されていたものだけが残されています。



お寺にはたくさんの木がありますが、この木は女性の姿に見えます。子宝を祈願してお参りする方もいるそうです。



テンプルステイも1泊2日などで行われています。ぜひ訪れてみてください。



【伝燈寺(チョンドゥンサ)】
住所:인천 강화군 길상면 635
電話:032-937-0125
ホームページ:http://www.jeondeungsa.org




韓国観光公社在韓日本人ネットワーク
http://www.facebook.com/japannetwork
http://www.ameblo.jp/ktojapannetwork/

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コメント

2伝燈寺の伝統がよくわかるレポートに感心しつつ一読させていただきました。鐘ひとつみても、やはり日本は<朝鮮系>ですなぁ。

Re:

敬助さん、コメントありがとうございます。
とても歴史のあるお寺だけに、記事にする際にたくさん調べました。
ネットで調べて書くんじゃ、私がブログに書く必要は無いんじゃないかと思ってしまいますが…
敬助さんに見ていただいたということで、良かったです!


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プロフィール

miki

名前 : miki

好きなもの:旅行、古いもの、ハンドメイド、節約、変なもの、おいしいもの、市場

タイ・バンコクの安宿で出会った9歳年下貧乏韓国人ゴンさん(Park Kunwoo)とスピード結婚。結婚当時は夫婦共に無職、夫の全財産は約2万円でした。

2004年〜初めてのタイバックパック旅行でタイにはまり、東南アジアを中心に一人旅をするように。

2009年12月〜バンコクの安宿で、日本語ペラペラ9才年下の韓国人ゴンさんに出会い一目惚れ。プロポーズされ、約2週間交際。

2010年3月〜3ヶ月ぶりにゴンさんに会うため韓国へ。韓国で約3週間交際。35歳の誕生日に籍を入れることを目標に、2人で日本へ。

2010年4月〜日本に帰国した翌日、家族全員に紹介しないまま入籍。愛知県一宮で新婚生活がスタート。

2010年9月〜台湾、スリランカ、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、タイ、ラオス、中国などの国々を夫婦で放浪。その後しばらく別居。

2011年12月〜ゴンさんはインドでガイドとして働くことになりインドへ。私も後からインドへ。

2012年3月〜ゴンさんが痔になり、急遽タイの病院へ。しばらくタイで静養生活。

2012年4月〜ゴンさんは韓国、私は日本へそれぞれ帰国し、しばらく別居生活。

2012年6月〜ゴンさんがソウルで勝手に物件契約。仕方なくアジアン雑貨店「南山アソーク」をオープン。

2012年12月〜南山アソーク閉店。夫婦でインド旅行。

2013年3月〜ゴンさんはニュージーランドへ。約半年間の別居生活。

2013年9月〜ついに韓国で部屋を借り定住。家賃は月23万ウォン。

2014年3月〜私達夫婦の出会いから結婚、放浪、貧乏生活などのエピソードが書籍に。韓国のソダン出版よりPark Kunwoo著「글로벌거지부부(グローバル乞食夫婦)」出版。

2014年6月〜ソウルに残るタルトンネ(貧民街)に引っ越し。家賃不要のチョンセ物件でのんびりとした生活が始まる。

2014年12月〜ソウルの寒さから逃れるため、約3ヶ月間、夫婦で台湾徒歩一周。

2015年3月〜Park Kunwoo著「글로벌거지부부」翻訳版が台湾で出版される。

2015年5月〜ゴンさんが韓国の大手旅行会社で添乗員として働きはじめ、貧乏脱出。

2016年5月〜ゴンさんは自由に生きることを選択、大手旅行会社を辞める。

2016年9月〜ゴンさんは添乗員、私はツアー客としてスペインサンティアゴ巡礼ツアーに参加。フランスのサン・ジャン・ピエド・ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの約800kmの巡礼路を踏破。

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