2015/07/23
国立慶州博物館
「屋根のない博物館」と呼ばれる慶州の、屋根のある博物館へ。韓国で2番目に大きい国立慶州博物館。無料なのが非常にありがたい。入口で無料の入場券をもらって入場します。無料なら入場券は必要無いのでは。
国立慶州博物館は、広大な敷地内に、建物が4つ、屋外にも展示があります。まずは正面の建物から。


大陵苑(テヌンウォン)の天馬塚(チョンマチョン)から出土した金冠と金帯。

右の青いグラスも天馬塚から出土したもの。

かわいい首飾り。

まが玉の上にある丸いトンボ玉は、拡大するとこんな柄!

特別展示館は、展示準備中のため閉鎖中。

2015年7月21日~11月1日、新羅の黄金文化と仏教美術の展示が予定されています。

別館の月池(ウォルチ)館、またの名を雁鴨池(アナプチ)館は、月池(雁鴨池)から出土した遺物を展示。新羅の王侯貴族が池に浮かべて遊んだと伝えられる舟。よく残っていたものです。実はもっと新しいんじゃない?とちょっと疑ってしまいます。

月池からは、食器などの生活用品の他、小さな仏像がたくさん出土していて、個人的にこの辺の仏像が好み。月池が発掘されたのは、1970年代というのが驚き。それまでずっと土の中に眠っていたのですね。

またまた別館の美術館では、薬師如来像、人面瓦なども必見。
国宝第28号の金銅薬師如来立像。統一新羅時代に作られた金銅仏像としては最大のもので、仏国寺(プルグッサ)にある金銅毘盧遮那仏座像、金銅阿弥陀如来座像とともに統一新羅時代の三大金銅仏だそうです。

石窟庵についての映像を見ていたつもりが、居眠りしてしまったらしい。どこでも寝られて羨ましいと言われる。きっと低血圧だからだ。

子ども博物館もあります。

野外には韓国最古で最大の聖徳大王神鐘(エミレの鐘)や石仏、石塔など見るべきものがたくさんあります。有名なエミレの鐘の話は知っていましたが、こちらにある鐘だとは知らず、遠くから見ただけ。


【国立慶州博物館】
住所:경상북도 경주시 인왕동 76
電話:054-740-7500
時間:9:00~18:00(土曜、祝日は1時間延長、3~12月土曜日は9:00~21:00)
休業日:1月1日、月曜日(月曜日が祝日の場合はその次の日)
ホームページ→http://gyeongju.museum.go.kr/html/jp/
- 関連記事
-
- 仏国寺(プルグクサ) (2016/12/01)
- 石窟庵(ソックラム) (2016/11/29)
- 慶州の夜景スポット「東宮と月池」 (2016/11/27)
- 瑤石宮(ヨソックン) (2016/11/26)
- 瞻星台(チョムソンデ)と鶏林(ケリム) (2016/11/24)
- 大陵苑(テヌンウォン)・天馬塚(チョンマチョン) (2016/11/22)
- 慶州(キョンジュ)でレンタル韓服(ハンボッ)体験 (2016/11/21)
- 1泊2日慶州(キョンジュ)無料ツアーに参加しました。 (2016/11/21)
- 「慶州歴史遺跡地区」の遺産巡り (2015/07/23)
- 国立慶州博物館 (2015/07/23)
- 「慶州歴史遺跡地区」遺跡巡りの前に小腹を満たす (2015/07/22)
- 慶州駅前の市場「城東市場(ソンドンシジャン)」 (2015/07/21)
- 慶州の宿泊ホテル「141 MINI HOTEL(141ミニホテル)」 (2015/07/21)
- 世界遺産「石窟庵(ソクラム)」 (2015/07/21)
- 世界遺産「仏国寺(プルグクサ)」 (2015/07/20)
コメント