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ヨン様の陶芸の師匠チョン・ハンボン先生の窯元「聞慶(ムンギョン)窯」へ

韓国観光公社在韓日本人ブログ記者団の活動で、慶尚北道(キョンサンブッド)・聞慶(ムンギョン)への日帰りツアーに参加しました。

日本人には少しマイナーな聞慶(ムンギョン)とは、ソウルと釜山のちょうど真ん中あたりに位置し、朝鮮時代に地域と首都をつなぐ主要の峠道だった「聞慶セジェ」として広く知られた場所です。また五味子(オミジャ)やりんごの産地としても有名なんだそうです。

私たちが参加した聞慶ツアー「韓国100景第1位の聞慶セジェ浪漫の道と名匠の焼き物に触れる旅。」は、韓国100景第1位の聞慶セジェと聞慶セジェオープン撮影セット場、聞慶窯と陶泉陶磁美術館を巡る見どころ満載のコースです。とても人気があるようで、この日のツアー参加者は私たちを含め30人以上。日本語ガイド付きで案内をしてもらえます。

今回参加したツアー詳細はこちら。→韓国100景第1位の聞慶セジェ浪漫の道と名匠の焼き物に触れる旅。

こちらのツアーは韓国観光公社協賛商品「Koreaご当地シャトル旅」として、1人50,000ウォンの特別価格で提供される格安のツアー。コースは、聞慶(ムンギョン)の他、扶余(プヨ)、平昌(ピョンチャン)&江陵(カンヌン)、安東(アンドン)の4コースがあります。

ロッテホテル本館2階のツアーラウンジに集合し、午前8時半にソウルを出発!サービスエリアで休憩を挟み、聞慶へ向かいます。

高速道路が渋滞していたため、予定時間を遅れて到着。バスを降りたのは、こんなのどかなところです。懐かしい乗り物、テーラーが現役で走っていますよ!



私が子供の頃、ばあちゃんが運転するテーラーの後ろに乗ってよく畑についていきました。ばあちゃんがもう運転できなくなって、今では動かさずに放置されています。私の地元では、現役のテーラーは見ることができなくなりました。



最初の目的地は、韓国の人間文化財として知られている陶芸家の千漢鳳(チョン・ハンボン)先生の窯元、「聞慶窯」と 「陶泉陶磁美術館」です。





こちらは「聞慶窯」の登り窯です。「マンデンイ窯」と呼ばれ、土を丸めて窯のアーチを築いている登り窯です。



先生の娘さんの千慶妃(チョン・キョンヒ)先生がで2代目として技術を継承されています。



千漢鳳(チョン・ハンボン)先生がこの日はいらっしゃったので、直接お目にかかることができました。そして、先生自ら、美術館の展示について、日本語で説明してくださいました。日本の東京生まれで13歳まで日本で生活をされていたそうです。お年は80歳を過ぎていらっしゃいますが、お元気で声にハリがあります。







日本の皇室からの発注を受けて作った花瓶と同じものだそうです。



日本と韓国からの勲章が飾られています。



最後にお茶をいただきました。



湯呑みはもちろん先生の作品です。贅沢ですね。





普段にも使いやすそうな湯呑みや茶碗陶磁器作品をこちらで販売されています。







チョン・ハンボン先生は、ぺ・ヨンジュン氏の著書「韓国の美を探す旅」にも登場する、ヨン様の陶芸の師匠としても有名です。



【陶泉陶磁美術館】
■住所: 慶尚北道 聞慶市 聞慶邑 唐浦里137-1(경북 문경시 문경읍 당포리137-1)
■電話番号:054-572-3090
■アクセス:①東ソウル総合バスターミナルからバスに乗り、聞慶公用バス停留場で下車。(約2時間10分所要)。②タクシーに乗車し美術館へ(約15分所要)。


韓国観光公社在韓日本人ネットワーク

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miki

名前 : miki

好きなもの:旅行、古いもの、ハンドメイド、節約、変なもの、おいしいもの、市場

タイ・バンコクの安宿で出会った9歳年下貧乏韓国人ゴンさん(Park Kunwoo)とスピード結婚。結婚当時は夫婦共に無職、夫の全財産は約2万円でした。

2004年〜初めてのタイバックパック旅行でタイにはまり、東南アジアを中心に一人旅をするように。

2009年12月〜バンコクの安宿で、日本語ペラペラ9才年下の韓国人ゴンさんに出会い一目惚れ。プロポーズされ、約2週間交際。

2010年3月〜3ヶ月ぶりにゴンさんに会うため韓国へ。韓国で約3週間交際。35歳の誕生日に籍を入れることを目標に、2人で日本へ。

2010年4月〜日本に帰国した翌日、家族全員に紹介しないまま入籍。愛知県一宮で新婚生活がスタート。

2010年9月〜台湾、スリランカ、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、タイ、ラオス、中国などの国々を夫婦で放浪。その後しばらく別居。

2011年12月〜ゴンさんはインドでガイドとして働くことになりインドへ。私も後からインドへ。

2012年3月〜ゴンさんが痔になり、急遽タイの病院へ。しばらくタイで静養生活。

2012年4月〜ゴンさんは韓国、私は日本へそれぞれ帰国し、しばらく別居生活。

2012年6月〜ゴンさんがソウルで勝手に物件契約。仕方なくアジアン雑貨店「南山アソーク」をオープン。

2012年12月〜南山アソーク閉店。夫婦でインド旅行。

2013年3月〜ゴンさんはニュージーランドへ。約半年間の別居生活。

2013年9月〜ついに韓国で部屋を借り定住。家賃は月23万ウォン。

2014年3月〜私達夫婦の出会いから結婚、放浪、貧乏生活などのエピソードが書籍に。韓国ソダム出版よりPark Kunwoo著「글로벌거지부부(グローバル乞食夫婦)」出版。

2014年6月〜ソウルに残るタルトンネ(貧民街)に引っ越し。家賃不要のチョンセ物件でのんびりとした生活が始まる。

2014年12月〜ソウルの寒さから逃れるため、約3ヶ月間、夫婦で台湾徒歩一周。

2015年3月〜Park Kunwoo著「글로벌거지부부」翻訳版が台湾で出版される。

2015年5月〜ゴンさんが韓国の大手旅行会社で添乗員として働きはじめ、貧乏脱出。

2016年5月〜ゴンさんは自由に生きることを選択、大手旅行会社を辞める。

2016年9月〜ゴンさんは添乗員、私はツアー客としてスペインサンティアゴ巡礼ツアーに参加。フランスのサン・ジャン・ピエド・ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの約800kmの巡礼路を踏破。

2019年4月〜韓国ソダム出版からゴンさん(박건우)の新刊「느리게 천천히 가도 괜찮아」出版。タイトルの日本語訳は「のんびりゆっくり行っても大丈夫」です。私たち日韓貧乏夫婦の台湾一周徒歩旅行記(韓国語版)です。

2019年11月〜YouTube配信中!




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