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釜山のマチュピチュ「甘川洞文化村(カムチョンドンムナマウル)」

韓国観光公社在韓日本人ネットワークブログ記者団の活動で、慶尚南道(キョンサンナムド)、昌原・釜山1泊2日のツアーに行ってきました。

ホテルチェックアウトし、甘川洞文化村(カムチョンドンムナマウル)へ移動します。とても行ってみたかった甘川文化マウル、楽しみです!



甘川文化村は、朝鮮戦争後、避難民が山の斜面に階段状に集落を作ったことから始まった村。2009年に「マチュピチュプロジェクト」として、街全体を壁画やアートで埋め尽くし観光地化されました。

家々がまるで1枚の絵のように美しく立ち並んでいます。その風景から、釜山の「マチュピチュ」と呼ばれ、テーマのあるホームプロジェクトや路地裏に隠れた造形作品ツアーなど、地域の住民たちにより再生された体験観光スポットとして脚光を浴びています。



まずは、2,000ウォンの甘川文化村ガイドブック(マップ)を購入するのがおすすめ。地図は効率的に回れるコースを絵付で詳しく紹介しています。また、地図にはスタンプラリーもあり、各所でスタンプをもらって最後にコミュニティーセンター「甘内オウルト」にてスタンプラリーを見せると記念のポストカードがもらえます。

「小さな博物館」では村の昔の姿を収めた写真と、住民から寄贈された思い出の生活用品70点を展示。



昔はトイレは各家庭にはなかったため、いったんこのような容器(下の丸い容器)に貯めていたのだそうです。



屋根の上に止まっている鳥もアート作品「人そして鳥」です。



顔は人間なのです。





村情報センター「ハヌルマル」の屋上展望台からの風景。



釜山の海も見えます。



ガイドさんに頑張ってついていきます。時間があまりないので、ゆっくり見ることができません。時々走ったりして、猛スピードで駆け抜けます。



今回は写真を撮るのが精一杯。









「幼い王子と砂漠キツネ」フォトゾーン。星の王子様が村を見下ろしています。王子様とキツネの間に座って写真を撮るのが大人気で、人の写り込まない写真を撮ることができませんでした。



王子様が見下ろしている風景はこんなん。





「希望の木」の前、おでん売ってたな。





「148階段」またの名を「星を見に行く階段」。それは、重い荷物を持ってこの階段を登ると、めまいがして星が見えるから。この階段では、木村拓哉さん主演の映画「ヒーロー」のロケが行われたそうです。





こちらが最後のポストカードをもらえる「コミュニティセンター甘内オウルト」。陶磁器体験工房、ギャラリー、カフェ、講座室、休憩場として使われています。スタンプは8個のうち4個しか押してなかったのですが、こちらと「ハヌルマル」のスタンプコーナーで1枚ずつ計2枚のポストカードをもらえました。



長い間使われていなかった公衆浴場を最小限の改築で再生させ、過去の浴場の跡を残しています。



「甘内オウルト」の屋上展望台から「148階段」が見えます。



村入口の「一つになる」フォトゾーン。





マウルバスの停留所からすぐの場所なので、わかりやすいです。ここも大人気。



甘川文化村は観光地であるとともに、住民の方たちの大切な生活の場です。散策の際には、大声を出さない、ごみを捨てない、写真撮影ではプライバシーに配慮するなど、マナーを守りましょう。それから、運動靴など歩きやすい靴を履いて行くことをおすすめします!

【감천문화마을(カムチョンムナマウル)】
■住所: 釜山広域市 沙下区 甘内2路 177-11 (부산광역시 사하구 감내2로 177-11)
■電話番号: 070-4219-5556、051-291-1444
■アクセス例:①ソウル駅からKTXで釜山駅へ(約2時間40分所要)②釜山駅からタクシー(約21分所要)
■地図:http://goo.gl/9hRiLf

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プロフィール

miki

名前 : miki

好きなもの:旅行、古いもの、ハンドメイド、節約、変なもの、おいしいもの、市場

タイ・バンコクの安宿で出会った9歳年下貧乏韓国人ゴンさん(Park Kunwoo)とスピード結婚。結婚当時は夫婦共に無職、夫の全財産は約2万円でした。

2004年〜初めてのタイバックパック旅行でタイにはまり、東南アジアを中心に一人旅をするように。

2009年12月〜バンコクの安宿で、日本語ペラペラ9才年下の韓国人ゴンさんに出会い一目惚れ。プロポーズされ、約2週間交際。

2010年3月〜3ヶ月ぶりにゴンさんに会うため韓国へ。韓国で約3週間交際。35歳の誕生日に籍を入れることを目標に、2人で日本へ。

2010年4月〜日本に帰国した翌日、家族全員に紹介しないまま入籍。愛知県一宮で新婚生活がスタート。

2010年9月〜台湾、スリランカ、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、タイ、ラオス、中国などの国々を夫婦で放浪。その後しばらく別居。

2011年12月〜ゴンさんはインドでガイドとして働くことになりインドへ。私も後からインドへ。

2012年3月〜ゴンさんが痔になり、急遽タイの病院へ。しばらくタイで静養生活。

2012年4月〜ゴンさんは韓国、私は日本へそれぞれ帰国し、しばらく別居生活。

2012年6月〜ゴンさんがソウルで勝手に物件契約。仕方なくアジアン雑貨店「南山アソーク」をオープン。

2012年12月〜南山アソーク閉店。夫婦でインド旅行。

2013年3月〜ゴンさんはニュージーランドへ。約半年間の別居生活。

2013年9月〜ついに韓国で部屋を借り定住。家賃は月23万ウォン。

2014年3月〜私達夫婦の出会いから結婚、放浪、貧乏生活などのエピソードが書籍に。韓国ソダム出版よりPark Kunwoo著「글로벌거지부부(グローバル乞食夫婦)」出版。

2014年6月〜ソウルに残るタルトンネ(貧民街)に引っ越し。家賃不要のチョンセ物件でのんびりとした生活が始まる。

2014年12月〜ソウルの寒さから逃れるため、約3ヶ月間、夫婦で台湾徒歩一周。

2015年3月〜Park Kunwoo著「글로벌거지부부」翻訳版が台湾で出版される。

2015年5月〜ゴンさんが韓国の大手旅行会社で添乗員として働きはじめ、貧乏脱出。

2016年5月〜ゴンさんは自由に生きることを選択、大手旅行会社を辞める。

2016年9月〜ゴンさんは添乗員、私はツアー客としてスペインサンティアゴ巡礼ツアーに参加。フランスのサン・ジャン・ピエド・ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの約800kmの巡礼路を踏破。

2019年4月〜韓国ソダム出版からゴンさん(박건우)の新刊「느리게 천천히 가도 괜찮아」出版。タイトルの日本語訳は「のんびりゆっくり行っても大丈夫」です。私たち日韓貧乏夫婦の台湾一周徒歩旅行記(韓国語版)です。

2019年11月〜YouTube配信中!




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