2015/07/23
「慶州歴史遺跡地区」の遺産巡り
「慶州歴史遺跡地区」の遺産巡りに出発!まずは、世界遺産マークの前で記念撮影。
あちこちにある古墳は慶州の風景に自然と溶け込んでいます。

瞻星台(チョムソンデ)は、7世紀頃に善徳女王(ソントッヨワン)によって建てられた東洋に現存する最も古い天文台。高さは9.17m、緻密な計算に基づき、361個半の石が使われています。これは陰暦の1年を表し、12段を基準に積み上げられた石は、24節気を表現しています。夜はライトアップされ、さらに美しいそうです。

新羅時代の衣装体験が無料。午後1時~午後4時とのこと。

平日だったこともあり、人混みもなく、のんびりと散策しました。

鶏林(ケリム)と呼ばれる林。

入口にある老木は根元は枯れているように見えますが、幹の上の方から新しい枝が伸びています。

半月城(パンウォルソン)の方へ。新羅の宮廷があった都城跡で、その敷地と城を取り囲む城壁の形が半月のようだったので半月城とか月城と呼ばれています。

月城にある石氷庫(ソッピンゴ)。石氷庫は石で造った冷蔵庫です。冬に氷を採取して貯蔵しておき、暑い夏に使用しました。こちらは新羅時代ではなく、1741年に造られたものです。

格子から中を覗いてみた。

石氷庫内部の温度維持のため、土を被せ、上には換気口があります。

その前の広大な敷地では発掘作業中でしょうか。

松林が美しい。ドラマ「善徳女王(ソントッヨワン)」の撮影地との看板があります。

ところどころに案内があるので、個人でも観光しやすいです。

「新羅王宮映像館」というのがある。

無料とのことなので、とりあえず入ります。

かつての新羅時代の古代建築を映像によりデジタル復元。新羅の建築技術に驚かされます。

雁鴨池(アナッチ)へ。入場料は2,000ウォン。


雁鴨池(アナッチ)は、新羅時代の人工池。本来の名を月池(ウォルチ)。674年、新羅の三国統一を記念し、文武(ムンム)王により造られました。池には3つの島と12の小山があり、美しい花や樹木が植えられ、珍しい鳥なども放し飼いにされていたと伝えられています。新羅滅亡後、池に雁や鴨が住み着き、雁鴨池と呼ばれるようになりました。



こちらにも、1970年代の発掘による出土品の展示がありますが、本物は慶州博物館の月池館で見ることができます。

芝生の草取り作業をされています。

お尻の下に敷いている赤いクッションは、ゴムバンドでお尻に固定でき、潮干狩りや座っての作業に重宝する便利グッズです。日本には無いですよね。

雁鴨池(アナッチ)も、夜間ライトアップが美しいそうです。ライトアップも見てもたかった。
一帯の蓮池では、ちょうど蓮の花が見頃。こちらは入場料は無料です。







写真もう少し上手に撮りたい。もっと良いカメラが欲しいな。


蛇がいました。

他にも行きたい場所がありましたが、午後5時のKTXに乗るため、新慶州駅へ。

慶州、きっとまた来ま~す!

慶州からソウルへは、ゴンさんもKTXで。満席で、席はバラバラでした。
- 関連記事
-
- 仏国寺(プルグクサ) (2016/12/01)
- 石窟庵(ソックラム) (2016/11/29)
- 慶州の夜景スポット「東宮と月池」 (2016/11/27)
- 瑤石宮(ヨソックン) (2016/11/26)
- 瞻星台(チョムソンデ)と鶏林(ケリム) (2016/11/24)
- 大陵苑(テヌンウォン)・天馬塚(チョンマチョン) (2016/11/22)
- 慶州(キョンジュ)でレンタル韓服(ハンボッ)体験 (2016/11/21)
- 1泊2日慶州(キョンジュ)無料ツアーに参加しました。 (2016/11/21)
- 「慶州歴史遺跡地区」の遺産巡り (2015/07/23)
- 国立慶州博物館 (2015/07/23)
- 「慶州歴史遺跡地区」遺跡巡りの前に小腹を満たす (2015/07/22)
- 慶州駅前の市場「城東市場(ソンドンシジャン)」 (2015/07/21)
- 慶州の宿泊ホテル「141 MINI HOTEL(141ミニホテル)」 (2015/07/21)
- 世界遺産「石窟庵(ソクラム)」 (2015/07/21)
- 世界遺産「仏国寺(プルグクサ)」 (2015/07/20)
コメント