南原(ナムウォン)「国楽の聖地」で韓国伝統音楽に触れる

南原市は、韓国の代表的な古典小説「春香伝(チュニャンヂョン)」の舞台としても知られています。

「春香伝」は、韓国版「ロミオとジュリエット」とも呼ばれる有名な恋愛古典。妓生(キーセン)の娘と両班(ヤンバン)の息子の身分を越えた恋愛を描いた物語で、パンソリの演目「春香歌(チュニャンガ)」として広まりました。

パンソリは、楽譜がなく、人の口から口へ歌い継がれてきた韓国の伝統音楽。2003年にユネスコの世界無形遺産に登録されました。

パンソリは、かつては12作品ほどの演目があったとされていますが、完全な形として残っているものは5曲、最も有名なのが「春香歌(チュニャンガ)」で、南原が舞台の「春香伝」の物語ということですね。

2007年に作られた南原市の「国楽の聖地」へ。様々なプログラムがあり、韓国の国楽について学ぶことのできる文化施設です。



周囲の風景も、のどかで癒されます。





1階は韓国の伝統的な楽器などを展示。ゆっくり見る時間がなく残念でした。







2階の舞台で、パンソリを観賞。長いものは何時間もかかるそうですが、コンパクトにまとめられていて、ちょっとだけかじれるのがいいですね。







パンソリで重要なのは、1番目に鼓奏者(鼓主)、2番目が歌い手、そして3番目は観客。この3者が一体となることが大切で、観客は「オルス」「チョッタ」「オリシグ」などの合いの手を入れます。悲しい場面では、合いの手の言葉が違います。



歌い手が手にもつ扇を観客に向けたら、それに合わせて合いの手を入れましょうとのことでした。でも、慣れていないから難しいです。



ソンビの舞い。ソンビの知的な雰囲気が動きで表現されています。





伝統楽器の演奏と歌。





そして、チャング(太鼓)作り体験。自分で作った太鼓は、持ち帰ることができるのでうれしいですね。私の部品はピンクでしたが、色は何色かありました。



丁寧に作り方を教えていただけるので、その通りにやれば、誰でも作ることできます。作ると言うよりは、組み立てですね。



完成形はこちら。太鼓の皮は牛革。韓国ではあらゆるものに陰陽があると考えられていて、太鼓の場合も、オスの皮とメスの皮を対にして貼ります。本当に良い太鼓は犬の皮を使ってあるとか。バチも左右で形が違います。



【国楽の聖地体験プログラム】
・伝統楽器(ミニチュアチャング)作成
ギフト贈呈用材料費15,000ウォン
・私たちのリズム(パンソリ、ナンタ、舞踊)学習
・国楽の聖地解説案内(ストーリーテリング)
・土曜パンソリ
毎年5~6月、9月~10月毎週土曜日11:00~11:30、13:00~13:30

■申し込み(お問い合わせ):事前(7日前)予約制
■火~土曜日の午前10時~午後3時



【국악의성지(国楽の聖地)】
住所:전라복도 남원시 운봉읍 비전길 69번지
電話:063-620-6905
ホームページ→http://gukak.namwon.go.kr

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プロフィール

miki

名前 : miki

好きなもの:旅行、古いもの、ハンドメイド、節約、変なもの、おいしいもの、市場

タイ・バンコクの安宿で出会った9歳年下貧乏韓国人ゴンさん(Park Kunwoo)とスピード結婚。結婚当時は夫婦共に無職、夫の全財産は約2万円でした。

2004年〜初めてのタイバックパック旅行でタイにはまり、東南アジアを中心に一人旅をするように。

2009年12月〜バンコクの安宿で、日本語ペラペラ9才年下の韓国人ゴンさんに出会い一目惚れ。プロポーズされ、約2週間交際。

2010年3月〜3ヶ月ぶりにゴンさんに会うため韓国へ。韓国で約3週間交際。35歳の誕生日に籍を入れることを目標に、2人で日本へ。

2010年4月〜日本に帰国した翌日、家族全員に紹介しないまま入籍。愛知県一宮で新婚生活がスタート。

2010年9月〜台湾、スリランカ、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、タイ、ラオス、中国などの国々を夫婦で放浪。その後しばらく別居。

2011年12月〜ゴンさんはインドでガイドとして働くことになりインドへ。私も後からインドへ。

2012年3月〜ゴンさんが痔になり、急遽タイの病院へ。しばらくタイで静養生活。

2012年4月〜ゴンさんは韓国、私は日本へそれぞれ帰国し、しばらく別居生活。

2012年6月〜ゴンさんがソウルで勝手に物件契約。仕方なくアジアン雑貨店「南山アソーク」をオープン。

2012年12月〜南山アソーク閉店。夫婦でインド旅行。

2013年3月〜ゴンさんはニュージーランドへ。約半年間の別居生活。

2013年9月〜ついに韓国で部屋を借り定住。家賃は月23万ウォン。

2014年3月〜私達夫婦の出会いから結婚、放浪、貧乏生活などのエピソードが書籍に。韓国のソダン出版よりPark Kunwoo著「글로벌거지부부(グローバル乞食夫婦)」出版。

2014年6月〜ソウルに残るタルトンネ(貧民街)に引っ越し。家賃不要のチョンセ物件でのんびりとした生活が始まる。

2014年12月〜ソウルの寒さから逃れるため、約3ヶ月間、夫婦で台湾徒歩一周。

2015年3月〜Park Kunwoo著「글로벌거지부부」翻訳版が台湾で出版される。

2015年5月〜ゴンさんが韓国の大手旅行会社で添乗員として働きはじめ、貧乏脱出。

2016年5月〜ゴンさんは自由に生きることを選択、大手旅行会社を辞める。

2016年9月〜ゴンさんは添乗員、私はツアー客としてスペインサンティアゴ巡礼ツアーに参加。フランスのサン・ジャン・ピエド・ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの約800kmの巡礼路を踏破。

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