2015/12/20
春香(チュニャン)テーマパーク
南原市の中心部を流れる蓼川(ヨチョン)を挟んで、広寒楼苑(クァンファンルウォン)の南側に「春香(チュニャン)テーマパーク」があります。チケットを購入し、長いエスカレーターを上ります。
まずは、南原郷土博物館に入ってみました。

南原郷土博物館で私が撮った写真は、なぜかこの1枚だけ。これが何なのかご存知でしたら教えてください。

春香テーマパークは、映画「春香伝」のロケ地だった場所だそうです。ドラマ「快傑春香」も撮影されました。
春香テーマパークに来たのに、次に撮った写真はこれでしたね。

春香テーマパーク内には「沈寿官陶磁器博物館(シムスグァントジャギパンムルグァン)」もあります。

沈寿官陶磁器博物館では、鹿児島の焼き物である薩摩焼の歴史について知ることができます。
薩摩焼の歴史は、文禄・慶長の役(1529~1598)、別名「やきもの戦争」で朝鮮出兵した薩摩藩17代藩主島津義弘が80人以上の李朝陶工を連れ帰ったことから始まりました。薩摩の地で開窯した陶工たちは、当時世界最高の陶芸技術を身につけており、優れた作品の数々を生み出してきました。
その陶工の1人が沈寿官。現在も先祖代々鹿児島で焼き物を作り続けています。
こちらの博物館には、15第目沈寿官が南原市に寄贈した12代~15代沈寿官の作品13点が展示されています。

私は薩摩焼の歴史について知らなかったため、展示を見ただけではよく理解ができなかったのですが、映像室で見た15代沈寿官の話がとても心に響きました。
高台に登ると、展望台があります。


一帯には、春香テーマパークのほか、南原ランド、春香文化芸術会館、国立民族国楽院、南原郷土博物館、ホテルやコンドミニアム、レストランなどがあり、1日かけて楽しめるようになっていて、南原観光団地と呼ばれています。

春香伝の場面を再現した置物などがたくさんあり、春香伝のストーリーを知っていれば、楽しめると思います。



【春香テーマパーク(남원춘향테마파크)】
住所:전라북도남원시양림길14-9
電話:063-620-5799
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