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国立慶州博物館

「屋根のない博物館」と呼ばれる慶州の、屋根のある博物館へ。韓国で2番目に大きい国立慶州博物館。無料なのが非常にありがたい。入口で無料の入場券をもらって入場します。無料なら入場券は必要無いのでは。



国立慶州博物館は、広大な敷地内に、建物が4つ、屋外にも展示があります。まずは正面の建物から。





大陵苑(テヌンウォン)の天馬塚(チョンマチョン)から出土した金冠と金帯。



右の青いグラスも天馬塚から出土したもの。



かわいい首飾り。



まが玉の上にある丸いトンボ玉は、拡大するとこんな柄!



特別展示館は、展示準備中のため閉鎖中。



2015年7月21日~11月1日、新羅の黄金文化と仏教美術の展示が予定されています。



別館の月池(ウォルチ)館、またの名を雁鴨池(アナプチ)館は、月池(雁鴨池)から出土した遺物を展示。新羅の王侯貴族が池に浮かべて遊んだと伝えられる舟。よく残っていたものです。実はもっと新しいんじゃない?とちょっと疑ってしまいます。



月池からは、食器などの生活用品の他、小さな仏像がたくさん出土していて、個人的にこの辺の仏像が好み。月池が発掘されたのは、1970年代というのが驚き。それまでずっと土の中に眠っていたのですね。



またまた別館の美術館では、薬師如来像、人面瓦なども必見。

国宝第28号の金銅薬師如来立像。統一新羅時代に作られた金銅仏像としては最大のもので、仏国寺(プルグッサ)にある金銅毘盧遮那仏座像、金銅阿弥陀如来座像とともに統一新羅時代の三大金銅仏だそうです。



石窟庵についての映像を見ていたつもりが、居眠りしてしまったらしい。どこでも寝られて羨ましいと言われる。きっと低血圧だからだ。



子ども博物館もあります。



野外には韓国最古で最大の聖徳大王神鐘(エミレの鐘)や石仏、石塔など見るべきものがたくさんあります。有名なエミレの鐘の話は知っていましたが、こちらにある鐘だとは知らず、遠くから見ただけ。





【国立慶州博物館】
住所:경상북도 경주시 인왕동 76 
電話:054-740-7500
時間:9:00~18:00(土曜、祝日は1時間延長、3~12月土曜日は9:00~21:00)
休業日:1月1日、月曜日(月曜日が祝日の場合はその次の日)
ホームページ→http://gyeongju.museum.go.kr/html/jp/

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プロフィール

miki

名前 : miki

好きなもの:旅行、古いもの、ハンドメイド、節約、変なもの、おいしいもの、市場

タイ・バンコクの安宿で出会った9歳年下貧乏韓国人ゴンさん(Park Kunwoo)とスピード結婚。結婚当時は夫婦共に無職、夫の全財産は約2万円でした。

2004年〜初めてのタイバックパック旅行でタイにはまり、東南アジアを中心に一人旅をするように。

2009年12月〜バンコクの安宿で、日本語ペラペラ9才年下の韓国人ゴンさんに出会い一目惚れ。プロポーズされ、約2週間交際。

2010年3月〜3ヶ月ぶりにゴンさんに会うため韓国へ。韓国で約3週間交際。35歳の誕生日に籍を入れることを目標に、2人で日本へ。

2010年4月〜日本に帰国した翌日、家族全員に紹介しないまま入籍。愛知県一宮で新婚生活がスタート。

2010年9月〜台湾、スリランカ、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、タイ、ラオス、中国などの国々を夫婦で放浪。その後しばらく別居。

2011年12月〜ゴンさんはインドでガイドとして働くことになりインドへ。私も後からインドへ。

2012年3月〜ゴンさんが痔になり、急遽タイの病院へ。しばらくタイで静養生活。

2012年4月〜ゴンさんは韓国、私は日本へそれぞれ帰国し、しばらく別居生活。

2012年6月〜ゴンさんがソウルで勝手に物件契約。仕方なくアジアン雑貨店「南山アソーク」をオープン。

2012年12月〜南山アソーク閉店。夫婦でインド旅行。

2013年3月〜ゴンさんはニュージーランドへ。約半年間の別居生活。

2013年9月〜ついに韓国で部屋を借り定住。家賃は月23万ウォン。

2014年3月〜私達夫婦の出会いから結婚、放浪、貧乏生活などのエピソードが書籍に。韓国ソダム出版よりPark Kunwoo著「글로벌거지부부(グローバル乞食夫婦)」出版。

2014年6月〜ソウルに残るタルトンネ(貧民街)に引っ越し。家賃不要のチョンセ物件でのんびりとした生活が始まる。

2014年12月〜ソウルの寒さから逃れるため、約3ヶ月間、夫婦で台湾徒歩一周。

2015年3月〜Park Kunwoo著「글로벌거지부부」翻訳版が台湾で出版される。

2015年5月〜ゴンさんが韓国の大手旅行会社で添乗員として働きはじめ、貧乏脱出。

2016年5月〜ゴンさんは自由に生きることを選択、大手旅行会社を辞める。

2016年9月〜ゴンさんは添乗員、私はツアー客としてスペインサンティアゴ巡礼ツアーに参加。フランスのサン・ジャン・ピエド・ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの約800kmの巡礼路を踏破。

2019年4月〜韓国ソダム出版からゴンさん(박건우)の新刊「느리게 천천히 가도 괜찮아」出版。タイトルの日本語訳は「のんびりゆっくり行っても大丈夫」です。私たち日韓貧乏夫婦の台湾一周徒歩旅行記(韓国語版)です。

2019年11月〜YouTube配信中!




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