世界遺産「仏国寺(プルグクサ)」

新羅時代の文化遺産が残され、都市全体が屋根のない博物館とも呼ばれる慶州(キョンジュ)。ずっと行ってみたかった慶州に、1泊2日で行ってきました。

今回は韓国観光公社様から、ソウル慶州間の往復KTXと慶州での宿泊ホテルを提供していただきました!ありがとうございます!!!

私1人で行くつもりでしたが、過去に何度かガイドとして慶州に訪れているゴンさんが、今回は私の専属ガイドとして一緒に行ってくれることに。実はゴンさん、日本語観光通訳士のライセンスを持っているのですよ!

ソウルから慶州まで私はKTX、ゴンさんは高速バスで。現地集合っていうね。KTXは速くて快適だけど、片道で1人48,300ウォンもする…



ソウル駅を10時に出発し、新慶州には12時過ぎに到着。



新慶州駅前から慶州市内は少しはなれているため、バスで向かいます。



新慶州駅を出るとちょうど700番バスが停車していました。新慶州駅から国鉄慶州駅まで約20分。バス代は1,500ウォン。普段ソウルで使っている交通カード「T-money 」がここでも使えるので便利です。新慶州駅前から700番バスで仏国寺まで行くことができます。



待ち合わせ場所でゴンさんと無事合流。ゴンさんは、東ソウルバスターミナルから高速バスで4時間。料金は21,100ウォンだったそう。ちなみに、ソウル高速バスターミナルから慶州への一般高速バスの料金が20,400ウォン。それに比べると少しだけ高いですが、座席が広く快適なのだとか。

再び路線バスに乗り、仏国寺へ!慶州駅、市外バスターミナルからは10番と11番バスで行けるそう。T-moneyカードを利用すれば、ここでも30分(夜間は60分)以内の乗り継ぎ割引が適用されました。

約40分ほどで、韓国が誇る世界遺産として有名な仏国寺(ブルグクサ)に到着。7月ですが、足元はサンダル、上はダウンのガイドさん。この日は、台風の影響でとても強い風が吹き寒かったのです。それにしても、ダウンはどうかと。



入口でチケットを買い、仏国寺と書かれた一柱門(イルチュムン)を通り中に入ります。



吐含(トハム)山の中腹に位置する仏国寺は韓国を代表する寺院。理想的な仏の国を再現するために、新羅時代に建てられました。



新羅仏教を代表する寺院であった仏国寺ですが、朝鮮時代には仏教が弾圧され、荒れ果てた姿となりました。その後、再建と補改修は繰り返され、1973年に復元工事が終了、現在に至っています。

仏国寺の境内は、石垣の上にあり、石垣の下が人間の世界、石垣の上が釈迦の住む世界です。2つの階段(橋)が、その間を繋ぐ役割をします。



右側の紫霞門に向かう階段は、国宝第23号の青雲橋(下段)と白雲橋(上段)。



左側の安養門に向かう階段は、国宝第22号の蓮華橋(下段)と七宝橋(上段)。



現在4つの橋はすべて通行が禁止されているため、紫霞門右側にある坂道を通って奥に進みます。

仏国寺の本殿、大雄殿(デウンジョン)の前には、形の違う2つの塔があり、複雑な設計の多宝塔(タボタプ)は、10ウォン硬貨に描かれています。国宝第20号。



釈迦塔(ソッカタプ)とも呼ばれる国宝第21号の三層石塔は現在、解体補修工事中。白い建物に覆われ、窓から解体中の様子を見ることができます。



大雄殿の軒下に魚をくわえてた竜がいます。魚は目を開けて眠ることから「目を見開いて衆生の救済に力を尽くしなさい」という仏の言葉が込められているとか。




 
急な階段を上がると、観世音菩薩が祀られた観音殿(クァヌンジョン)。



観音殿の隣の毘盧殿(ピロジョン)には、国宝第26号の金銅毘盧舎那仏坐像が置かれています。



毘盧殿の脇には柵に囲まれた舎利塔があります。舎利塔は、高麗時代初期に建てられ、1905年に日本に持ち出されたものを1933年に返還され、現在の位置に建てられています。



上の部分が割れてしまっています。



毘盧殿から階段を降りたところ。





極楽殿(クンナンジョン)には、国宝第27号に指定されている金銅阿弥陀如来坐像が置かれています。美しい仏像に見とれてしまい、写真を撮るのを忘れてしまったらしい。

極楽殿と書かれた額の裏には、豚が隠れています。豚は韓国では財や福、多産を象徴し、悪鬼を追い払うといわれる動物です。



そして、極楽殿の庭には、触ると福が来るという黄金の豚の像が建てられています。



仏国寺前には食堂やお土産物屋さんなどが立ち並ぶ門前町もあります。お腹が空いたので、ここで腹ごしらえ。食べたのは、売店で買ったカップラーメンでしたが。お湯も入れてくれ、お店の中にも外にもテーブルと椅子があり、石窟庵(ソクラム)へのバスを待つ間、ゆっくり休憩ができました。

【仏国寺】
住所:慶尚北道慶州市進峴洞15-1
電話:054-746-9913
時間:7:00~18:00
料金:大人4,000ウォン、中高生3,000ウォン、小学生2,000ウォン ※6歳以下の子ども、65歳以上無料
アクセス:慶州駅より10番、11番バスで約40分、KTX新慶州駅より700番バスで約70分

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コメント

上から読んでいったのだが、なぜダウン?と気になっていましたが、そういうことだったのですね(笑)
すばらしいガイドでうらやましいです。

Re:

りうめいさん、コメントありがとうございます!写真では寒さが伝わらないのが残念。めちゃ寒かったから。それにしても、7月にダウンなんてね。他の人達なんて、半袖半ズボンだったりするのに。周囲からの痛い視線を感じました。
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プロフィール

miki

名前 : miki

好きなもの:旅行、古いもの、ハンドメイド、節約、変なもの、おいしいもの、市場

タイ・バンコクの安宿で出会った9歳年下貧乏韓国人ゴンさん(Park Kunwoo)とスピード結婚。結婚当時は夫婦共に無職、夫の全財産は約2万円でした。

2004年〜初めてのタイバックパック旅行でタイにはまり、東南アジアを中心に一人旅をするように。

2009年12月〜バンコクの安宿で、日本語ペラペラ9才年下の韓国人ゴンさんに出会い一目惚れ。プロポーズされ、約2週間交際。

2010年3月〜3ヶ月ぶりにゴンさんに会うため韓国へ。韓国で約3週間交際。35歳の誕生日に籍を入れることを目標に、2人で日本へ。

2010年4月〜日本に帰国した翌日、家族全員に紹介しないまま入籍。愛知県一宮で新婚生活がスタート。

2010年9月〜台湾、スリランカ、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、タイ、ラオス、中国などの国々を夫婦で放浪。その後しばらく別居。

2011年12月〜ゴンさんはインドでガイドとして働くことになりインドへ。私も後からインドへ。

2012年3月〜ゴンさんが痔になり、急遽タイの病院へ。しばらくタイで静養生活。

2012年4月〜ゴンさんは韓国、私は日本へそれぞれ帰国し、しばらく別居生活。

2012年6月〜ゴンさんがソウルで勝手に物件契約。仕方なくアジアン雑貨店「南山アソーク」をオープン。

2012年12月〜南山アソーク閉店。夫婦でインド旅行。

2013年3月〜ゴンさんはニュージーランドへ。約半年間の別居生活。

2013年9月〜ついに韓国で部屋を借り定住。家賃は月23万ウォン。

2014年3月〜私達夫婦の出会いから結婚、放浪、貧乏生活などのエピソードが書籍に。韓国のソダン出版よりPark Kunwoo著「글로벌거지부부(グローバル乞食夫婦)」出版。

2014年6月〜ソウルに残るタルトンネ(貧民街)に引っ越し。家賃不要のチョンセ物件でのんびりとした生活が始まる。

2014年12月〜ソウルの寒さから逃れるため、約3ヶ月間、夫婦で台湾徒歩一周。

2015年3月〜Park Kunwoo著「글로벌거지부부」翻訳版が台湾で出版される。

2015年5月〜ゴンさんが韓国の大手旅行会社で添乗員として働きはじめ、貧乏脱出。

2016年5月〜ゴンさんは自由に生きることを選択、大手旅行会社を辞める。

2016年9月〜ゴンさんは添乗員、私はツアー客としてスペインサンティアゴ巡礼ツアーに参加。フランスのサン・ジャン・ピエド・ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの約800kmの巡礼路を踏破。

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