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南大門市場タチウオ横丁

久しぶりに南大門市場にやって来ました。

南大門市場は、伝統小物、食品、衣類、アクセサリー、登山用品、ペット用品、輸入食品、文具、ラッピング用品、革製品、メガネなど、何でも揃う市場として人気ですが、ショッピングだけでなく、タチウオ横丁、カルグクス横丁という地元の人で賑わうちょっとディープな食堂街もあります。

地下鉄4号線会賢(フェヒョン)駅5番出口を出ると、南大門市場のメインストリートに出ます。メインストリートをまっすぐ進んだ左側にタチウオ横丁の入口があります。通り過ぎてしまいそうな目立たない路地ですが、タチウオのイラストの看板が目印。ちゃんと?「タチウオの路地にある」と日本語の記載もありますよ。



タチウオ横丁に入って行くと、薄暗い路地の両側には太刀魚の煮付け専門店が何件も並んでいます。



どこのお店も賑わっていますが、ゴンさんが何度か行ったことのある「전주식당(ジョンジュシクタン)」に入ることに。ゴンさんは、1度行ったことがあるお店にしか行こうとしないので、このお店以外の味は知らないみたい。新しいお店を開拓するのも楽しいと思うんだけど。ゴンさんが知っているお店は、元カノと昔行ったお店ってパターンがほとんど。ここもやっぱりそうだ。おいしかったらなんでも良いけど…



古くて小さいお店ですが、お昼時はとても混雑しています。



韓国のタチウオの煮付けとは、タチウオの切り身をコチュジャンベースの辛いタレ、大根、長ネギなどと一緒に煮込んだ料理。少し辛いですが、スープには魚の出汁がよく出ていて、辛いだけではないおいしさがあります。

韓国では、煮込み料理の事をジョリムと言い、サバの煮込みはコドゥンオジョリム、太刀魚の煮込みはカルチジョリムと言います。

カルチジョリムは2人分以上から注文可能。2人分16,000ウォンです。白ご飯とキムチ、もやし、のり、たくわん、サービスでケランチム(蒸し卵)とカルチティギム(タチウオフライ)が付いています。



カルチグイは1人分8,000ウォン。こちらも定食になっています。



タチウオは小骨が多いので、少し食べにくいですが、身が柔らかくておいしい。



チョングッチャン6,000ウォンも追加注文。またご飯が出てきたような。こちらのチョングッチャンもとても濃厚でおいしいです。



メニューには日本語の記載もあります。



【全州食堂/전주식당(チョンジュシッタン)】
住所:ソウル特別市 中区 南倉洞 34-38(서울특별시 중구 남창동 34-38)
電話:02-756-4126
時間:7:00~21:00
休業日:日曜(2~3週間に一度休み。不定)、旧正月・秋夕(チュソク)の連休

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コメント

専門横丁

たちうお横丁勉強できました。イカやタコ、マグロやカツオ、アワビやサザエ・・そんな専門横丁があればご紹介ください。暑い時期の取材はたいへんだから、秋になったらネ。

Re: 専門横丁

敬助さん、いつもコメントありがとうございます!韓国にはまだまだ私の知らないお店がたくさんありますので、紹介したいと思います。ただ、外食は金銭的にハードルが高く、夫婦2人ではなかなか外食することがないのです。
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プロフィール

miki

名前 : miki

好きなもの:旅行、古いもの、ハンドメイド、節約、変なもの、おいしいもの、市場

タイ・バンコクの安宿で出会った9歳年下貧乏韓国人ゴンさん(Park Kunwoo)とスピード結婚。結婚当時は夫婦共に無職、夫の全財産は約2万円でした。

2004年〜初めてのタイバックパック旅行でタイにはまり、東南アジアを中心に一人旅をするように。

2009年12月〜バンコクの安宿で、日本語ペラペラ9才年下の韓国人ゴンさんに出会い一目惚れ。プロポーズされ、約2週間交際。

2010年3月〜3ヶ月ぶりにゴンさんに会うため韓国へ。韓国で約3週間交際。35歳の誕生日に籍を入れることを目標に、2人で日本へ。

2010年4月〜日本に帰国した翌日、家族全員に紹介しないまま入籍。愛知県一宮で新婚生活がスタート。

2010年9月〜台湾、スリランカ、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、タイ、ラオス、中国などの国々を夫婦で放浪。その後しばらく別居。

2011年12月〜ゴンさんはインドでガイドとして働くことになりインドへ。私も後からインドへ。

2012年3月〜ゴンさんが痔になり、急遽タイの病院へ。しばらくタイで静養生活。

2012年4月〜ゴンさんは韓国、私は日本へそれぞれ帰国し、しばらく別居生活。

2012年6月〜ゴンさんがソウルで勝手に物件契約。仕方なくアジアン雑貨店「南山アソーク」をオープン。

2012年12月〜南山アソーク閉店。夫婦でインド旅行。

2013年3月〜ゴンさんはニュージーランドへ。約半年間の別居生活。

2013年9月〜ついに韓国で部屋を借り定住。家賃は月23万ウォン。

2014年3月〜私達夫婦の出会いから結婚、放浪、貧乏生活などのエピソードが書籍に。韓国ソダム出版よりPark Kunwoo著「글로벌거지부부(グローバル乞食夫婦)」出版。

2014年6月〜ソウルに残るタルトンネ(貧民街)に引っ越し。家賃不要のチョンセ物件でのんびりとした生活が始まる。

2014年12月〜ソウルの寒さから逃れるため、約3ヶ月間、夫婦で台湾徒歩一周。

2015年3月〜Park Kunwoo著「글로벌거지부부」翻訳版が台湾で出版される。

2015年5月〜ゴンさんが韓国の大手旅行会社で添乗員として働きはじめ、貧乏脱出。

2016年5月〜ゴンさんは自由に生きることを選択、大手旅行会社を辞める。

2016年9月〜ゴンさんは添乗員、私はツアー客としてスペインサンティアゴ巡礼ツアーに参加。フランスのサン・ジャン・ピエド・ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの約800kmの巡礼路を踏破。

2019年4月〜韓国ソダム出版からゴンさん(박건우)の新刊「느리게 천천히 가도 괜찮아」出版。タイトルの日本語訳は「のんびりゆっくり行っても大丈夫」です。私たち日韓貧乏夫婦の台湾一周徒歩旅行記(韓国語版)です。

2019年11月〜YouTube配信中!




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